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2012年10月

2012年10月28日 (日)

リメイク38〜アレルギー検査の結果が…〜

こんにちは、KONTANIです。

先日、お客様から花ちゃんと太郎にプレゼントをいただきました♪
キャットニップがたっぷり入った、ネズミ(もぐら?)のおもちゃです。 


 Photo_2   
 

キャットニップが大好きなはなちゃんは、おもちゃに夢中です~^^
太郎くんは、楽しそうに遊ぶ花ちゃんをうらやましそうに眺めていました…。
力関係がよくわかりますf^^;

素敵なプレゼント、ありがとうございました!
 
 
 
それではリメイク回答に移りたいと思います。

 
【Question】


我が愛犬ラブラドールレトリバーはアトピー性皮膚炎のため、
”須崎先生の愛犬の為の手作り食”の症状別レシピを使って作っていたのですが、
今回アレルゲンを調べましたら、米、玄米、コーン、大麦、全てが原因にあがっていました。
どうしたら良いか・・困っております。

 

 【Answer】
 
こんにちは、ご質問をありがとうございます。
アレルゲンの検査でいろいろな食材が出て来てしまったという事ですね。
ご心配な胸中、お察しいたします。

皮膚にトラブルを抱えている子の場合、私はまず、アレルギーとしての症状よりも
「体内に老廃物をため込んでいる状態になっているのでは?」
「動物側の体内(腸内)環境が乱れているのでは?」

と考えます。
  
アトピー・アレルギー症状に見えても、実は老廃物の蓄積や腸内環境の悪化により
皮膚からの排泄が活性化し、皮膚トラブルにつながってくることが多々あるためです。

特に、治りにくいタイプの皮膚トラブルを抱えている子は、腸内環境が悪いことが多く、
その場合は状態が改善していくまで腰を据えて取り掛かる必要はあります。
その際、排泄を積極的に促すことは必要なのですが、
排泄が盛んになる時期は見た目の状態が一時的に悪化することもあり、
ペット自身も非常に不快を感じてしまうことも多いので、
排泄時の不快を軽減させるためののフォローアップは大切だと思います。
 

トラブルの状態を安定させるためのひとつの取り組みとして、
スムーズな排泄を促進するために「これでもか!」というくらい水分補給をすることも重要ですが、
それ以外にも
アレルゲンと確定されたもの
もしくは
摂取すると明らかに症状が悪化する食材
に関しては、治療と割り切って、まずは除外して食事を考えてみるのもよいと思います。
(といっても、必ずしも除外しなければいけないということではありません)


そして、それらのフォローアップをしながらあの手この手で腸内環境を整えましょう。
腸内環境が整えば、一度は体が受け付けなかったことがある食材でも
体が受け入られるようになる可能性は十分にあります。

米、玄米、コーン、大麦などの穀物を口にすると症状が悪化するならば、いったん控えてみましょう。
穀物(でんぷん)は必ずしも必要ではありませんし、必要と感じるならイモ類から摂取してください。
そして、体調が安定してきたなら、NGだった食品をひとつずつ食事に加えてみてください。

新しい食材を加えてかゆみが悪化するかどうか…をひとつずつの食材で見ていきましょう。
かゆみがでずに2週間続けられたら、次はコーンを同じように加えていく。

そうやって、徐々に食材を試していってください。
間違っても一度に食材を増やすことがないようお気を付けくださいね!
なにが原因でかゆみが悪化したのかわからなくなりますので…。
 

慌てず焦らず、ワンコと向き合って手作りごはんを続けて下さい。
 
  

以上KONTANIからの回答とさせていただきます。

今日もご覧になっていただきありがとうございました。

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2012年10月26日 (金)

リメイク37~生食について~

みなさんこんにちは!
21日日曜日は、フィルウ5周年記念イベント、
『プロカメラマンによる写真撮影会』を開催させていただきました!
  
