2016年12月 4日 (日)

Q&A補足:ビタミンEを含む食材について

こんにちは、KONTANです。

先日「猫の手作りごはんで気を付けること」という記事を書かせていただきましたが、その中で“魚を常食するのであればビタミンEを食事に添加することをおすすめします”と書かせていただきましたところ、その後「ビタミンEを多く含む食材を教えてください」とご質問をちらほらいただくようになりました。

そうは言っても、ネットで検索すれば簡単に情報は手に入る時代ですので、改めて私がお伝えする必要はないかもしれませんが、もしかしたらどなたかの参考になるかもしれませんので、お答えしてみることにしますね。

 

KONTANI的に、毎日ビタミンEを摂取する方法としてお勧めなのが、植物性のオイルを食事に取り入れていくこと
 
というのも、ビタミンEは脂溶性の栄養素。つまり、食材の中の“油”の中に溶けて含まれるので、ビタミンEを含む食材から抽出されたオイルにはビタミンEがしっかり含まれているので、効率よくビタミンEを摂取できるというわけです。
 

ビタミンEを豊富に含むオイルとしては、

一価不飽和脂肪酸(オレイン酸)が主成分
アルガンオイル、アーモンドオイル、アボカドオイル、ひまわり油、米ぬか油などなど

ω6系不飽和脂肪酸(リノール酸)が主成分
グレープシードオイル、パンプキンシードオイルなどなど

があります。

※オイル(脂肪酸)の分類について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください!
院長よもやま話その19)オイルシリーズ3
http://www.filou.jp/clinic/yomo/yomo19.html

  
調べて書き連ねてみましたが、私も使ったことのない油がたくさん!
油によって風味や味わい、加熱調理に向いているかどうかなども異なってきますので、ぜひ色々試して愛犬・愛猫の好みに合うオイルを見つけ出してください!

そして、ビタミンEだけでなく、ビタミンCやポリフェノールなども積極的に取り入れていくことで、複合的に酸化を予防することができます。それらもぜひ食事に取り入れてみてくださいね!
 
 
 【フィルウマルシェの抗酸化サプリメント】
  Uv_main_2 エフ水素


本日もご覧いただきありがとうございました。
 
 
KONTANI拝
 

人気ブログランキング
Photo


 
 
手作り食・声紋分析についてのご質問は
下記フォームよりお願い致します。
 

   元気に長生きのお手伝い       

体に優しいサプリメントショップ フィルウマルシェ

               
 

  【ペットクリニック フィルウ 手作り食 の 動物病院

  cloverFacebook【手作り食を楽しむ ペットホテルフィルウ】
   → http://www.facebook.com/pethotel.filou

  hairsalonフィルウ世田谷店のブログです♪
   → 三毛猫 花とゆかいな仲間たち

  restaurantフィルウ光が丘店のブログです!
   → フィルウ光が丘店の日々あれこれbyモフ猫太郎

2015年10月21日 (水)

Q&A 柔らかい食事だと歯が弱くなる?

こんにちは、KONTANIです。
 
先日、一問一答の受付を再開させていただきましてから、久しぶりにご質問を頂きました!ご質問いただけて光栄です。
 
2年ぶりのご質問(実際のご質問に回答するのは3,4年ぶりかもしれません)、張り切って回答させていただきたいと思います!

  

手作り食にしてから黒光りするほど毛艶がよくなり喜んでおります。しかし、一つ心配があります。毎日柔らかいものばかりあげていると、早くに歯が弱ってきませんか?

知り合いの家の犬は、ウェットフードを与えていて34年経ったころから歯がぐらつきなくなってしまったと言っていました。個体差があるとは思いますが、とても気になります。
アドバイス、対処方法などがあれば教えてください。よろしくお願いします。

 

ご質問ありがとうございます。

実はこれ、とてもよくいただくご質問のひとつです。以前、よもやま話でも同じ内容のことをお伝えさせていただいたことがありますので、よろしければぜひご覧になってみてください。

  よもやま話 その6) 
   ⇒手作り食だと歯が弱くなる?
  
