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2017年4月19日 (水)

フィラリアの予防について その1

       

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みなさまこんにちは、KONTANIです。

だいぶ暖かくなりましたね!
過ごしやすい時期になったな〜と思っていたら、ふお〜んと飛んでいる蚊を発見。
ああ、もう蚊が出る時期になったんだ!とちょっと身が引き締まりました。

 

蚊といえばフィラリアに直結して考えてしまう私は職業病だなと思ったりしますが、大事なことなので、この機会にフィラリアの予防についてお話ししてみようかと思います。

 

代替医療にかかわるお仕事をさせていただいているためか、飼主様からよく「フィラリアのお薬は飲ませなきゃダメでしょうか?フィラリアのお薬に変わる、体に負担がないものはないでしょうか?」というご質問をいただきます。
やはり、必要とはわかっていても、毎月毎年お薬を飲ませ続けなければならない、ということに対してご負担に感じられる方が多いようです。

なるべくならお薬を飲ませたくない、というご不安やご心配はよく理解できるのですが、ただ、私はフィラリアの薬は飲ませるべきだと思います。

それはなぜか?ということをお伝えしようとすると、そもそもフィラリアとはなんぞや?というところからお話しする必要が出てきますのでちょっと長くなってしまいそうですが、皆様、よろしければお付き合いください!

 

まずは《フィラリア》というものについてお話させていただきますね。

フィラリアは正式名称を「犬糸状虫」といい、犬(や猫)の体内に寄生する“寄生虫”の一種です。
フィラリアは体内で成長し、そのうち心臓や肺動脈に住み着きます。そうめんのような形状をしており、成虫になると最長30cmほどにもなります。

最長30cmって、結構な長さですよね!
そんな大きな寄生虫が心臓や肺動脈に住み着いてしまったら、血液の流れが悪くなったり心臓や肺動脈になんらかの障害が生じてしまうのはなんとなくイメージしていただけるのではないかと思います。

それでも、少数の感染でとどめることができれば大きな問題とはならずにやり過ごすことはできますが、感染を繰り返し寄生するフィラリアの数が増えてしまうと、心臓や肺動脈の機能異常を起こし、命にかかわるトラブルに発展してしまいます。
実際、一昔前の犬の死因として、フィラリア症はかなりの割合を占めていました。“犬の成人病”といわれるほどよく見かける病態でもあったのです。

フィラリア感染が他の寄生虫感染症と比べてやっかいだなと私が感じるところは大きくふたつあります。
ひとつは「感染しても重篤化するまで症状がでないこと」
もうひとつは「成虫まで成長してしまうと簡単に駆虫ができないこと」です。

腸に住み着く寄生虫に感染した場合であれば、下痢をしたり血便をしたりすることで発見できることが多いです。また、駆虫薬で駆除しても便で一緒に排泄されるので、スムーズに治療が進みます。
ですが、フィラリアは血管内に寄生しているため、痛みや不快感などの症状が表れにくいこと(犬的にはあるかもしれませんが、私たちにはわからない)と、すでに心臓に成虫が存在している状況でフィラリアを駆虫してしまうと、フィラリアの死骸が血液に乗って全身にめぐり、末端の血管に詰まってしまうことがあります。
血管詰まってしまうと、詰まった先の部分に血液が流れなくなってしまいますから、その先に存在する臓器や組織が壊死してしまうという怖い事態が生じてしまうことになってしまいます。

※万が一、成虫感染を起こしてしまった場合には手術となる場合もありますが、心臓にフィラリアが寄生しているということはそれが原因で心臓が弱っているということですから、手術の負担や危険性も相当なものです。それなのになぜ手術をするのかというと、危険だろうが負担がかかろうが、手術しなければどうしようもない状態ということなんです。
獣医としては、そんな状態になる前に食い止めたい、そう思います。

 

フィラリア…最近は感染している犬を本当に見かけなくなってしまったので、危機感を感じない環境になってしまったなと思いますが、本当に怖い病気です。蚊に刺される環境があれば、年齢や健康状態などの条件に関わらず、どんな犬でも感染する可能性があるということもあわせてご理解ください。

とりあえず本日はここまでで!
次回は予防薬についてお話しできればと思います。
なるべくスムーズに更新できるように…頑張ります!

 

KONTANI 拝

           

体に優しいサプリメントショップ 

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