おかげさまで撮影は順調に終了し、
初イベントでドキドキだったフィルウスタッフにとっても大満足のイベントとなりました
ご協力いただきました皆様に感謝感謝です^^
  
うちのお姫様もちょこっと参加させていただきました。

20121021_2    
帽子が重くて顔が上がらない花ちゃんf(^^;

 
集まってくれたワンコさんたちも、撮影に戸惑うこと多数でしたが、
飼主様の努力とカメラマンさんの腕で、魅力あふれる写真がたくさん取れました^^
  
撮影会の写真は、またHPでも公開させていただく予定です。
ぜひ楽しみにお待ちください!


それではリメイク回答に移りたいと思います。

【Question】

以前、膀胱炎の件でご相談させていただきました。その節はありがとうございました。
今は膀胱炎も完治して喜んでおります。今回は、手作り食での生食の件です。

現在は完全手作りで肉・魚は加熱しています。
最近、「食」の事を真剣に勉強し始めました。
この先 少しずつ肉・魚も生食にしていこうと考えておりますが
肉・魚の鮮度は新鮮なものが良いとは分かっていますが、
それは人間が生で食べられるくらい新鮮でないといけないのでしょうか?
人間は加熱して食べるくらいの鮮度でも構わないのでしょうか?
本やネットではその辺りが曖昧なので教えてください。

 

【Answer】

こんにちは、ご質問をありがとうございます。


ご質問頂きました生食についてですが…個人的には、
鮮度を含めて生で食べてもよい品質であるかどうかを判断するのはとても難しい
と思っています。

というのは、肉を含めた生鮮食品が
消費者の手元に届くまでにどのように処理をされどのように保存されているのか
を把握することが非常に困難だからです。
 

そもそも生食は、
犬や猫が野生だったころは加熱した肉ではなく生の肉を食べていたことから
犬や猫の食性を考えると生肉が一番適切である、という考え方が根本にあります
(もちろん、食性を考慮した以外にも、生食のメリットは存在します)。

確かに野生だったときは自分で獲物をとらえ、
羽や骨もそのまま生で食べていたでしょうし、
その食べ方が適切だというのはその通りだと思います。

ただ、現在の日本で飼育されている犬猫の中で、
野生だったときと同じく生きている獲物を食事(生食)として食べる機会のある犬猫は
ほとんどいないでしょう。つまり、現代の生食は
「肉屋さんや魚屋さんで購入した肉を生のままで与える」ということになります。

そうすると、捕らえた獲物をその場で食するのとは違い、
食肉加工されるまでに様々な流通を経て食卓まで運ばれてきていることになるので、
さまざまな流通過程を通れば通るほど(言い方は悪いですが)汚染や腐敗が生じやすくなります。

生食で食べられるものを提供するためには、
それらの汚染から生じる伝染病を防ぐ必要がありますから、
そのために添加物や保存料を使用する場合もあるでしょう。

それらのことを考慮すると、生食とはいっても
「野生だったころに食べていた生肉や生魚」と同一視することは、残念ながらできません。

もちろん、そのような汚染や腐敗が起こらないように、
流通過程に携わる方々は甚大な努力をされていると思います。
また、摂取する側の抵抗力、免疫力などによって影響を受ける場合もあります。

つまり、生肉や生魚を食べる以上は、「病原体を摂取する」危険性は必ず認識しなければいけません。
そのため個人的には、少なくとも
人間が過熱して食べられる食品をえらぶようにしたほうがよいだろうとは思います。
 

誤解がないように申し添えますが、生肉食を否定するつもりは毛頭ありません。

これまでそれなりの診察をしてきた中で、
生肉食にしてから驚くほど状態が良くなったというワンちゃんのお話も聞いていますし、
わが看板猫のように、生肉を圧倒的に好んで食べる子もいますから、
「生肉食じゃなきゃダメ」とか「加熱食じゃなきゃダメ」ということではなく、
ケース・バイ・ケースと考えています。

ご相談者様とワンちゃんにとって、
納得のいく体に合った食事が見つかりますように、願っています。
 

以上KONTANIからの回答とさせていただきます。

今日もご覧になっていただきありがとうございました。

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2012年10月20日 (土)

リメイク36〜唐辛子について〜

こんにちは、KONTANIです。
いよいよ5周年イベントの「プロカメラマンによる撮影会」が明日に迫りました!