 

まず最初にお伝えしておきたいのは、世の中に完璧な食事というものは存在しない!ということです。


手作り食をお勧めしているKONTANIではありますが、手作り食にはメリットだけではなく、デメリットもあります。ドライフードにだって、メリットもデメリットもあるんです。KONTANIが手作り食を進めているのは、自分がこれまで学んできた中で『ドライフードよりも手作り食の方がよりメリットが多い』とシンプルに感じているだけであって、決してドライフードを全否定しているわけではないんです。

 
「手作り食とドライフード、どっちの方がよいですか?」ともよく質問されますが、「手作り食とドライフードのメリットとデメリットを、飼主様が天秤にかけてどちらがよいか選ぶものであって、私が選ぶものではない手作り食をベターと感じる人もいれば、ドライフードをベターと感じる人もいる。それは人それぞれ」と考えているため、そのご質問には返答できません。ただ、その判断基準となる“メリット”“デメリット”をわかりやすくお伝えすることが自分の仕事なのだと考えています。

また、獣医師としてたくさんの犬猫の歯を見てきた経験上のお話をさせていただきますと、ドライフードを食べていようが手作り食を食べていようが、はたまたハミガキを含めた口内ケアをきちんとしようがしまいが、歯石が付く子は何をしてもついてくるし、歯が抜ける子は抜ける。個体差、といってしまうと残念な気持ちになりますが、これは実体験上、感じています。
ただ、歯が丈夫か弱いかには個体差はありますが、ベースがどうであれ、口内ケアをするかしないかでその後の状態に歴然とした違いが出てくるのは確かです。ですので、口腔内の状態を気にするのであれば、食事内容で迷うのではなく、その前後の口内ケアを心がけることで歯および口腔内の状態を予防されるのがいいと思いますよ!
  

さて、そこまでお伝えしたうえで…
私の本来のお仕事である、『それぞれの食事が口腔内に及ぼすメリットデメリット』をお伝えしたいと思います。

ドライフードの歯および口腔内に対してのメリットと考えられるのは
●固いものを噛むことで歯(顎)を丈夫にする。
ということと、
●噛み砕いた時に歯がこすれるので、その際に歯石が削れる。
ということがあるかなと思います。

デメリットとしては、
●ドライフードのみで食事をすると、口の中が乾燥してしまう
ということと、
●ドライフードを噛み砕いて食べると、フードかすが歯に残りやすい
ということがあるかなと思います。

デメリットに関しては、私たちが水分補給をせずにクッキーやビスケットを食べるところをイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。口の中が乾きますし、粉っぽさが残りますよね?それでも私たちは、なにか飲んだり、うがいをしたり、ハミガキをすることでその口のもたつきを解消することができますが、犬や猫はそんなわけにはいきませんから、食べかすがそのまま歯に残る&口の中が乾いてしまって、雑菌繁殖の温床となってしまう可能性があります。


一方で手作り食の歯および口腔内に対してのメリットと考えられるのは
●水分が多いので、口の中に食べかすが残りにくい
●口腔内の乾燥を防ぐことができる

ドライフードとは逆ですね。手作りの場合は、とにかく水分がしっかり含まれていることで、雑菌繁殖を抑えてくれるので、それがメリットと言えます。

デメリットは、
●あまり噛まないので、顎の筋肉が付きづらい
●噛むことで生じる脳への刺激・体の反射区への刺激が減る

ということがあげられるかと思います。

毎日を元気に過ごすためには、やはり定期的な脳への刺激や反射区への刺激が生じることが望ましいと思いますので、噛めるならたくさん噛んだ方がよい!というのは確かにそうだと思います。

 

ドライフードで生じるデメリットに関しましては、食後にたっぷり水を飲んでもらうこと(口の中を洗い流す)や、ハミガキをして食べかすを取り除くことで対応できますし、同じく手作り食で生じるデメリットに関しても、たとえばロープやボールなどを使って引っ張り合って遊んだりすることでフォローアップはできます。つまり、どちらの食に関しても、致命的な(フォローアップできないような)デメリットはないと思います。
  

