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2008年11月26日 (水)

皮膚疾患と水分について

こんにちは、kontaniです。
この3連休、皆様いかがおすごしでしたか?
フィルウのホテルは、おかげさまで満員御礼で、にぎやかな週末を過ごしました。手作りごはんのお泊まりの子も多く、楽しく腕を振るわせて頂きました♪
お泊まりの子のごはんの様子は『フィルウの手作りごはんブログ』の方でも順々にお伝えさせて頂きますね。

さて、私kontaniのこのブログ、最近めっきり更新をサボってしまっており、申し訳ありません…そんな間に、ご質問も少しずつたまってしまっています(汗)
時間はかかってしまうと思いますが、順にお答えさせて頂いていきます、どうぞあたたかくお見守り下さい。

ただ、最近ちょっぴり「ブログへのご質問内容」について、不安に感じている事があるので、この場を借りてお伝えさせて頂こうと思います。

どういうことかといいますと…
皆様が見てくださっているこのブログ、題名にもあるように「手作り食の疑問点にお答えする」ブログです。
なのですが…このところ、食事以外のご質問を下さる方が増えてきてしまっています。

例えば、

・病気について
・ホリスティックケアについて
・ワクチンについて
・しつけについて

等々…

残念ながら、私は全ての分野に関して精通しているわけではありません。このブログ上でお答えさせていただいている食事のことに関してすら、毎回文章を作るたびに「ちゃんとお伝え出来ているだろうか?」と心配になることばかりです。それなのに、ましてや専門でない分野の事に関しましては、なまはんかな知識でお答えさせて頂く事はできません。

特に病気の事、他院での治療についてのセカンドオピニオンなどは、その子その子を取りまく環境からきっちりと考えていく必要がありますし、あまつさえ、診察したこともないワンちゃんニャンちゃんの病気についてはお答えすることは非常に困難ですし、このブログ上でお答えする事ではないと考えています。

ご質問を頂く皆様にわがままを申し上げることは大変心苦しく思いますが、このブログではこれから「食」に関する内容以外のご質問にお答えする事は控えさせて頂きたいと思います。

本当にわがままで申し訳ございませんが、どうぞご理解下さい。
また、これまでにご質問頂いております「食」以外のご質問につきましても、今後お答えは控えさせて頂きたいと思います。せっかく頂きましたご質問ですが…申し訳ございません。



それでは気を取り直してご質問に移りたいと思います。

ミニチュアダックスを飼っています。
最近耳の縁にかさぶたのようなものがつき、毛がごそっと抜けることが多くなって気になっています。
須崎先生の本でも皮膚疾患は水分を増やすことで解決できることが多いと読んで、普段はドライフードをふやかし、週に一度の手作り食でもなるべく水分を多めに作っておりますが、今のところ改善したようには見えません。
ダックスに多い疾患でそれほど深刻なものではないと聞き、またなるべく薬は使いたくないので、このまま様子を見ようと思っていますが、何かアドバイスがあればお聞きしたいと思いました。また水の摂取量というのはどの位の量を目安にすればよいのかも教えていただけると幸いです。よろしくお願いします。

こんにちは、ご質問をありがとうございます!
須崎先生の本を読んで頂き、手作りごはんを実践して頂いているとのこと、とても嬉しいです。

さてさて、ダックスのワンちゃんをお飼いになられているとのこと。「耳のふちのかさぶた」は、垂れ耳の子にはおおい症状のひとつかもしれません。

さてさて、ご質問頂きました水分についてですが…
「皮膚疾患は水分を増やすことで解決出来ることが多い」というこの文章なのですが、決して間違いではないのですが、ちょっと誤解をうけやすいかもしれませんので補足させていただきます。

二つに分けて考えましょう。
「皮膚疾患は水分不足が原因で起こるのか?」
「皮膚疾患は水分量を増やせば改善するのか?」

まず、「皮膚疾患は水分不足が原因で起こるのか?」ということに対しましては、(少なくとも現代の犬に関していえば)ほぼ6割くらいの確率で当てはまるのではないかと感じています。

皮膚症状=100%水分不足

とは言えませんが、かなりの割合で水分不足による皮膚疾患に悩まされている子がいることは少なくとも事実です。

次に、「皮膚疾患は水分量を増やせば改善するのか?」ということに対しましてですが、このご質問に関しましてはお答えは難しいのですが、根本的には『いいえ』とお答えさせて頂いています。

「水分を十分に摂取する」ことは、『バランスの取れた健康な体を作る為に必要』ではあります。そして、体のバランスが改善してきたら、自然とゆがみが原因で起こってきている皮膚疾患は消えていきます。
皮膚疾患に限らず、病気や症状が治るというのは、そういうことなのです。

そして、『水分を十分に与えているのに改善しない』ということは、それは『水分量を増やすだけでは体のバランスを調整することが出来ない』ということになのです。ですから、その場合は水分を増やすだけではなく、他の選択肢を併用していく必要も出来てくるかもしれません。