初めての試みですので、どんなイベントになるのかドキドキ緊張する気持ちはありますが、
それ以上に楽しみでしかたがありません!

明日ご参加いただく皆様、どうぞよろしくお願いいたします^^



それでは質問の回答に移らせていただきます!


【Question】
   

質問させてください。
 
「唐辛子などの香辛料は与えないように」ということなのですが、
『ペットのためのハーブ大百科』(Nana)に「カイエンヌ」という名前で載っています。
体を温めるのに即効性があり、体の隅々にまで成分が行き届くとの ことで、
いい食材なのかなと思いました。

「犬に香辛料を与えない」と言われますが、須崎先生ご紹介の本に載っている
(こういう判断基準もどうかとは思いま すが)くらいだから、
刺激が強くない程度ならいいのかなと思ったり・・時々唐辛子を使ってみるのですが、
いいのかどうか迷っています。

犬の食事に使うときは、種を取り除き、お湯に香りがうつるくらいのところで
取り出しています。飲んでも刺激がないくらいです。
  

【Answer】

こんにちは、ご質問をどうもありがとうございます。
唐辛子についてのご質問ですね。

> 『ペットのためのハーブ大百科』に「カイエンヌ」という名前で載っています。
> 体を温めるのに即効性があり、体の隅々にまで成分が行き届くとのことで、

> いい食材なのかなと思いました。

唐辛子の効能としては、自分たちが食べてみて分かるように、
体が隅々まであたたまって、発汗するなどの状態を得る事ができることだと思います。
確かに、冷え性の子や、代謝が鈍っている子にはそれなりの効果があるかもしれません。

が、

唐辛子をはじめとする香辛料は刺激が強いモノが多い事から、
少量であっても体がなれていない場合には胃腸を刺激し、
下痢嘔吐などの消化器症状を引き起こす可能性はあります。

上記にお伝えするような刺激となってしまう可能性があることを考慮すると、
誰にでも使ってよいハーブと考えるのではなく、選んで使うハーブと考えるべきだと思います。


「ペットのためのハーブ大百科」を読んでみると、

カイエンヌは適度に摂取した場合には消化管に炎症をおこすことはありません。
ただし、「適度」に摂取することが大切なことです。
原因がはっきりしていれば別ですが、消化管の弱い動物や
消化器系や泌尿器系に炎症を起こしている動物には、カイエンヌは使えません。

カイエンヌは適量を適切に使用すれば安全なハーブです。
必ず、本当にカイエンヌが必要なのかどうかを確認してから使いましょう

(ペットのためのハーブ大百科 P110【注意】より一部抜粋)

という記載があります。
 
私も、この最後の1文に同意します。
「健康に過ごしてほしい、体に良いと思われることはしてあげたい」
という飼主様のペットに対する愛情はもちろん理解できますが、
「本当にそのハーブがペットにとって必要とされているものなのかどうか」を、
特に唐辛子のように強いハーブを使用する際には、きちんと考えて使用すべきだと思います。

もし「体を温める」ことが大切だと思われるということであれば、
特に唐辛子にこだわる必要があるわけではありません。
そのほかの食材でも体を温めるものはありますし、もうひとつ、
体を温める即効性があるものとして積極的にお勧めしたいのは「運動」です。

なんらかの持病があって運動を制限されている状況でなければ、
個人的には適切な負荷がかかる運動を行って、代謝を活性化させることを
行っていくべきだと思います。


繰り返します。
唐辛子がすべての場合においてペットにとってNGということはありません。
ただ、強いものであるがゆえにトラブルにつながることもありますので、
使用する際には十分な注意と知識が必要です。

「自分のペットにとって、本当に必要なものなのかどうか」
をよく考えた上で、使用を決めていただければと思います。
  

以上KONTANIからの回答とさせていただきます。

今日もご覧になっていただきありがとうございました。

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2012年10月16日 (火)

リメイク35〜手作り食を楽しく続けていくために〜

こんにちは、KONTANIです。
毎回枕詞のようになってしまっていますが、
なかなかブログの更新ができずにもうしわけありません ><

ブログを更新するためのまとまった時間が取れないことが多いので、最近は
facebookので食事のことやマメ知識的な内容のことを短文で書かせていただいています。

こちらのブログもゆるゆる続けていきますが、
もしお時間があるときにはぜひfacebookもご覧になってみてください!

