2009年10月12日 (月)

アレルギーが出る犬への手づくり食について

皆様、ずいぶんとご無沙汰してしまいました。
実に3ヶ月?4ヶ月?ぶりの更新になります。
既に忘れ去られてしまっているかもしれませんね…(汗)

そんななんだかんだと更新が滞っている間に
フィルウも2周年を迎えました!
時間が経つのは早いものだなーと感じています。

ということで、初心に戻るという意味合いも兼ねて、
ブログのテンプレートを一番最初に使用していたものに
戻してみました!

我ながら懐かしいです。

 

そして、もうひとつ、皆様にご報告があります。

更新が滞っている間に
花ちゃんに弟が出来ました!
(要約:KONTANIの猫が一匹増えました)

只今4ヶ月のやんちゃ坊主・太郎(♂)です。
09080405

 

 

 

 

 

 

 

 

みなさま、花と太郎をどうぞよろしくお願い致しますhappy01

 


それでは、やっとやっと、本題のご質問にうつりたいと思います。

 

我が家のシェルティ(5歳)は、お米・小麦・大豆・にんじん・トマトなどにアレルギーがでます。手作り食にしたいと思い、いろいろレシピを参考にさせて頂こうと思っても、殆どが穀類がメインになっています。
穀類・おから等抜きでの完全な手作り食と言うのは、栄養的にもやはり無理があるのでしょうか?どうぞよろしくお願い致します。

 

こんにちは!
ご質問をありがとうございます。

さて、早速なのですが…
ご質問を頂きました内容に関しまして、
ちょっと不明な点がありますので、
確認させて頂きますね。

ご質問の文章の中に
「アレルギーが出ます」という表現がありましたが、

アレルギーが出る、というのは、
「実際にその食材を食べると何らかの症状が出てしまう」
ということでしょうか。

それとも、
「アレルギー検査で陽性反応が出てしまった」
ということでしょうか。

どちらの状態なのかと言うのは、
実はお答えする上ですごく重要だったりするわけですが、
残念ながら、文章を読ませて頂く限りだと、
どちらの状態なのかは判断出来ません。

ので、
的外れな回答になってしまうかもしれませんが、
勝手に
「アレルギー検査を行った結果、 
 上記の食品類にアレルギー反応が出た」

という状況であると判断し、
物事を考えてみたいと思います。

 

まず、アレルギー検査について。 

現状では、
犬猫のアレルギー検査は、
血清中IgE量を測定する方法が主流です。

※一部皮内検査を行っている病院もあると思いますが、
 少なくとも、ご相談にいらしてくださる皆様が所有
 されている書類を見る限りでは、血液検査による
 血清中IgE量測定による検査が主流だと思います。

 

血清中IgE検査に関しては、
簡便で利用しやすいというメリットはありますが、
擬陽性が出やすい(IgGに対する交差反応が出やすい)
というデメリット
もあります。

 
擬陽性が多い検査、ということは、つまり、
『アレルギー陽性反応が出た食材は
 アレルゲンである【可能性】はあるが
 アレルゲン【確定】ではないですよ』

ということでもあります。

それでも、
もちろん検査結果の中には
【確定】となるアレルゲンもあるわけで、
ここがとても難しい。

なぜ難しいのかというと、
どの結果が正解でどの結果が擬陽性か
検査結果をどれだけ見ても判別出来ないから
です。

もちろん検査センターでは、
擬陽性反応を出来るだけ減らせるように
日々研究を進めていると思います。

 

ですが、手技上、

擬陽性を限りなく減らすことが出来ても
擬陽性をゼロにすることは困難であるため、

結果としては
【君子危うきに近寄らず】ということわざの通り
疑いがかかったもの(陽性と反応が出たもの)で、
排除出来るものはできるかぎり排除していく

ということが、現状のアレルギー検査後の
主な治療方針となっています。

 

さて、今回のご相談では
【お米・小麦・大豆・にんじん・トマト】などに
アレルギー反応が出てしまっているとのこと。

そうすると、
●血清中IgE検査(を行ったと仮定して)の結果に従い
●アレルギーの治療方針に沿って考える

のであれば、

◉これらの食材を排除して食事を考えること
が必要になってきます。

 

お米、小麦がダメだとすると…

穀物は、炭水化物(でんぷん)を多く含んでいます。
穀物抜きでレシピを考える場合には、
穀物以外で炭水化物(でんぷん)を多く含むもの…
を探してみましょう。

代表的なものは芋類ですね。
芋類というと、芋好きの私の頭の中には
【さつまいも、かぼちゃ、じゃがいも、里芋、長芋】
などがパッと浮かびます。

 
その他にも、タピオカや葛なども、
粉になっていて利用しやすい炭水化物だと言えます。

上記の食品を利用されてみてはいかがでしょうか?