 そして、改めて申し上げますが、これらのメリットデメリットは、あくまで「歯」に関してのことだけであって、ドライフードや手作り食の他の部分のメリットデメリットに関しては全く触れていません。ですので、今回私がお話しした情報だけでドライフードの方がいいだとか手作りの方がいいだとか判断することはお勧めできません。

たとえば、手作りの歯への影響が期待するものがなかったとしても、「黒光りするほど毛艶がよくなった」というのは、間違いなく手作り食のメリットの一つだと思います。そういった、たくさんのメリットとたくさんのデメリットを理解して、ご自身の愛犬・愛猫に適した食事を選んでいただければと思います。

 
結局だいぶ長くなってしまいました…短くまとめられないところは、2年たっても成長しなかったようです(涙)
それでは今日はこれにて失礼致します!

今日もご覧いただきありがとうございました。
 
 
riceball  riceball  riceball  riceball  riceball  riceball  riceball  riceball  riceball
 
また、食事についてのご質問の受付を再開いたします。
手作り食に疑問がある場合には
 
 ↑ ↑ ↑
 
上記フォームよりご質問くださいませ。
  
riceball  riceball  riceball  riceball  riceball  riceball  riceball  riceball  riceball 
 

KONTANI 拝

 

  【ペットクリニック フィルウ 手作り食 の 動物病院

  cloverFacebook【手作り食を楽しむ ペットホテルフィルウ】
   → http://www.facebook.com/pethotel.filou

  hairsalonフィルウ世田谷店のブログです♪
   → 三毛猫 花とゆかいな仲間たち

  restaurantフィルウ光が丘店のブログです!
   → フィルウ光が丘店の日々あれこれbyモフ猫太郎

  dogしつけ・トレーニングのブログです☆
  → 豆太郎のWNAトレ

2015年10月11日 (日)

油(オイル)について:トランス脂肪酸 

こんにちは、KONTANIです。
連休なのに、あいにくの雨ですね。
光が丘公園は本日お祭りのはずですが、
滞りなく開催されていると良いのですが。
さて、本日はトランス脂肪酸について。
 
トランス脂肪酸がヨクナイ!というのは
皆様耳にしたことがあるかもしれません。
世界各国で規制対象になっているという
話もあります。
今まで漠然と
体に悪いものなんだな~
食べないようにしなきゃな~
と考えていましたが、
ふと
『なにがそんなに悪い物なんだろう?』
と思ってしまったので…いつものごとく、
調べてみることにいたしました。
ということで、まずは
トランス型脂肪酸とはなんぞや?
というところから。
 
不飽和脂肪酸は、
炭素の二重結合の立体構造の違いにより
【シス型】と【トランス型】の2種類に分かれます。
 
天然の不飽和脂肪酸のほとんどは
【シス型】として存在しています。
 
一方、【トランス型】は、
油脂を高温処理や水素添加など加工する際に
生じるもので、自然界にはほとんど存在しません。
 
 
トランス型脂肪酸の特徴として
●沸点が上がって固体化しやすくなる
●酸化しづらくなる
という特徴があります。
これは“腐りにくく保存しやすい”ということでもあります。
腐りにくくて保存が効くならいいことじゃないか、
と思われるかもしれませんが、実際問題として
トランス型脂肪酸はヨーロッパ、アメリカなどで
その健康被害が提唱されているんですね。
 
