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2015年10月 4日 (日)

油(オイル)について:不飽和脂肪酸の種類・分類

こんにちは。KONTANIです。
週末の練馬は、秋晴れの続くよいお天気でした!
 
光が丘公園でたくさん遊んで汚れちゃったのかな?
飛び込みシャンプーを希望されるワンコさんもいて、
なかなかににぎやかな週末でしたよ~。
 
 
そして、なんといっても食欲の秋!
美味しいお野菜がたくさん並び始めましたね!
人も犬も猫もおいしく戴いています。
 
 
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さて、それでは本題に…。
 
前回の記事では、脂肪酸の働きの総論を
お伝えさせていただきました。
今回の記事では、各脂肪酸について(各論)を
お伝えしてみようと思います。
 
 
脂肪酸の分類は、以前お伝えした通り。
 
 『飽和脂肪酸』と『不飽和脂肪酸』
 に分類され、
 
 『飽和脂肪酸』は長鎖・中鎖・短鎖脂肪酸
 に分類され、
 
 『不飽和脂肪酸』は一価と多価不飽和脂肪酸
 に分類されます。
 
 更に、
 『多価不飽和脂肪酸』は
 n3(ω3)系、n6(ω6)系などに分類されます。
飽和脂肪酸は
長鎖・中鎖・短鎖脂肪酸は各々違いはあれど、
主にエネルギーとして利用される脂肪酸です。
二重結合を含まず、安定しているのも特徴です。
 
 
不飽和脂肪酸は、
炭素と炭素の結びつきに
二重結合が存在する脂肪酸の総称です。
その中でも、
 
二重結合がひとつだけで安定しているものを
【一価飽和脂肪酸】と呼び、
 
二重結合を二つ以上もつものは
【多価不飽和脂肪酸】と呼んで分類されます。
 
 
 
【一価不飽和脂肪酸】
 
二重結合がひとつ存在はしますが、
熱に強く、酸化しにくい安定した脂肪酸です。
 
胃酸分泌のバランスも整えて胸やけや胃もたれを予防し、
また、腸内運動を促進し、便秘の改善も期待できます。
コレステロールの調整を行うことも知られています。
 
主な脂肪酸はオレイン酸です。
 
また、パルミトレイン酸は皮膚の脂質に含まれているため、
皮膚の再生に役立つといわれています。
 
 
【多価不飽和脂肪酸:n3系(オメガ3系)】
 
熱に弱く、酸化しやすい脂肪酸です。
主な脂肪酸はαリノレン酸。
 
αリノレン酸は、摂取すると
体内で必要に応じてEPA、DHAに変換されて
利用されます。
 
<< αリノレン酸⇒EPA⇒DHA >>
 
αリノレン酸は
必須脂肪酸(体内合成できない脂肪酸)のため、
食材からαリノレン酸もしくはEPA・DHAを
適宜摂取する必要があります。
 
n3系の脂肪酸は脳を作る重要な成分で、
学習能力を高めたり
集中力や記憶力の低下を防いだり
認知症の予防として効果がある
ことが認められています。
 
また、アレルギー症状の緩和にも
効果があるといわれています
 
 
【多価不飽和脂肪酸:n6系(オメガ6系)】
n3系と同じく、酸化しやすい脂肪酸です。
主な脂肪酸はリノール酸。
 
リノール酸を摂取すると、
必要に応じてリノレン酸とアラキドン酸に変換されます。
 
<< リノール酸⇒γリノレン酸⇒アラキドン酸 >>
※ただし、猫はアラキドン酸を生合成できませんので、
食事から摂取する必要があります。
 
犬はリノール酸が必須脂肪酸、
猫はアラキドン酸も必須脂肪酸になります。
アラキドン酸は
脳の発達に大きな影響を及ぼしますし、
炎症反応にも関わります。
非常に大切な脂肪酸であることは間違いありませんが、
ただ、過剰摂取はn3系のオイルの働きを妨げ、
アレルギーを悪化させたり、老化を促進してしまったり、
免疫力を弱めたりなどの事態を引き起こすこともあるので、
摂りすぎには注意が必要です。
 
 
 
多価不飽和脂肪酸は、
いろいろな効能が期待されています。
現在、ペットで積極的に用いられている分野は、
「皮膚病」「痴呆」ですね。
 
ただし、多価不飽和脂肪酸はかなり酸化が早いので、
サプリメントとして摂取する場合には
カプセルコーティングされているものを摂取するのが
お勧めです。
 
 
さて、ざっと脂肪酸の特性について触れてみました。
文章だと分類がわかりにくいと思いますので、
脂肪酸の分類を表にしてみました。
こちらもよろしければ参考になさって下さい。
Photo
また、太郎くんがちまちまと
オイルレポートの各論を更新してくれていますので、
ぜひ、そちらもご覧になっていただければと思います。
 
 
太郎のオイルレポート
 
 
最後に…
私が手作りごはんを作るときに気にするのは、
【油脂の酸化】です。
 
どんなによいオイルを使ったとしても、
そのオイルが酸化た油、
つまり“過酸化脂質”を大量に含んでいたとしたら、
摂取することがメリットになるどころか、
相当の負担を体に生じさせることになります。
酸化しやすい多価不飽和脂肪酸が中心のオイルは、
加熱せずにそのまま食事に加えて使用すること。
また、フタをしっかり締めて冷蔵庫で保存し、
1か月くらいで使い切ることを心がけましょう。
 
一価不飽和脂肪酸および飽和脂肪酸を
中心としたオイルは加熱調理に使用するもよし、
そのまま食事に加えて使用するもよしです。
 
ただし、いかに酸化しにくい油だとしても、
『酸化しない』わけではありません。
スピードが遅いだけで
油脂の劣化は着実に進んでいきますので、
 
消費期限はしっかり守って、
期限内に使い切るようにしましょう!
 
 
しっかり理解して、
必要に応じて使い分けることができるといいですよね!
                
また、食事についてのご質問の受付を再開いたします。
手作り食に疑問がある場合には
 
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上記フォームよりご質問くださいませ。
  
                 
 

紺谷有子 拝

 

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