 

 

また、
大豆もNGということで栄養的な心配もされていますが、
大豆製品をとらなければ栄養不良になる、
ということは通常では生じないと思います。

ただ、
飼主様ご自身が菜食主義であったりすると、

「アレルギー様症状が出ている時には
(アレルゲンである/ないに関わらず)
 動物性蛋白は一切食べさせてはいけない!」

と考えられる方がいらっしゃいます。

 

もし、
動物性蛋白質も植物性蛋白質(大豆含む)も
なるべく摂取しない状況において…

という意味合いでの問いかけであったとするならば、

 長期間に渡って著しく蛋白質摂取量が制限される
 状況は好ましくな
いし、状況によっては栄養不良
 が生じる

とお答えさせて頂きます。

 
今回のアレルゲンの中には

「動物性蛋白質がアレルゲンである」

という表記はありませんので、
動物性蛋白質を食材として利用出来れば、
私が心配するような問題は生じないと思われます。


以上がおおまかなご質問に対するお答えになります。

 

さて、
上記のことを踏まえた上で私からお伝えしたいことは、
あまりアレルギー検査の結果を気にしすぎないように
ということです。

検査結果を無視して下さい、
とお伝えしているわけではありません。

検査結果ばかりに目がいってしまうと、
人にとってもペットにとっても不幸な状況に
陥ってしまう場合があるのです。

 

世の中にはいろんな状況が存在していて、その中には

●食事を制限しても状態が良くならない場合
があるわけです。

つまり、
●食事が原因でない場合がある
と言うことですね。

この状況と言うのは、意外に良くあることです。

にもかかわらず、アレルギー検査を行った結果、
陽性反応が出た食材ばかりに目がいってしまうと、
まじめな飼主様であればあるほど、

「私の食事のどこが悪いのかしら!?」
と自分を責めてしまい、ストレスを感じられます。

そして、自分を責めている飼主様を見て、
ペットは

「自分がご主人様を悲しませているんだ…」

と感じ、それがペットにとってのストレスになります。

もちろん、

食事が原因でない場合であっても、
食事が状況改善の手助けをしてくれることはありますので
食事をおろそかにしてはいけないとは思うわけですが、
しつこいようですが
食事だけでは改善しない状況だって
同じように多々ある
わけですから、
食の迷宮に迷い込まないでほしいなー
と思うわけです。

 

ああ、
今日もまたすっかり文章が長くなってしまいました。

なかなか「スパ」っと
切れ味よくお答えすることが出来ずに
申し訳ございません(汗)

 

以上で本日の回答を終了させて頂きたいと思います!
長文を読んで頂き、ありがとうございました。

 

 

※私の時間が足りず、管理が十分でないため
 コメントをいただいてもご返答が出来ないこと、
 大変申し訳なく思っています。

 そのため、コメント欄は閉じさせて頂くことに
 致しました。勝手で申し訳ありませんが
 ご理解いただけましたらと思います。

 

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2009年6月28日 (日)

成長期の食事

こんにちは。
だんだん暑い日が増えてきましたね。
いよいよ夏なんだな〜と、今からちょっぴり気が重くなっているトコロです。
夏バテだけは回避できるように、人もペットも注意したいモノですね。

それでは本日のご質問にうつりたいと思います。

 

はじめまして。
10日ほど前から約生後2ヶ月半のパピヨンを飼い始めました。
とても元気なのですが、フードをあまり食べません。
全く食べない日は今のところはありませんが、
基準の給与量と比べるとかなりの少なさです。
ミルクや缶詰などで工夫してみてもいまいちです。

手作りごはんのほうがよく食べてくれるのではないかと思うのですが、
生後何ヶ月ぐらいから始めても問題ないでしょうか?
今のうちはカロリーを多めに摂取しなければいけない時期かと思うので
まだフードで様子を見たほうがよろしいでしょうか。
 

こんにちは。ご質問をありがとうございました。
2ヶ月半のパピヨンのワンちゃんがおうちにいるなんて…
賑やかで幸せな様子が目に浮かびます^^。

 

さてさて、ワンちゃんの食が細くてお悩みということですね。

> とても元気なのですが、フードをあまり食べません。
> 全く食べない日は今のところはありませんが、
> 基準の給与量と比べるとかなりの少なさです。

 
まず、「基準の給与量」というのはあくまで目安である
ということを理解して頂くことはとても大切です。

 
基準より食べている量が少ない = 食事(栄養)が不足している 

ということでは あ り ま せ ん 。

少ないように見えても、
その子にとっての適量であることも多々あります。

 