 
ただ、残念ながら、
トランス脂肪酸がどのような作用機序で体への
悪影響を引き起こすのかという科学的な説明は、
私が調べた限りでわかりませんでした。
それでも、調べていく間に
興味深い記事を発見しましたので、
皆様にご紹介させていただきます。
この記事のなかの
『アレルギーとトランス脂肪酸の関係』
という文章が非常に興味深かったです。
不飽和脂肪酸は、生体膜を作る原料になります。
そして、通常の細胞膜は
シス型の脂肪酸で構成されています。
そこに、同じように見えて化学構造の違う
トランス型の脂肪酸が入り込んでしまうことになると、
生体膜が正常な働きができなくなる可能性は
十分にありうるだろうと思います。
また、不飽和脂肪酸は
ホルモンの材料として使用されますが、
シス型ではなくトランス型の脂肪酸で
ホルモンが作られてしまったら?
生体膜と同様に、正常な働きができなくなくなる
可能性があるのでは?と私も思います。
トランス型脂肪酸に関しましては、
まだまだ未知な部分が多く、
頭ごなしに 良い悪いをお伝えすることはできませんが、
現時点で手にしている情報で判断するならば、
摂取は控えたほうがよさそうかなと考えています。
 
 
太郎のオイルレポートもぜひご参考になさってください!
 
 
 
riceball  riceball  riceball  riceball  riceball  riceball  riceball  riceball  riceball
また、食事についてのご質問の受付を再開いたします。
手作り食に疑問がある場合には
 
 ↑ ↑ ↑
 
上記フォームよりご質問くださいませ。
  
riceball  riceball  riceball  riceball  riceball  riceball  riceball  riceball  riceball 
 

紺谷有子 拝

 

  【ペットクリニック フィルウ 手作り食 の 動物病院

  cloverFacebook【手作り食を楽しむ ペットホテルフィルウ】
   → http://www.facebook.com/pethotel.filou

  hairsalonフィルウ世田谷店のブログです♪
   → 三毛猫 花とゆかいな仲間たち

  restaurantフィルウ光が丘店のブログです!
   → フィルウ光が丘店の日々あれこれbyモフ猫太郎

  dogしつけ・トレーニングのブログです☆
  → 豆太郎のWNAトレ

2015年10月 4日 (日)

油(オイル)について:不飽和脂肪酸の種類・分類

こんにちは。KONTANIです。
週末の練馬は、秋晴れの続くよいお天気でした!
 
光が丘公園でたくさん遊んで汚れちゃったのかな?
飛び込みシャンプーを希望されるワンコさんもいて、
なかなかににぎやかな週末でしたよ~。
 
 
そして、なんといっても食欲の秋!
美味しいお野菜がたくさん並び始めましたね!
人も犬も猫もおいしく戴いています。
 
 
手作り食を学びたい方のための
食育入門講座 次回開催は
 
10月28日(水)
 

詳細はこちらでご確認ください^^
http://www.filou.jp/food/index.html

 
 
さて、それでは本題に…。
 
前回の記事では、脂肪酸の働きの総論を
お伝えさせていただきました。
今回の記事では、各脂肪酸について(各論)を
お伝えしてみようと思います。
 
 
脂肪酸の分類は、以前お伝えした通り。
 
 『飽和脂肪酸』と『不飽和脂肪酸』
 に分類され、
 
 『飽和脂肪酸』は長鎖・中鎖・短鎖脂肪酸
 に分類され、
 
 『不飽和脂肪酸』は一価と多価不飽和脂肪酸
 に分類されます。
 
 更に、
 『多価不飽和脂肪酸』は
 n3(ω3)系、n6(ω6)系などに分類されます。
飽和脂肪酸は
長鎖・中鎖・短鎖脂肪酸は各々違いはあれど、
主にエネルギーとして利用される脂肪酸です。
二重結合を含まず、安定しているのも特徴です。
 
 
不飽和脂肪酸は、
炭素と炭素の結びつきに
二重結合が存在する脂肪酸の総称です。
その中でも、
 
二重結合がひとつだけで安定しているものを
【一価飽和脂肪酸】と呼び、
 
二重結合を二つ以上もつものは
【多価不飽和脂肪酸】と呼んで分類されます。
 
 
 