ただ、その時に考えていく中で、「愛犬/愛猫にとって、治療が必要な状況なのかどうか」という視点で見ていくこともとても大切です。

要は病気や症状をなくすことが一番の目的ではなく、愛犬と飼主様が快適に過ごすということが、一緒に暮らしていく中で一番大切なわけです。



今回のご質問の件に例えてみると、

耳にかさぶたが出来てしまっている状態は確かに見ていて気持ちがよいものではないし、出来るなら治してあげたいという気持ちがあることはもちろん理解出来ます。

でも、ワンちゃん自身はおそらく耳先にカサブタが出来ていても気にする様子もなく、元気に過ごしているのではないでしょうか?
そんな場合は、飼主様が「治す」ということばかりにとらわれてしまうと、そうするとワンちゃんにとって治療をしなくてもなんの問題もない状況だったのに、一日に何度もお薬を塗ったり飲ませたりすることになり、逆にワンちゃんにとってものすごいストレスになってしまう可能性もあります。

ですから、ご質問者様が仰られるように

> ダックスに多い疾患でそれほど深刻なものではないと聞き、またなるべく薬は使いたくないので、このまま様子を見ようと思っています

という考え方は、とても柔軟な考え方だと思います。
そして、もしかして症状が悪化するようであれば、次の選択肢を選んでいくということでもいいのではないかな?と思うのです。

> また水の摂取量というのはどの位の量を目安にすればよいのかも教えていただけると幸いです。

水の摂取量の目安は、おしっこの量や色、匂いが一番分かりやすいのではないかと思います。
水分がまだ少ない場合には、濃くて匂いの強いおしっこがでます。その子にあった水分が摂取出来ている状態であれば、透明に近いおしっこをしてくれます。もちろん、回数も増えますし、匂いは少なくなります。体重1kgあたり何mlの水分…などという細かい計算ではなく、おしっこを目安にしてあげて下さい。

以上でご質問のお答えになりましたでしょうか?

なんだか本日は眠い目をこすりながら文章を書いていたので、所々文脈などのつながりがおかしい部分が存在すると思いますが、どうぞご容赦下さいませ…

それでは皆様,本日はこれで失礼致します!おやすみなさいませ!

 

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2008年11月 8日 (土)

検査の結果…

こんにちは、最近めっきり寒いですね!
今年の冬は暖冬だと言われている気もしますが、あたたかいといっても、やはり冬は冬ですね.皆様,お体冷やさないように十分注意してくださいね!

今日は最初に最近よんだ興味深い本をご紹介させて頂きます。

ほんとうの環境問題 ほんとうの環境問題

著者:池田 清彦,養老 孟司
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

ペットの本じゃなくてスミマセン…(汗)

養老さんの本だったので、フラっと手に取ってしまったのですが、読みやすいのですが読み応えのある本でした。

この本に書いてある事が正しいかどうかという事はまた別の問題として、いろいろな視点から物事を考えるという事は大切だ、と、改めて感じさせられた本でした。

国会が解散する前に、是非ご一読あれ。

さてさてそれでは、今回も久しぶりにご質問にお答えさせて頂きます。

我が愛犬ラブラドールレトリバーはアトピー性皮膚炎のため、”須崎先生の愛犬の為の手作り食”の症状別レシピを使って作っていたのですが、今回アレルゲンを調べましたら、米、玄米、コーン、大麦、全てに原因にあがっていました。どうしたら良いか・・困っております。

こんにちは、ご質問をありがとうございます。
須崎先生の本を読みながら手作り食を作って頂いているとのこと、とても嬉しいです。

さて、ところがアレルゲンの検査でいろいろな食材が出て来てしまったという事ですね。

アレルギー検査と言いましてもいろんな検査方法があり、皮内にアレルゲンを注射して行う皮内検査や、血液中の抗体反応を測定する事で簡易的にアレルゲンのチェックをする検査があります。(血液による検査といっても、それもいくつかの検査機関があります)

検査について云々はさておき、私個人の考え方としては、食材が合う合わないの前に、
その食物を受け入れる動物側の「環境」が整っていないのではないか?
という部分を考えます。

その体の中の環境が整うまでは、アレルゲンと『確定』されたもの、もしくは摂取すると明らかに症状が悪化するような食材に関しては、除去していくことが必要なのではないかと思います。
そして、それらの食材を除去している間にあの手この手で「環境」が整って来てくれれば、一度アレルゲンと診断を受けたものでも体が受け入れてくれる可能性は十分にあると考えています。

ただ、現状として米、玄米、コーン、大麦が本当にアレルゲンであり、食べると症状が悪化するような状況があるとするならば、一時的にそれらは控え、イモ類を炭水化物として加えることは難しいでしょうか?
サツマイモ、じゃがいも、長いも、里芋、かぼちゃなど…葛もでんぷんですね。

症状別レシピ本でご紹介している食材などは、ほんのひとにぎりのものに過ぎません。その食材を使ったら、必ず改善するというものでもありませんし、その症状に対する食材として記載がなければ使ってはいけない、というものでもありません。

あくまで本での情報は参考程度にとどめ、後は愛犬の体と相談しながら、食事を考えていくほうが大切です!それができるのは飼主さまだけですから、慌てず焦らず、ワンコと向き合って続けてあげて下さい。

以上でご質問のお答えになりましたでしょうか?

それでは本日はこれで失礼します。

 
 

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