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2012年5月

2012年5月28日 (月)

電話相談システムの内容変更のお知らせ

こんにちは、KONTANIです。

本日は皆様にお知らせがございます。

開業以来、当院では、遠方の方や時間を取れない方のために
電話によりご相談をお受けする「電話相談」というシステムを使って
食事のアドバイスなどのご相談を行ってきました。

これまでは初診の方でもお受け致しておりましたが、
諸事情により、今後のご利用に関しましては

● 一年以内に当院で診察を受けられたことがある方
● 継続的に当店のホテル/トリミングをご利用いただいている方


に限らせていただくことに致しました。

 

今までお電話相談のみでご対応させていただいた方に関しましては、
今後も継続してご対応させていただきますのでご遠慮なくお申し込みください。

ただし、2012年5月31日の時点で診察料金の未払いが存在する方に関しましては、
今後のご相談はお受けいたしかねます。

 

急な変更により皆様には大変ご迷惑をおかけ致しますが、
ご理解頂きますようどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

ペットホテル&クリニック フィルウ  紺谷有子

 

 

 

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2012年5月25日 (金)

リメイク33〜食事のローテーションについて〜

こんにちは、KONTANIです。

5月も下旬となり、そろそろ都心でも蚊が目立ちはじめました。
フィラリアの検査はお済みですか?
お薬も5月中には飲ませ始めてくださいね。

食事指導や代替医療を中心とした診療を行っているせいなのか、
「フィラリアの予防薬は飲ませる必要はありますか?」と尋ねられることがよくあります。
予防接種に対しても共通した質問を良く頂きますが、
そんな時はその個体(ご自身の愛犬)に対して必要かどうかと、
公衆衛生として必要かどうか
という視点からお話させて頂きます。
  
 
その個体(ご自身の愛犬)に対してその薬が必要かどうかは、

① フィラリア感染のリスク投薬のリスク と考えるなら投薬の必要があるでしょうし、

② フィラリア症のリスク投薬のリスク と考えるなら投薬しない方が良いとなるでしょう。

特にフィラリア症に関しては、そのリスクは
住んでいる場所や周囲の犬の感染状況、また、行動範囲で異なります。
また、フィラリア薬の投薬のリスクは、
内臓疾患があるかないか、アレルギー反応が出るかどうかなどで異なります。

それらのリスクを比較して、
【よりリスクが少ないと思われる方を選ぶ】ことが必要になります。
なので、どうしても投薬にご不安を抱かれる方に関しましては、
ペットを取巻くリスクと投薬によるリスクを飼主様と一緒に評価しながら、
選ばせていただくことになります。

 

一方、「公衆衛生としてフィラリアの予防が必要かどうか」の視点から見る場合には、
個体としてではなく、集団としての予防が必要だと考えます。

・近代になり非常に性能のよいフィラリア幼虫駆虫薬が開発されたことと、
・豊かになって予防意識が高まったこと、
・室内飼育される環境が当たり前になってきたこと

などが重なり、日本における犬のフィラリア感染は激減しました。
特に東京都内では、フィラリアの感染が成立する可能性はかなり低くはなっています
(ゼロではありませんが)。

これは集団における予防が成功しているからであり、
逆に、この結果に甘えて集団での予防率が低下してしまうと、
再流行を引き起こす可能性があることは心にとめておくべきだと思います。

フィラリアは…やっかいな病気ですから、再流行は避けたいですね…。
そうならないためにも、きちんと皆様に予防を行っていただきたいなと思います。

 

…ちょっとまじめに書きすぎました。
最初から読むのがめんどくさい文章を書いてしまってスミマセン(汗)
 

それでは、気を取り直してリメイク回答に移りたいと思います。
 
 
【Question】

ひと月ほど前から、須崎先生の著書を参考に手作り食に取り組んでいます。
ほぼ毎日、肉類は生食できる 鶏肉のミンチを与えているのですが、
『同じ種類の肉を1ヵ月与え続けるとアレルゲンになるので、いろんな動物の肉を
ローテーションした方がいい』という噂を聞きましたが本当でしょうか?
 
 

【Answer】

同じ食材を食べるからアレルギーになるのではなく、アレルギー体質の場合、
同じ食材を食べ続けると影響が出ることがある
ということだと思います。
 
ですので、ご質問者様のワンちゃんがアレルギー体質である場合は、
ローテーションもアレルギーの状態を緩和させるためのひとつの方法として
取り入れても良いのではないでしょうか。
 

人でも、フードローテーションに似た「回転食」という食べ方があります。
この回転食は

「アレルギー体質の人が同じものを食べ続けていると、
 その食べ物に敏感に反応するようになってしまうことがある」

という考え方のもとで


●主食や副食を4〜5日ごとに回転(ローテーション)させながら

●新しい食材を少しずつ加え、その食材に対して過敏反応を生じるかどうかを確認しつつ
●食べられる食材を増やしていく/食べるとよくない食材を選別していく

という食事方法です。

  
アレルギー体質のワンコを飼っていらして、手作り食を実践されている方は
食事内容を決定するひとつの方法として参考にされてみてもよいかもしれません。
(もちろん、回転食にしなきゃダメってことではありませんよ〜!)