【一価不飽和脂肪酸】
 
二重結合がひとつ存在はしますが、
熱に強く、酸化しにくい安定した脂肪酸です。
 
胃酸分泌のバランスも整えて胸やけや胃もたれを予防し、
また、腸内運動を促進し、便秘の改善も期待できます。
コレステロールの調整を行うことも知られています。
 
主な脂肪酸はオレイン酸です。
 
また、パルミトレイン酸は皮膚の脂質に含まれているため、
皮膚の再生に役立つといわれています。
 
 
【多価不飽和脂肪酸:n3系(オメガ3系)】
 
熱に弱く、酸化しやすい脂肪酸です。
主な脂肪酸はαリノレン酸。
 
αリノレン酸は、摂取すると
体内で必要に応じてEPA、DHAに変換されて
利用されます。
 
<< αリノレン酸⇒EPA⇒DHA >>
 
αリノレン酸は
必須脂肪酸(体内合成できない脂肪酸)のため、
食材からαリノレン酸もしくはEPA・DHAを
適宜摂取する必要があります。
 
n3系の脂肪酸は脳を作る重要な成分で、
学習能力を高めたり
集中力や記憶力の低下を防いだり
認知症の予防として効果がある
ことが認められています。
 
また、アレルギー症状の緩和にも
効果があるといわれています
 
 
【多価不飽和脂肪酸:n6系(オメガ6系)】
n3系と同じく、酸化しやすい脂肪酸です。
主な脂肪酸はリノール酸。
 
リノール酸を摂取すると、
必要に応じてリノレン酸とアラキドン酸に変換されます。
 
<< リノール酸⇒γリノレン酸⇒アラキドン酸 >>
※ただし、猫はアラキドン酸を生合成できませんので、
食事から摂取する必要があります。
 
犬はリノール酸が必須脂肪酸、
猫はアラキドン酸も必須脂肪酸になります。
アラキドン酸は
脳の発達に大きな影響を及ぼしますし、
炎症反応にも関わります。
非常に大切な脂肪酸であることは間違いありませんが、
ただ、過剰摂取はn3系のオイルの働きを妨げ、
アレルギーを悪化させたり、老化を促進してしまったり、
免疫力を弱めたりなどの事態を引き起こすこともあるので、
摂りすぎには注意が必要です。
 
 
 
多価不飽和脂肪酸は、
いろいろな効能が期待されています。
現在、ペットで積極的に用いられている分野は、
「皮膚病」「痴呆」ですね。
 
ただし、多価不飽和脂肪酸はかなり酸化が早いので、
サプリメントとして摂取する場合には
カプセルコーティングされているものを摂取するのが
お勧めです。
 
 
さて、ざっと脂肪酸の特性について触れてみました。
文章だと分類がわかりにくいと思いますので、
脂肪酸の分類を表にしてみました。
こちらもよろしければ参考になさって下さい。
Photo
また、太郎くんがちまちまと
オイルレポートの各論を更新してくれていますので、
ぜひ、そちらもご覧になっていただければと思います。
 
 
太郎のオイルレポート
 
 
最後に…
私が手作りごはんを作るときに気にするのは、
【油脂の酸化】です。
 
どんなによいオイルを使ったとしても、
そのオイルが酸化た油、
つまり“過酸化脂質”を大量に含んでいたとしたら、
摂取することがメリットになるどころか、
相当の負担を体に生じさせることになります。
酸化しやすい多価不飽和脂肪酸が中心のオイルは、
加熱せずにそのまま食事に加えて使用すること。
また、フタをしっかり締めて冷蔵庫で保存し、
1か月くらいで使い切ることを心がけましょう。
 
一価不飽和脂肪酸および飽和脂肪酸を
中心としたオイルは加熱調理に使用するもよし、
そのまま食事に加えて使用するもよしです。
 
ただし、いかに酸化しにくい油だとしても、
『酸化しない』わけではありません。
スピードが遅いだけで
油脂の劣化は着実に進んでいきますので、
 
消費期限はしっかり守って、
期限内に使い切るようにしましょう!
 
