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2009年6月28日 (日)

成長期の食事

こんにちは。
だんだん暑い日が増えてきましたね。
いよいよ夏なんだな〜と、今からちょっぴり気が重くなっているトコロです。
夏バテだけは回避できるように、人もペットも注意したいモノですね。

それでは本日のご質問にうつりたいと思います。

 

はじめまして。
10日ほど前から約生後2ヶ月半のパピヨンを飼い始めました。
とても元気なのですが、フードをあまり食べません。
全く食べない日は今のところはありませんが、
基準の給与量と比べるとかなりの少なさです。
ミルクや缶詰などで工夫してみてもいまいちです。

手作りごはんのほうがよく食べてくれるのではないかと思うのですが、
生後何ヶ月ぐらいから始めても問題ないでしょうか?
今のうちはカロリーを多めに摂取しなければいけない時期かと思うので
まだフードで様子を見たほうがよろしいでしょうか。
 

こんにちは。ご質問をありがとうございました。
2ヶ月半のパピヨンのワンちゃんがおうちにいるなんて…
賑やかで幸せな様子が目に浮かびます^^。

 

さてさて、ワンちゃんの食が細くてお悩みということですね。

> とても元気なのですが、フードをあまり食べません。
> 全く食べない日は今のところはありませんが、
> 基準の給与量と比べるとかなりの少なさです。

 
まず、「基準の給与量」というのはあくまで目安である
ということを理解して頂くことはとても大切です。

 
基準より食べている量が少ない = 食事(栄養)が不足している 

ということでは あ り ま せ ん 。

少ないように見えても、
その子にとっての適量であることも多々あります。

 

また、

> 全く食べない日はない  ということと、

> とても元気  ということを考えると、

本人は自己調整しながら、必要な分だけ食べているのかな〜
という印象もあり、神経質に考えすぎる必要はないのかもと思います。

 

とはいっても、
生後2ヶ月半の赤ちゃんですから、
やっぱりごはんはもりもり美味しそうに食べてほしいですよね。

 

生後2ヶ月半での手作りごはんももちろん可能です。

ただ、成長期のごはんですから、
成犬が食べるごはんとの違いは意識していただくべきだと思います。

成犬との大きな違いは大雑把にお伝えすると以下のような感じです。

・消化能力が弱い
・胃が小さい
・栄養要求量が多い

 
消化能力が低いのに栄養要求量が多いわけですから、
ポイントは
いかに消化しやすく、また吸収しやすい食事を心がけるか
が大切になってきます。

 

●消化能力が弱い
  →消化に手間のかかる野菜や穀物の割合は減らし、
   与える場合はミキサーにかけて

●胃が小さい
  →食事は一日3〜4回に分けて与える

●必要とする栄養量が多い
  →なるべく栄養密度の高い食事を与える

を心がけて手作りにチャレンジして頂くことでもよいと思います。

 

…とは言いましても、
今回手作りごはんについてご相談頂いた一番大きな理由は
ワンちゃんが「食べない」ことが心配であるということでした。

 

もし、栄養の偏りなどが気になってしまい、
完全手作りに踏み切れない(手作りにした方が飼主様の気苦労が増える)
状況があるようでしたら、無理に完全手作りに変える必要はありません。

 
ドライフードに手作り食を少量トッピングする、
もしくは、
缶詰と手作り食を混ぜて与える

 
などで工夫されてみてはいかがでしょうか。

そして
成長期を過ぎて、飼主様がお気持ち的に安心出来るようになってから、
手作り食を積極的に取り入れていくこともひとつの方法だと思います。

 

もう一度お伝えします。

基準より食べている量が少ない = 食事(栄養)が不足している 

ということでは 決 し て あ り ま せ ん 。


「たくさん(基準量通り)食べさせなければいけない」
という呪縛に捕われることなく、
ご自分の愛犬の健康状態を一番の目安にして下さい。

 

食事量や栄養が足りない子は、

「あんまり食べてないけれど、とても元気」


という様子ではいられません。

2ヶ月半という年齢を考えて、
万が一の低血糖(摂取糖分不足による血糖値の低下)には
備えておいた方がよいとは思いますが、

基準量より食事量が少ないからといって
必ずしも低血糖になるわけではありませんから、
ちょっとずつでも食べて、元気にしている様子であれば、
さほど神経質に考える必要はないと思いますよ。

以上で、ご質問のお答えになりましたでしょうか。
本日の回答はココまでにさせて頂きますね。


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2009年6月13日 (土)

肝臓値が高いのですが…

みなさま、こんにちは!
関東は、梅雨入りしたとたんに雨が降らなくなりました。

雨は嫌いじゃないのですが、
シャンプーした後雨の中帰っていくワンニャンを見るのは切ないです…
早く梅雨が終わってほしいな〜と思ってしまいます。

 
 

それでは、本日のご質問に移りたいと思います。

 
 

今回質問したいことは、肝臓値が高い猫への食事についてです。
野良なので正確な年齢は不明ですが、獣医さんの診断では10ヶ月位ではないかとのこと。
薬の服用で若干ALPは下がりましたが、薬をやめるとまた戻るかもしれないといわれ、半年くらいは服用することになりました。
できれば薬ではなく自然の食材でよくすることができればと思っています。
須崎先生の犬の栄養辞典等を参考に、タラやキャベツなどをあげています。
効果的な食事があればぜひ教えていただきたいです。どうぞよろしくお願いいたします。

 