また、

> 全く食べない日はない  ということと、

> とても元気  ということを考えると、

本人は自己調整しながら、必要な分だけ食べているのかな〜
という印象もあり、神経質に考えすぎる必要はないのかもと思います。

 

とはいっても、
生後2ヶ月半の赤ちゃんですから、
やっぱりごはんはもりもり美味しそうに食べてほしいですよね。

 

生後2ヶ月半での手作りごはんももちろん可能です。

ただ、成長期のごはんですから、
成犬が食べるごはんとの違いは意識していただくべきだと思います。

成犬との大きな違いは大雑把にお伝えすると以下のような感じです。

・消化能力が弱い
・胃が小さい
・栄養要求量が多い

 
消化能力が低いのに栄養要求量が多いわけですから、
ポイントは
いかに消化しやすく、また吸収しやすい食事を心がけるか
が大切になってきます。

 

●消化能力が弱い
  →消化に手間のかかる野菜や穀物の割合は減らし、
   与える場合はミキサーにかけて

●胃が小さい
  →食事は一日3〜4回に分けて与える

●必要とする栄養量が多い
  →なるべく栄養密度の高い食事を与える

を心がけて手作りにチャレンジして頂くことでもよいと思います。

 

…とは言いましても、
今回手作りごはんについてご相談頂いた一番大きな理由は
ワンちゃんが「食べない」ことが心配であるということでした。

 

もし、栄養の偏りなどが気になってしまい、
完全手作りに踏み切れない(手作りにした方が飼主様の気苦労が増える)
状況があるようでしたら、無理に完全手作りに変える必要はありません。

 
ドライフードに手作り食を少量トッピングする、
もしくは、
缶詰と手作り食を混ぜて与える

 
などで工夫されてみてはいかがでしょうか。

そして
成長期を過ぎて、飼主様がお気持ち的に安心出来るようになってから、
手作り食を積極的に取り入れていくこともひとつの方法だと思います。

 

もう一度お伝えします。

基準より食べている量が少ない = 食事(栄養)が不足している 

ということでは 決 し て あ り ま せ ん 。


「たくさん(基準量通り)食べさせなければいけない」
という呪縛に捕われることなく、
ご自分の愛犬の健康状態を一番の目安にして下さい。

 

食事量や栄養が足りない子は、

「あんまり食べてないけれど、とても元気」


という様子ではいられません。

2ヶ月半という年齢を考えて、
万が一の低血糖(摂取糖分不足による血糖値の低下)には
備えておいた方がよいとは思いますが、

基準量より食事量が少ないからといって
必ずしも低血糖になるわけではありませんから、
ちょっとずつでも食べて、元気にしている様子であれば、
さほど神経質に考える必要はないと思いますよ。

以上で、ご質問のお答えになりましたでしょうか。
本日の回答はココまでにさせて頂きますね。


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2009年6月13日 (土)

肝臓値が高いのですが…

みなさま、こんにちは!
関東は、梅雨入りしたとたんに雨が降らなくなりました。

雨は嫌いじゃないのですが、
シャンプーした後雨の中帰っていくワンニャンを見るのは切ないです…
早く梅雨が終わってほしいな〜と思ってしまいます。

 
 

それでは、本日のご質問に移りたいと思います。

 
 

今回質問したいことは、肝臓値が高い猫への食事についてです。
野良なので正確な年齢は不明ですが、獣医さんの診断では10ヶ月位ではないかとのこと。
薬の服用で若干ALPは下がりましたが、薬をやめるとまた戻るかもしれないといわれ、半年くらいは服用することになりました。
できれば薬ではなく自然の食材でよくすることができればと思っています。
須崎先生の犬の栄養辞典等を参考に、タラやキャベツなどをあげています。
効果的な食事があればぜひ教えていただきたいです。どうぞよろしくお願いいたします。

 

こんにちは、ご質問をどうもありがとうございます。
さて、今回ご質問頂いたのは
肝臓の数値が高い事に対しての効果的な食事』ということです。

肝臓の数値、
今回の場合はALPという血液検査の項目になりますが、
残念ながら、「ALPが高い」という情報だけでは、
私には猫ちゃんの状況を全くと言っていいほど把握する事が出来ません。

ALPが高い事で考え得る状況と言うのは、
とりあえず思いつく限りでも

・肝臓/胆管障害
・成長期
・骨の腫瘍
・クッシング病
・薬物
・腎臓病

などが考えられます。
(おそらくもっと色々あると思います)