 
しっかり理解して、
必要に応じて使い分けることができるといいですよね!
riceball  riceball  riceball  riceball  riceball  riceball  riceball  riceball  riceball
また、食事についてのご質問の受付を再開いたします。
手作り食に疑問がある場合には
 
 ↑ ↑ ↑
 
上記フォームよりご質問くださいませ。
  
riceball  riceball  riceball  riceball  riceball  riceball  riceball  riceball  riceball 
 

紺谷有子 拝

 

  【ペットクリニック フィルウ 手作り食 の 動物病院

  cloverFacebook【手作り食を楽しむ ペットホテルフィルウ】
   → http://www.facebook.com/pethotel.filou

  hairsalonフィルウ世田谷店のブログです♪
   → 三毛猫 花とゆかいな仲間たち

  restaurantフィルウ光が丘店のブログです!
   → フィルウ光が丘店の日々あれこれbyモフ猫太郎

  dogしつけ・トレーニングのブログです☆
  → 豆太郎のWNAトレ

2015年9月30日 (水)

油(オイル)について:脂肪酸の働き・役割

みなさまこんにちは、KONTANIです。
 
暑くなったり寒くなったり、なかなか予想のつかないお天気が続きますが、体調など崩されていませんか?ワンちゃん猫ちゃんも、体調を崩しやすい時期です。水分をしっかり取って、美味しいごはんを食べて、ほどほどに運動をして、元気に過ごしてくださいね!
 
ペットの食事に関心がある方のために、ペットの食育入門講座も開催しています。
詳細はこちらでご確認ください。
http://www.filou.jp/food/index.html
 
 
さてさて、前回の記事にて、脂肪酸の化学的な分類をお伝えさせていただきました。今回のお題としましては、実際に、脂肪酸がどのような役割を果たしているのか?についてつらつら書いてみたいと思います。
 
 
脂肪酸の主な働きには、
① エネルギー源となる
② 脂溶性ビタミンの吸収を促進する
③ 細胞膜や脳神経組織を作る材料となる
④ ホルモン生成・生理活性物質の生成に関わる
などがあります。
 
順に確認していきましょう。
 
① エネルギー源となる
 
脂質というと、すぐに使われないと貯蔵される、そして、必要なときにエネルギーとして使われる…というイメージではありませんか?
 
実は、脂質がもたらすエネルギーには2種類あって、なにかの時のために貯蔵されるエネルギーとすぐに消費に回される即効性のエネルギーがあります。
 
貯蔵されるエネルギーのほとんどは、飽和脂肪酸の中の長鎖脂肪酸。この脂肪酸が貯蔵に回される理由は、化学的に非常に安定しており長期間でも酸化を受けづらいことがあげられます。また、消化吸収の方法も貯蔵寄りの仕組みになっており、エネルギーが豊富に供給されている状況では貯蔵に回りやすい脂質と言えます。
 
一方、飽和脂肪酸の中でも中鎖脂肪酸は貯蔵に回らず即効性のエネルギーとして消費される脂質です。ですので、貯蔵エネルギーを増やしたくないときは、長鎖脂肪酸および糖質を中鎖脂肪酸に置き換える方法が有効です。
 
 
※中鎖脂肪酸に関しては、光が丘店ブログで太郎くんがちょっぴり詳しく説明してくれています。ぜひそちらもご覧になってみてください♪
 
 
 
② 脂溶性ビタミンの吸収を促進する
 
これはそのままですね。【脂溶性ビタミン=油脂に溶けて体内に吸収されるビタミン】なので、摂取油脂が少ないと脂溶性ビタミンの吸収は悪くなってしまい、体に悪影響が生じます。
 
ちなみに、脂溶性ビタミンには
 
ビタミンA(レチノール)…皮膚や粘膜の性状保持・視覚の正常化・発育に関与
 
ビタミンD(カルシフェロール)…カルシウムやリンなどのミネラルの代謝や恒常性の維持・骨の代謝に関係
 
ビタミンE(トコフェロール)…抗酸化作用により、体内の脂質(多価不飽和脂肪酸)の酸化を防ぐ。
 
ビタミンK(フィロキシン)…血液凝固、骨の形成に関与。
 
があります。どれも結構重要ですよ!
 
