緑茶は危険ですか?(リメイク)
ついこの間、「KONTANI先生のネコちゃんにもあげてみてください♪」と須崎動物病院フード事業部のスタッフさんにすすめられ、「ささみフリーズドライ」を購入してみました。
今まで、なんとなく「ワンちゃん用」という意識があったので、ささみフリーズドライを猫にあげるっていう感覚にならなかったのですが、「そういえば、ササミ自体はうちの猫は好きだな」と思って、試しに使ってみることに。
「かなり乾燥が強いので、水で戻して使った方が食べ付きが良いかも知れませんよ」
とアドバイスを受けたものの、お腹を空かした愛猫を目の前にして、水で戻している時間ももったいなかった(単にめんどくさかった)ので、とりあえず乾燥したもののままあげてみることに。
すると‥
‥びっくりするくらいよく食べます!
乾燥してるなんて、全く気にならない様子です。一本丸々あげても3分くらいで食べ終わっちゃって、むしろ早すぎだろ!ってビックリしました。
でも、乾物で保存もきくので、安心してあげられるおやつと言うことで常備することにしました♪
猫派の皆様、是非一度お試しあれ。
ではではご質問に移ります。
Question
緑茶について質問があり、初めてメールしました。
緑茶の抗酸化作用がわんこの身体にいいと聞いたのですが
緑茶に含まれるカフェインはわんこに与えても特に問題はないのでしょうか?
チョコやコーヒー、紅茶のカフェインはカフェイン中毒になる可能性があるといいますが
緑茶のカフェインは中毒症状を起こさないのでしょうか?
もし中毒症状を起こすとしたらどれくらいの量を与えると起こしてしまうとかって
ありますか? 教えてください。よろしくお願いします。
Answer
カフェイン中毒について、その症状があることはもちろん存じ上げていましたが、
具体的にどれくらいの量を摂取するとNGなのか?は記憶になかったので、
今回のご質問をきっかけに調べてみました。
犬でのカフェイン摂取危険量は体重1キロ当たり150〜200mgとのこと。
(論文からではなく、いくつかの市販書を参考にさせて頂きました)
150mgのカフェインって、どれくらいの量なんでしょうか?
目安としては、だいたい緑茶一杯に含まれるカフェイン量が70mgとのこと。
つまり、理論的には体重1キロの子が緑茶2杯少し飲むと危険量、ということになります。
ちなみにコーヒーのカフェイン量は一杯約150mg程度のようです。
もちろん、危険量と言っても個体個体で差はありますし、緑茶ひとつとっても、
茶葉の種類や入れ方でカフェイン量もかなり上下すると思いますから、
上記の内容も参考までに捉えるべきです。
とはいっても、例えばコーヒーや緑茶を一口舐めたからと言って、
病院に飛んでいかなければいけないようなものでもなさそうですよね。
以上でご質問のお答えになりましたでしょうか?
それでは楽しい手作り食ライフをお過ごしくださいね♪
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