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2016年2月

2016年2月29日 (月)

Q&A こんな食事で大丈夫ですか?

こんにちは、KONTANIです。
早く春になってほしなぁと思いながらも、暖かくなると花粉を含めいろんな物質が大気中を舞ってそれを常時吸い込むことになるんだなぁと思うとちょっと憂鬱になる今日この頃です。

それでも、春のお野菜はおいしいものが多いので、やっぱり春が恋しいですsmile
はやく春になりますように!

 

それでは本日はいただいたご質問にお答えさせていただきます。

はじめまして!去年、保護施設から2頭の仔(7才17k・4才16k共に雑種)を引き取りました。朝はドッグフードに晩ご飯の残りスープをかけて、夕は野菜(大根人参キャベツ白菜さつまいもジャガイモしめじもやし等を4、5種類)と大豆水煮(皮はとります)と1日おきに魚と鶏肉を交代で手作り食をあげています。

野菜は皮をむいていましたが...むかなくてもいいですか?また、味付けはいっさいしないでごま油かオリーブ油を少量いれて水煮をしています。こんな食事は犬にとって大丈夫か?最近不安になりました。
どうか、お教えくださいますようお願いします。

 
 

こんにちは、ご質問をありがとうございます!毎日の食事に、手作り食も取り入れていただいているとのこと、とっても嬉しいです。

さて、ご質問いただきました内容は、ご自身が作られている手作り食になんとなく自信が持てない…ということですね。ざっと内容を拝見する限りで、特に心配する要素はなさそうに見受けますが、いちおうひとつひとつ確認させていただければと思います。

野菜は皮をむいていましたが...むかなくてもいいですか?
→野菜によりますが、例えば大根とか人参、ごぼうなどの根菜は、皮を必ずしもむく必要はありません。ただ、残留農薬を含め薬品の付着が心配される場合には、皮を剥くことで軽減できることあります。気になる場合は皮を剥いていただくとか、50度洗い(院長よもやま話16「50度洗いのススメ」)でよく洗って使用していただくとよいと思います。

味付けはいっさいしないでごま油かオリーブ油を少量いれて水煮をしています。こんな食事は犬にとって大丈夫?
→味付け自体は必ずしも必要ではありません(味付けをしてはいけない、ということではありません)し、調理方法も水煮で問題ありません。ただ、水煮にオイルを加えるのであれば、調理前ではなく調理が終わった後で加えていただくと、オイルの酸化がすすまなくてよいと思います(オイルの酸化については、院長よもやま話21「過酸化脂質について」で解説しています)。

 

特に文章を拝見する限りで、食事内容に関して大きな問題はないと思います。
一点気になることがあるとするなら、7才17kg・4才16kgということで中型MIXのワンちゃん2匹ですよね。これくらいの体格の子は、食事の分量が定まりづらく、食事内容で体重のアップダウンが出やすいです(手作りにするとやせてしまう子が多いです)。また、お腹が弱い子も多く、手作り食の内容にかかわらずお腹が緩くなってしまうこともあります。

体重のアップダウンに関しては、食事の量や水分量・運動量などを鑑みながら微量調整していきちょうどいい量をみつけるしかありません。また、お腹が緩くなってしまったからといって必ずしも手作りごはんが体に合わないということでもありません。しばらくすれば慣れて落ち着く子もいますし、葉物野菜を減らして芋類を増やすなどで状態が安定する子もいます。

ケースバイケースなのですべてのケースに対してのアドバイスはできませんが、もし気になる場合にはまたご質問くださいませ。

  

自分が作った手作りごはんを美味しそうに食べてくれる姿を見られるのはとっても幸せですよね。ぜひこれからも手作りごはんを続けてください!


本日もご覧いただきありがとうございました。
 
 
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食事についてのご質問の受付を再開いたします。
手作り食に疑問がある場合には下記フォームより
ご質問くださいませ。
 
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KONTANI 拝

 

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2016年2月 7日 (日)

祝・光が丘店1周年!

みなさまこんにちは。
KONTANIです。

気が付けば本日は2月7日。
フィルウ光が丘店がオープンした日です。

当時は本当にバタバタで、正直あの頃どんなことをしていたかしら…と思い出すのが難しい部分も多々ありますが、覚えているのは、この一年間、本当に優しく温かいみなさまに囲まれてのあっというまの1年を過ごさせていただいたということ。人に恵まれ、私は本当に幸せだと思います。ありがとうございます。

一周年といっても日常は全く変わらないわけですが、気持ちだけでも…と思いましてお赤飯を炊いてみました♪レシピは光が丘店のブログにてご紹介しています。

太郎のごはんレポート『お赤飯de混ぜごはん』
 →http://filou.blog.jp/archives/1051538296.html

 

これからも、世田谷店・光が丘店ともに、皆様にとって心地の良い場所をご提供できますよう頑張って行きたいと思います。まだまだ至らない部分もたくさんあるかと思いますが、今後もどうぞよろしくお願い致します。

 

そして、ささやかながら…光が丘店一周年ということで、3月1日~14日の間に1000円以上のサービスをご利用いただきました皆様に、粗品をプレゼントさせていただきます!
ぜひ足をお運びくださいませ♪

 
KONTANI 拝

 

 

           
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2016年2月 2日 (火)

Q&A 魚を食べると黄色脂肪症になりますか?

こんにちは、KONTANIです。

毎日寒いですね!
我が家の猫たちは毎日膨れています(笑)

本日は、いただきましたご質問にお答えさせていただきますね!