 
 
③ 細胞膜や脳神経組織を作る材料となる
 
細胞膜を作る主な構成要素はリン脂質。そのリン脂質の材料になるのが不飽和脂肪酸です。特にDHA、EPA、アラキドン酸は、脳のニューロンの成長に関わり、思考能力・集中力・記憶に大きく影響します。
 
 
 
④ ホルモン生成・生理活性物質の生成
 
ステロイドホルモンや性ホルモンなどは、コレステロールから合成されます。
 
コレステロールは、食事から吸収される以外に体内で合成されますが、その際に不飽和脂肪酸を原料として作られます。また、生理活性物質で炎症反応プロセスに関わるプロスタグランジンは、不飽和脂肪酸のアラキドン酸より作られます。
 
   
いかがですか?”脂肪”の概念が少し変わってきましたでしょうか?
 
長鎖脂肪酸を摂取しすぎると、エネルギー過多になり太ってしまうのは真実ですが、脂質には、単純なエネルギー供給以外にも役割があり、それらが不足することで
ホルモンの生成が不十分になってしまったり、
脳のニューロンの成長が妨げられたり、
ビタミンの吸収が阻害されてしまったり、
などという弊害が出てくるんですね!
 
 
 
というわけで、今回のブログではざっと、”脂肪酸”全体の働きについてお伝えさせていただきました。次回は各々の脂肪酸(特に多価不飽和脂肪酸)の働きについてお伝えしたいと思います!
 
 
 
*  *  *  *  *  *  *  *  *  
 
食事についてのご質問の受付を再開いたします。
手作り食に疑問がある場合には
 
 ↑ ↑ ↑
 
上記フォームよりご質問くださいませ。
   
*  *  *  *  *  *  *  *  *  

 

KONTANI 拝

 

  【ペットクリニック フィルウ 手作り食 の 動物病院

  cloverFacebook【手作り食を楽しむ ペットホテルフィルウ】
   → http://www.facebook.com/pethotel.filou

  hairsalonフィルウ世田谷店のブログです♪
   → 三毛猫 花とゆかいな仲間たち

  restaurantフィルウ光が丘店のブログです!
   → フィルウ光が丘店の日々あれこれbyモフ猫太郎

  dogしつけ・トレーニングのブログです☆
  → 豆太郎のWNAトレ

2015年9月27日 (日)

油(オイル)について:脂肪酸の種類

こんにちは、KONTANIです。

手作りごはんをお仕事にしてはや8年がたちました。8年も手作りごはんを作り続けておススメしていると様々なご質問を頂くわけですが…そんななかでもよくご相談を受けるのが『油(オイル)について』。
 
油(オイル)と一言でいっても、豚や牛肉などのお肉に含まれる脂だったり、植物性の油だったりいろいろありますし、また、植物性の油だけで考えても、オリーブオイル、ごま油、あまに油、最近はやりのココナッツオイル…などなど、覚えきれないくらいの種類の油が存在しています。
 
フィルウの手作りごはんにも、ちょこちょこと油(オイル)は登場します。
 
 
必ずしも油(オイル)を使う必要があると思っているわけではありません。お肉やお魚を与えない食生活であれば別ですが、お肉も野菜もバランスよく摂取している環境であれば、
油を敢えて加えなくても問題ないことがほとんどです。

ですが、油(オイル)にはたくさんの魅力があるのも確かですし、上手に使えば健康に一役買ってくれるのもその通りです。

一方で、間違った使い方をしてしまうと、体に負担をかけてしまう場合もあるので、オイルの特性をしっておいて損はありません!

 
ということで、KONTANIがわかる範囲で、オイルについて語ってみたいと思います。 長くなりますので、3回に分けてお伝えさせて頂きますね! 
 