こんにちは、ご質問をどうもありがとうございます。
さて、今回ご質問頂いたのは
肝臓の数値が高い事に対しての効果的な食事』ということです。

肝臓の数値、
今回の場合はALPという血液検査の項目になりますが、
残念ながら、「ALPが高い」という情報だけでは、
私には猫ちゃんの状況を全くと言っていいほど把握する事が出来ません。

ALPが高い事で考え得る状況と言うのは、
とりあえず思いつく限りでも

・肝臓/胆管障害
・成長期
・骨の腫瘍
・クッシング病
・薬物
・腎臓病

などが考えられます。
(おそらくもっと色々あると思います)

 

そうすると、その中から状況を絞り込んでいく為には
ALPの具体的な数値もなく、「生後10ヶ月くらい」だけでは情報が少なすぎます。
(ただし、情報がもう少しあったとしても状況が把握出来るかどうかは別問題です)

 

猫ちゃんの状況が把握できない状態では、

「どのような食材が効果的か」

というご質問に関しましても、
残念ながらお答えする事ができません。

 
 

とはいっても、食事で出来る事が全くない、とお伝えしているわけではありません。

 
 

前回のブログ「甲状腺機能低下時の食事は?」でも触れましたが、

 食事に気をつけることで体力・気力を作っていくことは間違いなく重要であり、
 体力・気力が充実している子の方が、
 病気に打ち勝つ可能性が高くなることは間違いないため、
 原因が様々であったとしても「質の良い食事」が果たす役割は重要になってくる

ということは、どんな状態であっても共通してお伝え出来る事です。

 

「肝臓の数値が高い子に対して効果的な食材」を探すことが
唯一出来る事、ではありません。
飼主様が出来る範囲で食事の質を高めていく事も、
とても大切なのではないでしょうか。

 

そして、質の良い事だけにこだわりすぎずに、
猫ちゃんが美味しく食べられるごはんを作れると、なお良いですよね。

ご希望とされるお答えにはなっていないかもしれませんが、
本日はここまでとさせて頂きますね。

それでは本日はこれで!



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2009年6月 2日 (火)

甲状腺機能低下症時の食材は?

こんにちは!KONTANIです。

さて、なんだかんだと、結局ずいぶん間があいてしまったわけですが…(汗)

甲状腺機能低下症の場合に積極的にとったほうが良い食材
というご質問に対して、今回はお答えさせていただきたいと思います。

「甲状腺機能低下症」とひとことで言っても、先のブログでお伝えしたとおり、甲状腺機能低下症をおこす原因というのは実は様々です。


例えば、

one原料であるヨウ素が足りないことで甲状腺ホルモンの製造が不足している場合

two甲状腺や、甲状腺に命令を出す臓器に異常があって、ヨウ素は足りているけれどヨウ素を甲状腺ホルモンに合成出来ない場合


oneが原因であれば、ヨウ素を多く含む食材を取ることでかなり効果を発揮してくると思いますが、twoが原因の場合、ヨウ素をどれだけ加えても意味がないということになります。でも、もちろんtwoが原因であっても、ヨードそのものが足りなければ状況はさらに悪化します。

ですから、twoが原因である場合の甲状腺機能低下症は「食事だけでは対応しきれない病状」である可能性が高いわけです。


(上記にあげた例はあくまでわかりやすく説明するための一例ですので、参考程度に読んでください。決して甲状腺機能低下症の原因が上記の2つに限られるわけではありません


とはいっても、
食事に気をつけることでいろんな病気と闘うための体力・気力を作っていくことは間違いなく重要ですし、体力・気力が充実している子の方が病気に打ち勝つ可能性が高くなることは間違いないわけですから、原因がoneであってもtwoであっても「食事」が果たす役割は重要になってくると思います。

つまり、甲状腺機能低下症であっても、それ以外の病気であったとしても、表面に出てきている症状だけを追うのではなく、基礎体力をつけることを心がけることが重要になってくると考えます。

 

そのために重要なのは、まず、食べた食事をちゃんと消化吸収できていること

どんなに良い食材/サプリメントを摂取していたとしても、それらの栄養分を吸収できなければ意味がありません


ですから、食材選びも大切ですが、
そのんだ食材をいかに効率よく、そして負担なく体に消化吸収させるか
並行して考えるべきです。

 

また、もう少し甲状腺機能低下症にスポットを当ててみると…

甲状腺機能低下症というのは甲状腺ホルモンが不足することによって代謝が鈍ってしまっている状態です。結果として脂質代謝が鈍ってしまい太りやすくなったり、体が冷えやすくなったりすることがありますから、もしそういった症状を伴っている場合には、脂質を少ない食事を心がけてみたり、体を冷やさない食事を心がけることも大切だと思います


たとえば…


脂質の少ない食事 
 :鶏もも肉→鶏胸肉、豚バラ→豚ヒレ など

体を冷やさない食事
 :生野菜→温野菜、葉野菜中心→根野菜中心 など

消化吸収のよい食事
 :ドライフードであればそのままよりはふやかして与える
  手作り食であれば、特に野菜類はフードプロセッサーでペーストにして与える
  消化酵素を利用する  

などなど。



個人的には「何を食べるか」よりも「どうやって食べるか」のほうが重要だと思っていますので、実は本日もこれ以上、食材を掘り下げていくつもりはありません。

ということで、おそらくあまりご期待に添えない回答になってしまったかもしれませんがどうぞお許しくださいね。

本日はここまでです。 

 

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 明日からフィルウはゴールデンウィークの振替で3連休に入ります。

 6月6日(土)から営業再開になります。
 どうぞよろしくお願い致します。

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