   
「手作りごはんを楽しむ ペットホテルフィルウ」

http://www.facebook.com/pethotel.filou

それではご質問に移らせていただきますね。  

【Question】

手作り食について質問させてください。 
私はここ1ヶ月ほど、7ヶ月のシーズー♀に須崎先生の本を参考に、手作り食を犬に与えています。 
ところが、今日定期健診で動物病院に行ったところ、ごはんのことを聞かれたので答えたら
「犬のワガママに根負けしないでドライフードにしてください」と言われました。
うちの地域の病院では、どこもドライフード以外はダメって意見です。
誰にも相談できず、手作り自体を非難され、くじけそうになってます。
 

遠くても、手作りを推奨してくれる病院を探すべきでしょうか。
ドライフードはもうあげたくないです。私の考えは間違っているんでしょうか。

【Answer】

こんにちは。

お近くで、食事について相談できる獣医さんがいないとのこと、
心痛お察しいたします。

獣医さんに手作り食を否定されてしまったことは残念なことだなぁとは思いますが、
その先生にはその先生のお考えの中でご質問者様の愛犬にとって一番よいだろう
と思うことをお伝えされたのだと思います。
その先生の経験から<最適>と思われた選択肢を提示しているだけなんですよね。
 

ご質問者様の気持ちに沿わないお話だったかもしれませんが、それでも、
その先生としてはペットのことを考えた上でお話をされている、ということは
汲み取っていただければいいなぁと思います。

ただ、今後、ご質問者さまが手作りを続けていきたいと考えられているようであれば、
やはり手作り食を理解してくださる人が傍にいるかどうかは重要になってくると思います。
もちろん、その人が獣医さんであれば理想的だとは思いますが、まずは、
手作り食のセミナーや講習会などに積極的に参加して手作り食仲間を増やしましょう。
とにもかくにも、手作り食のことをこまごま話し合える仲間を作ることが大切です。
その際にブログやSNSを通して仲間を増やしていくのも良いと思いますが、できれば
ネットだけのお付き合いではなく直接会って話ができる仲間を作ることをお勧めします。
  

ただ、それでも
「健康な時はよいけれど、愛犬が病気になってしまったらどうしたらいいんだろう?」
と考えてしまうこともあると思います。
 
  

そのような場合に、ひとつの方法としては、
かかりつけの先生以外に
食事のことを相談できる獣医さんを別に見つけておく
という方法があります。
通常の体調不良や予防などはお近くのかかりつけの獣医さんに対応していただき
食事が絡んでくるときは食事に詳しい獣医さんに相談する、という方法です。

私がご相談をお受けする限りでは、
食事に関する相談の多くは緊急対応が必要なケースは稀ですから、
なんとか時間を作っていただき、少し遠方であったとしても相談ができる病院まで
足を運んでも良いのではと思います。
また、病院によっては電話での相談を受けてくださるところもあります。
(当院では、一度以上直接の診察を受けていただいた方に限り、
 電話でのご相談もお受けしています)

手作り食を続けていきたいというご相談者様の考えが間違っている、ということはありません。
ただ、手作り食の受け入れは期待するほど進んでおらず、
実際に手作り食を続けていく場合には苦労することもあるかもしれないことを
認識しておく必要はあります。
 

そのような肩身が狭い中で手作り食を続けていくときには、ご自身の気の持ちようも大切です。
「ドライフードをあげたくない
!」
というネガティブな理由よりも
「手作り食はこんな魅力があるから続けたい!」
というプラスの気持ちで続けていただければ

より楽しく、手作り食を続けていくことができると思います、がんばってください!

以上KONTANIからの回答とさせていただきます。

今日もご覧になっていただきありがとうございました。

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