 
* * * * * * * * * * * * * *
 
とりあえず、オイルといえば植物由来・動物由来・魚由来という認識で把握していらっしゃる方が多いのでは?と思いますし、私も、飼主様とお話をするときには、そのように表現することが多いです。
      
大まかにはその分類で問題はないのですが、厳密に特性や効能を考える場合には、植物由来か、動物由来かではなく、オイルに含有されている脂肪酸の種類を理解する必要があります。
 
脂肪酸とは、脂質(油・脂)を作っている成分です。脂肪酸には様々な種類がありますが、大まかには「化学式の中に含まれる炭素の数」「炭素と炭素の結びつきに二重結合が存在するかどうか」で分類されます。
※脂肪酸についてお話ししようとすると、どうしても化学のお話がはずせません。わかりにくいかと思いますがどうぞご勘弁を!
 
化学式の中に含まれる炭素の数、つまり炭素の鎖の長さで分類した場合は、【短鎖脂肪酸】【中鎖脂肪酸】【長鎖脂肪酸】に分かれます。
 
 
長鎖脂肪酸】とは…
一般的な油脂に一番含まれている脂肪酸で、体内に吸収された後、リンパ管・静脈を通って脂肪組織、筋肉、肝臓に運ばれ蓄積され、必要に応じて分解されエネルギーとして働きます。
中鎖脂肪酸】の特徴は…
消化吸収が非常に速いということです。門脈を経て直接肝臓に運ばれて分解されるため、
長鎖脂肪酸に比べ、消化吸収のスピードが4倍も早いそうです。 中鎖脂肪酸を含む油脂としては、ココナッツオイルが有名です!
 
短鎖脂肪酸】とは…
そのほとんどが食物由来ではなく腸管内で発生するため、食品からの摂取を気にする必要はあまりありません。主な働きは、大腸の粘膜細胞にエネルギーを供給。
カルシウム、マグネシウム、鉄の吸収を助ける、などです。
 
 
炭素と炭素の結びつきに二重結合が存在するかどうかによる分類ですが、炭素同士の結合に二重結合を有しないものは【飽和脂肪酸】、二重結合を有するものは【不飽和脂肪酸】と呼ばれ区別されます。
   
飽和脂肪酸】は、炭素同士が一重結合で安定して結びついているため、炭素同士の結びつきに酸素が割り込んでくることが少なく、したがって酸化が起こりにくい安定した性質を持っています
 
逆に、【不飽和脂肪酸】は二重結合が存在するため酸素の入り込むスペースが多少なり存在するため、酸化しやすく不安定な性質をもちます
 
 
余談…
世間一般的には飽和脂肪酸はNGで不飽和脂肪酸はOK!と思われがちですが、KONTANI的に一番NGなのは
酸化した不飽和脂肪酸だと思います。
 
 
特に不飽和脂肪酸に関しましては、二重結合の数により【一価不飽和脂肪酸】【多価不飽和脂肪酸】に分類されます。
またさらに、鎖のどの位置に二重結合があるかで 【n3系(オメガ3系)】【n6系(オメガ6系)】【n9系(オメガ9系)】などに分類されます。
 
 
とりあえず、脂肪酸の大まかな分類を書いただけでもかなりの文章量になってしまったので、本日はここまでとさせていただきます!
分類が細かくなってきて分かりにくいかと思いますが、大事な概念ですので、ぜひご記憶にとどめていただければ幸いです。
 
 
 
riceball  riceball  riceball  riceball  riceball  riceball  riceball  riceball  riceball
 
また、食事についてのご質問の受付を再開いたします。
手作り食に疑問がある場合には
 
 ↑ ↑ ↑
 
上記フォームよりご質問くださいませ。
   
riceball  riceball  riceball  riceball  riceball  riceball  riceball  riceball  riceball 
 

KONTANI 拝

 

  【ペットクリニック フィルウ 手作り食 の 動物病院

  cloverFacebook【手作り食を楽しむ ペットホテルフィルウ】
   → http://www.facebook.com/pethotel.filou

  hairsalonフィルウ世田谷店のブログです♪
   → 三毛猫 花とゆかいな仲間たち

  restaurantフィルウ光が丘店のブログです!
   → フィルウ光が丘店の日々あれこれbyモフ猫太郎

  dogしつけ・トレーニングのブログです☆
  → 豆太郎のWNAトレ