こんにちは、3歳になる猫を飼っています。
手作りごはんを作って与えていますが、知人から猫は「黄色脂肪症」っていう病気があるから気を付けたほうがいいよ!と言われました。黄色脂肪症を調べてみると、どうやら魚が原因なようなのですが…我が家の猫は魚が好きでよく食べますが、危ないでしょうか?

ご質問をいただきましてありがとうございます!

さて、ご質問いただきました『黄色脂肪症』。みなさま、この病名を耳にしたことがありますでしょうか?実は、私も獣医師になってからこの病気に遭遇したのはたったの1度だけ。決して特殊な難病というわけではありませんが、現代社会ではめっきり遭遇率の低いのもこの病気の特徴なんです。
まずは、どのような病気なのか、なぜ現代社会では遭遇率が低いのかをご説明したいと思います。
 
 
黄色脂肪症とは、別名を“猫の脂肪織炎”“イエローファット”と呼ばれます。キャットフードがいまほど一般的でなかったころにはよくある猫の病気として知られていましたが、キャットフードの普及により激減したのが特徴です。
 

黄色脂肪症は“酸化した脂(不飽和脂肪酸)が体内に蓄積されること”で生じる病気です。酸化した脂を摂取すると、それらが皮下の脂肪組織に蓄積し、しこりとなり、炎症を起こします。生命を脅かす病気ではありませんが、炎症による痛みや腫れ・発熱などを伴うため食欲が低下したり、動きが鈍くなったり、触られるのを嫌がるようになるのが特徴です。痛みや発熱は、猫もしんどいですし、見ている側としてもつらい病気のひとつであると言えます。

※原因となる【酸化した脂】に関しましては、過去のブログで記載させていただいたことがございます。そちらもご覧になってみてください。
  「過酸化脂質の危険性」

 

日本人は魚をよく食べる人種です。

そうすると、必然的に日本人と一緒に生活している猫が魚を口にする機会も増えますよね。
キャットフードが主食になる前は、今以上にお魚を口にする機会が多かったのも簡単に想像できます。

お魚を食べる事自体が問題なわけではないのですが、魚の脂質は不飽和脂肪酸の占める割合が多く、とにかく酸化がはやいんです。お肉の脂質は飽和脂肪酸の占める割合が多く、酸化が起こりにくいので、比べると格段のスピードで脂質が酸化してしまいます。そのため、魚を食べる量が多いと必然的に酸化した不飽和脂肪酸を摂取する量が増えることになり、黄色脂肪症が生じやすくなるのです。

それに比べて、キャットフードは酸化防止剤を使用しているので、脂肪の酸化をあらかじめ抑えることができます。そのため、キャットフードがメインになった現代社会では黄色脂肪症の猫が激減しました。

と、ここまでが病気の説明です。
  

ご質問に戻りますと「魚が好きでよく食べていますが、大丈夫でしょうか?」ということですね。

先にも書きましたように、魚を食べる事自体が問題なわけではありません。むしろ、酸化していない不飽和脂肪酸(EPA、DHA)は身体の重要な構成要素のひとつですし、代謝を活性化する効果もありますので、手作りごはんの食材としても積極的におすすめしているくらいです。
問題となるのは魚の不飽和脂肪酸”ではなく、酸化した不飽和脂肪酸”です。

魚には不飽和脂肪酸が多く含まれるため、魚の保存の状態などで酸化した不飽和脂肪酸を摂取する機会も増えるのは確かですが、だからと言って魚を食べてはいけない、ということではありません。摂取を控える以外にもできることはいくつかあります。

体内に蓄積する酸化した不飽和脂肪酸を減らすためにできることは大雑把に
①酸化した不飽和脂肪酸の摂取量を減らす
②酸化した油をどんどん排泄する
③酸化した油を還元して正常にする

の3つだと思います。

「魚を食べない」は①に該当しますね。
②は、油は水に溶けないため効果はどれほど出てくれるかはわかりませんが、水分をたっぷりとり運動をして排泄を促していくことも重要です。
③は、還元作用のある物質を同時に摂取して、酸化した油をもとに戻すという方法です。
酸化した油を還元する作用があるのはビタミンE。
ビタミンEを一緒に摂取することで、酸化した不飽和脂肪酸をもとに戻すことができ、黄色脂肪症を予防することができます。

ビタミンEは食材から摂取することが可能です。
野菜や果物に含まれるビタミンEの量(旬の食材百科へ飛びます)

ビタミンEを摂取する際に、酸化したビタミンEをさらに還元するために、ビタミンCや色素などの抗酸化剤を一緒に摂取しているとより酸化の予防につながります。食材から十分量を摂取するのが困難だと思われる場合には、サプリメントをうまく使うのもありでしょう。

 ※フィルウでも抗酸化剤を取り扱っています。
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<<<本日のまとめ>>>
●魚を食べるから黄色脂肪症になるわけではなく、酸化した不飽和脂肪酸を大量に摂取することで黄色脂肪症になる
●魚の油(不飽和脂肪酸)は酸化しやすいので、魚をメインに食べるこは黄色脂肪症になりやすいのは確か。
●酸化した不飽和脂肪酸はビタミンEで還元することができ、ビタミンEを含む抗酸化剤と一緒に摂取することで黄色脂肪症を予防できる。

いかがでしたでしょうか?
今回のブログが、黄色脂肪症という病気を知るきっかけになり、また、手作りごはんのヒントになってくれたら嬉しい限りです!


本日もご覧いただきありがとうございました。
 
 
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KONTANI 拝

 

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