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2010年10月11日 (月)

リメイクその13~健康を維持するための心がけ〜

いつの間にか夏が終わっていました!
そして、いつの間にかフィルウが3周年を迎えていました!

時間が過ぎていく速さに、驚きを隠せません。
(そして、夏が終わるまでブログを放置していた自分にも、驚きを隠せません…(涙))

 

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それではご質問に移りたいと思います。

【Question】
 

はじめまして。最近実家の母が、家の犬(ビーグルのオスもうすぐ8歳)は睾丸が無いんだよね~と。何気ない会話の中に一言。
いままではそんな事気にも留めずにいたのですが、この春から我が家でも犬を飼い始め、須崎先生の手作り食の本を参考に食事を作ってみたり、犬の生態学など気にする様になっていたため、それは?と思い、母に病院へ連れて行く様にすすめてみた所、停留睾丸と診断されました。お医者さんは、手術をしても取り出せないこともあるし、悪性ではないから無理に手術しても…と。もしも癌になったら、その時に取り 出したほうがとりやすいとも…。母は今回の診断はかなりショックだったようです。毎年病院へ連れて行っていたようなのですが、停留睾丸は指摘された事無い そうです。
今は元気なビーグル君、ちなみに去勢はしていません。口臭はかなりあるようです。そして現在の体重は10キロです。食事はドライフード中心です。この場合の癌予防としておすすめのサプリメント、食事、今後のケアー方法などありましたら、教えていただけますでしょうか。
よろしくお願いします。

 

【Answer】

停留睾丸が癌化するのを予防するためのケア方法を知りたい、というご質問ですね。

停留睾丸の治療に関しては主治医の先生とお話し合いをされている事と思いますので、私に期待されているのは食事とご家庭でのケアに関してだと理解しました(間違っていたらごめんなさい)。

ですが、残念ながら私にはご質問頂きました停留睾丸の癌化を防ぐための食事やケアをお伝えすることはできません。
何故かというと、「癌」が発生する原因というのは非常に様々で、一律に「こういう予防をすると癌が予防できる」と考えることが出来ないためです。

 

ですが、8歳という年齢を考えると、シニアにさしかかり始めた時期で、(癌化を防ぐという大義があるなしに関わらず)ご自宅で健康を維持するためにケアを心がけていくことは大切ですし、健康を意識した結果として癌化しにくい体ができるということも十分に有り得ますので、今回はそちらについてお答えさせて頂こうと思います。

では健康をうまく維持していくためにどのようなケアを行うと良いのか?
ということになりますが、非常に大雑把に言うと、

1)食生活のケア
2)デトックスケア

3)ストレスケア

の3つのケアが大切だと考えています。

1)食生活のケア
食事で気をつける、ということになると、真っ先に質の良い食事、栄養の高い食事と考えられる方が多いかもしれません。では、具体的に「質の良い食事」「栄養の高い食事」とは何でしょうか?また、それらには意味があるのでしょうか。

 
●質の良い食事とは?

一言で『質』と言ってもいろいろあります。
食材の質、水の質、調理の質、保存の質……

「質の良いものを食べさせた方がいいですよね!?」

と尋ねられれば、それは「そうですね」と答えるしかないわけですが、正直、質にこだわり始めるとキリがない!質を追求すると上限がない!というのが、率直な気持ちです。

『質』にこだわるのは決して悪い事ではないのですが、こだわりすぎると、それが人にとってもペットにとってもストレスになる可能性があります。

 
例えば、自然食品のお店に行き/高いお金を出して食材を購入し/時間をかけて調理した食事を/愛犬(愛猫)が見向きもしなかったとしたら…

「どうして食べてくれないの?こんなに時間もお金も愛情もかけてつくったのに〜!!」

というお気持ちになってしまうかもしれません。
(少なくとも心のセマイ私はそういう気持ちになります(苦笑))。 
それでお互いがイライラしてしまうことは、全くもって良いことではありません。

ですので、私個人が定義する「質の良い食事」

●(金銭的、時間的、精神的に)無理なく準備できる範囲であること
●ペットにとっておいしく食べる事ができること

です^^

 

●栄養の高い食事がよい?

