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2020年7月19日 (日)

梅の毒性について

みなさまこんにちは、KONTANIです。
今年は梅雨が長いですね。
自宅の湿気が気になる今日この頃です。
このじめじめに気が滅入りますが、そんな鬱な気持ちを吹き飛ばす
素敵なプレゼントをいただきました。

20200718

KONTANIの大好物の梅酒です♡
飼い主様がご自宅の梅で漬けられたという梅酒、
飲み頃が待ち遠しくてたまりません(笑)


可愛い瓶で焼酎に浮かぶ梅を眺めながら、
「青い梅って毒があるんだよなー」とふと思いまして。

犬猫には基本的に食べさせることはないものなので、
梅の毒に関してはこれまでほとんど触れたことはなかったのですが、
よく考えれば梅だって立派な食材なんですよね。
「毒がある食材」という意味で、
お伝えしておいても良いのかもしれないなぁと思い立ちました。


ということで、今回は「梅の毒性」に関してお伝えしてみたいと思います。


青梅には「青酸配合体」と呼ばれる成分が含まれます。
この青酸配合体そのものには毒性はないのですが、
体内で特定の酵素で分解されることで青酸(シアン化水素)となります。

 

このシアン化水素に毒性があるんですね。

 
 
シアン化水素大量摂取すること急性中毒を引き起こします。
シアン化水素は血液中に存在するヘム鉄(酸素運搬体)にくっつき、
全身への酸素供給を邪魔するんですね。

酸素供給を邪魔する、ということは、すなわち
体のあちこちの細胞がスムーズに呼吸できなくなるということ
その結果、呼吸困難やめまいなどの症状が生じてしまったり、
場合によっては死に至ることもあります。


これだけ聞くと、梅ってなんて危険な物体なんだ!

と思えてしまいますよね。

とはいえ、今まで『玉ねぎ中毒』は聞いたことがあっても、

『梅中毒』という言葉を(少なくとも私は)聞いたことがありません。

そう考えると、そんなに簡単に中毒になるものでもないんだなと
思えたりします。

実際に梅を摂取することでの中毒発生は
人でも非常に少ないらしく、
中毒になりにくい理由としては、


①そもそも梅の中に含まれる青酸配合体の量は非常に少ないこと。
(中毒になるには300個とか食べなければならないらしい)


②青酸配合体は木になりたての青梅(若い梅)の時期に一番多く、
 その後は梅の
実が成長するに伴って徐々に分解が進み、
 実に含まれる青酸配合体の含有量は減っていくということ

③漬けたり干したりすることで青酸配合体の分解が進むこと。

 

上記の理由が挙げられるようですね。

ちなみに、私たちが実際に口にする梅の実は、
梅干しや梅シロップ、梅酒などの加工したものがほとんどです。
そう思うと、
シアン化水素による毒性を心配する必要は
ほぼないといって良いと思います。

 

さて、その上で。
梅の実を動物に対して与えて良いかどうか?
という話になりますよね。

少量であれば、梅干しや梅肉エキスなどの
梅の加工品を
ペットに与えることに関しては
問題ありませんし、疲労回復や腸内環境の改善、
ミネラル補給などの効能もあります。



ただし注意したいのは、梅の毒以上に「梅の種」。
梅の種は、犬や猫のサイズによっては
気管や腸に詰まって呼吸困難や腸閉塞の原因となることがあります。
梅の実に含まれる青酸配合体以上に危険なので、
間違っても種を摂取させることがないよう気をつけてくださいね。


あとは、梅干しの場合も塩分量がかなり強いものがありますので、
与える場合には塩分中毒に注意する必要がありますね。

生であっても加工品であっても、そしてどんな食材であっても、
過ぎたるは及ばざるが如し。
食べ過ぎでいいことはあまりありませんので
取り入れる場合もほどほど、バランスよくいただきましょう♪

本日も、ブログをご覧いただきましてありがとうございました。
 
 

KONTANI拝   
 

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