いろんな味を食べ慣れておくこと、合うフード/合わないフードを把握しておくことは
非常に有益な事ですし、また、アレルギーとは別の話ですが、
単一のフードを利用していると、どうしても栄養の偏りが生じてくる可能性がありますので、
そういった意味合いでもローテーションは取入れていただいてもよいのではと思います。

以上、KONTANIからの回答とさせていただきます。
今日もご覧になっていただきありがとうございました。

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2012年5月 7日 (月)

リメイク32〜便秘の猫の食事について No3〜

こんにちは、KONTANIです。
皆様、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?

さすがにこの時期はホテルラッシュということで、KONTANIは仕事三昧なでしたが、
今年も常連さんも新人さんも入り乱れた、大変ながらも楽しいゴールデンウィークでした。
ホテルにお泊まりにきてくれた子たちを、太郎ブログでご紹介させて頂いています。
かわいい子たちがたくさんですので、よろしければご覧になってみてください♪
  ⇒ モフ猫 太郎の フィルウ ペットホテル レポート

Facebookでも食事のご紹介だったり、日々の気付きなどをちょこちょこご紹介させて頂いています。
どなたでもご覧になれる(はず)ですので、よろしければふらっと遊びにいらしてください♪
  ⇒ 手作りごはんを楽しむ ペットホテルフィルウ(Facebook)




それではリメイクおば。

前回の続きです。
※前回、前々回はこちらからご覧下さい。
http://filou.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/no1-9185.html
http://filou.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-f4e8.html

  

今回は
2.腸の動きが悪くてでづらい
ということに関して、ご返答していきたいと思います。

腸の動きが悪いというのはヘルニアや事故の後遺症のような「神経麻痺」による動きの悪さではなく、
腸内環境の悪化により起こってくるものに限定しての回答とさせていただきます。

要は、排便をスムーズに行うための腸内環境が整っていない場合に、その症状のひとつとして
便の停滞(便の動きが悪くなる)が起こってくる可能性があるということです。

その場合は、食事サプリメント運動マッサージなどで環境を改善する事で、
腸の動きを改善していくことを心がけましょう。

腸内環境を整えていくためには、いくつか方法がありますが、私が思いつく物を書き並べてみますね。

 

食材として腸内環境を整える可能性のあるもの。

ぱっと一番に思いつく食材は葛練り。

葛練りは、
熱をさまし、鎮痙効果があるので、腸の荒れを整える食材としてとてもよいものですし、
そのとろみで腸の荒れをコーティングし保護してくれる優良食材。
ただ、味がほぼないので、それだけだとワンちゃん猫ちゃんにとっては魅力に乏しい食材でもあります。

ですのでそれだけでは食べない場合には野菜スープや肉汁などで葛練りを作るなどで
工夫されるとよいと思います。

味噌こうじなどの発酵食品、海草果物に含まれる水溶性食物繊維や、
根菜芋類雑穀類に豊富に含まれる不溶性食物繊維も、とても優良な食材です。
とはいっても、前回のブログでお伝えしたように極端な摂取はNGです。
適量を毎日取り入れるようにしましょう。

オリゴ糖は、腸内細菌のエサになり、善玉菌を増やす手助けをします。
オリゴ糖を含む食材を毎日少量ずつ加えるのもよいでしょう。

食材で対応できない場合には、サプリメントを使用するのもひとつの方法だと思います。
発酵物としてビール酵母乳酸菌製剤植物酵素などをとりいれるのもよいでしょう。
オリゴ糖はそのものの商品が存在するので、それを利用するもよし、
もしくはオリゴ糖を含んだサプリメントを使用するもよしだと思います。

 

食材以外にも大切な事は腸に刺激をあたえること
といっても、別に刺激的な食材を与える、ということではありません。
マッサージをしたり運動を行う事で、腸への血流を良くして循環を活性化させるという意味です。
お腹を冷やすことはなるべく避けましょう。 

 

便秘の状態がひどいときには、様子を見る余裕がないこともあると思います。
その場合にはまず動物病院で治療を受けることも大切な手段のひとつです。
※便秘に対する食事や運動の効果は、症状がある程度緩和してからはじめる方が効果が出やすいです。

その子の状態を見ながら、必要であれば獣医さんと相談しつつ選択肢を選んでいけると良いですね。


3回にわけてご質問に対してお答えさせて頂きましたが、少しでもご参考になりましたでしょうか?


便秘という症状は、いろんな要素が絡まり合って起こってくる物ですので、食事だけで直るとは言えませんが、
その状況により、食事でサポートできる部分はあると思います。

 

重度の子だと、便を出すために病院に通う必要があったりもしますが、
それでも少しずつでも病院に通う間隔を延ばすことが出来ればお互いに負担も減りますよね。

完璧に治すを目標にしてしまうと大変ですが、状態を緩和することをまずの目標として
食事や運動の環境改善を実践して頂ければと思います。

 

以上、KONTANIからの回答とさせていただきます。
今日もご覧になっていただきありがとうございました。

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