ひと昔前、食物が十分食べられる環境でなかった頃は、栄養不足で病気が治らない事もありました。

飽食の時代と言われる現在の日本では、ペットにおいてすら飢餓/栄養不足によるトラブルはほぼなくなり、過食/栄養過多によるトラブルを目にする機会のほうが圧倒的に多くなりました。それは、食べ物が十分に手に入るようになったことに加え、運動量が少なくなった事も原因だと思います。

それでも、いまだに
「食べないと心配になり、なんとか食べさせようとしてしまう」というお話を伺う事もは多く、栄養価神話は根強いなぁ〜と感じます。

 

実際のところ、動物の体というのは消化にエネルギーを奪われる事のない【空腹時】に様々な体調のメンテナンスを行います

人間でも、体調が悪い時には食欲が落ちることがありますよね。それは、「消化にエネルギーを奪われないため」に、体が食欲を調整している結果なのです。

もちろん程度問題はありますので、一週間も二週間もひたすら食べない状況のほうがよいというわけでもありませんが、【空腹時にメンテナンスが行われる】という考え方を応用し、元気であっても月に1度、絶食の日を作るなどでわざと空腹状況を作り出し体のメンテナンスを行う機会を作る事が、健康維持にはとても有用になります。

要は、『栄養価が高いものをたくさん食べていれば良いわけではない』ということです。なかなか難しいものです。


●ほかに気をつけることは?

私がいつも口をすっぱくしてお伝えしている【水分摂取】は、どんな年齢/体調/状況であったとしても常に心がけて頂きたい部分です。体内の水分が少なくなると、体内に溜まった老廃物を十分に排泄する事ができずにため込んでしまう事になったり、循環血流量が十分にならず、体が冷えやすくなったりします。
ドライフードが中心の食事内容であれば、ふやかすなり、もしくは食事とは別にスープなどを飲ませて摂取水分量を増やす ように心掛けていただければと思います。

 

2)デトックスケア


身体の中の老廃物、化学薬品、重金属その他諸々等々…体に影響を与えるものをできるだけ体の中に残さないようにしてあげることも重要です。

●体を動かし、代謝を活発にすること
●水分摂取量を増やして、排泄を促進させること
●体を温めること

などを意識するようにしましょう。
水分摂取量を増やす部分や、体を温める部分などは食生活でのケアと共有される部分かなと思います。

 

3)ストレスケア


これは一番大切かもしれません。


ストレスを強く感じると、体の中の免疫細胞が働きにくい環境を作り出してしまうことになり、その結果、癌細胞が繁殖しやすい環境を作り出してしまう、ということもありますから、最初の原因となる『ストレス環境』を作り出さないようにすることはとても重要であると言えます。

また、ワンちゃん自身のストレスだけでなく、飼い主様が大きなストレスを感じている環境がある場合には、そういったこともワンちゃんの精神状態にはとても影響してきますので、ワンちゃんを含めた家族全員が、ストレスを受けない生活を送れるのがベストですね。

 

 

お勧めのサプリメントに関しましてですが、上記の理由から「癌を予防するサプリメント」という認識は私の方にはありませんが、健康維持や基礎体力の増強として私がよく勧めるサプリメントには

 ◆ビタミン/ミネラルサプリメント
 ◆不飽和脂肪酸系サプリメント
 ◆酵素系サプリメント
 ◆乳酸菌系サプリメント

などがあります。

※特定の病気に対するサプリメントではありませんので誤解なきようお願い致します。

本当は、たかがサプリメントといえども、ペットの状況を確認して、その上でペットに適切だと思われるものをお勧めすることが一番だとは思っています(なかなか難しいんですけれどもね)。

 

以上、KONTANIからの回答とさせていただきます。なにか、皆様のご参考になれば幸いです。

今日も最後まで目を通していただきありがとうございました。

 

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