 

そうすると、その中から状況を絞り込んでいく為には
ALPの具体的な数値もなく、「生後10ヶ月くらい」だけでは情報が少なすぎます。
(ただし、情報がもう少しあったとしても状況が把握出来るかどうかは別問題です)

 

猫ちゃんの状況が把握できない状態では、

「どのような食材が効果的か」

というご質問に関しましても、
残念ながらお答えする事ができません。

 
 

とはいっても、食事で出来る事が全くない、とお伝えしているわけではありません。

 
 

前回のブログ「甲状腺機能低下時の食事は?」でも触れましたが、

 食事に気をつけることで体力・気力を作っていくことは間違いなく重要であり、
 体力・気力が充実している子の方が、
 病気に打ち勝つ可能性が高くなることは間違いないため、
 原因が様々であったとしても「質の良い食事」が果たす役割は重要になってくる

ということは、どんな状態であっても共通してお伝え出来る事です。

 

「肝臓の数値が高い子に対して効果的な食材」を探すことが
唯一出来る事、ではありません。
飼主様が出来る範囲で食事の質を高めていく事も、
とても大切なのではないでしょうか。

 

そして、質の良い事だけにこだわりすぎずに、
猫ちゃんが美味しく食べられるごはんを作れると、なお良いですよね。

ご希望とされるお答えにはなっていないかもしれませんが、
本日はここまでとさせて頂きますね。

それでは本日はこれで!



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2009年6月 2日 (火)

甲状腺機能低下症時の食材は?

こんにちは!KONTANIです。

さて、なんだかんだと、結局ずいぶん間があいてしまったわけですが…(汗)

甲状腺機能低下症の場合に積極的にとったほうが良い食材
というご質問に対して、今回はお答えさせていただきたいと思います。

「甲状腺機能低下症」とひとことで言っても、先のブログでお伝えしたとおり、甲状腺機能低下症をおこす原因というのは実は様々です。


例えば、

one原料であるヨウ素が足りないことで甲状腺ホルモンの製造が不足している場合

two甲状腺や、甲状腺に命令を出す臓器に異常があって、ヨウ素は足りているけれどヨウ素を甲状腺ホルモンに合成出来ない場合


oneが原因であれば、ヨウ素を多く含む食材を取ることでかなり効果を発揮してくると思いますが、twoが原因の場合、ヨウ素をどれだけ加えても意味がないということになります。でも、もちろんtwoが原因であっても、ヨードそのものが足りなければ状況はさらに悪化します。

ですから、twoが原因である場合の甲状腺機能低下症は「食事だけでは対応しきれない病状」である可能性が高いわけです。


(上記にあげた例はあくまでわかりやすく説明するための一例ですので、参考程度に読んでください。決して甲状腺機能低下症の原因が上記の2つに限られるわけではありません


とはいっても、
食事に気をつけることでいろんな病気と闘うための体力・気力を作っていくことは間違いなく重要ですし、体力・気力が充実している子の方が病気に打ち勝つ可能性が高くなることは間違いないわけですから、原因がoneであってもtwoであっても「食事」が果たす役割は重要になってくると思います。

つまり、甲状腺機能低下症であっても、それ以外の病気であったとしても、表面に出てきている症状だけを追うのではなく、基礎体力をつけることを心がけることが重要になってくると考えます。

 

そのために重要なのは、まず、食べた食事をちゃんと消化吸収できていること

どんなに良い食材/サプリメントを摂取していたとしても、それらの栄養分を吸収できなければ意味がありません


ですから、食材選びも大切ですが、
そのんだ食材をいかに効率よく、そして負担なく体に消化吸収させるか
並行して考えるべきです。

 

また、もう少し甲状腺機能低下症にスポットを当ててみると…

甲状腺機能低下症というのは甲状腺ホルモンが不足することによって代謝が鈍ってしまっている状態です。結果として脂質代謝が鈍ってしまい太りやすくなったり、体が冷えやすくなったりすることがありますから、もしそういった症状を伴っている場合には、脂質を少ない食事を心がけてみたり、体を冷やさない食事を心がけることも大切だと思います


たとえば…


脂質の少ない食事 
 :鶏もも肉→鶏胸肉、豚バラ→豚ヒレ など

体を冷やさない食事
 :生野菜→温野菜、葉野菜中心→根野菜中心 など

消化吸収のよい食事
 :ドライフードであればそのままよりはふやかして与える
  手作り食であれば、特に野菜類はフードプロセッサーでペーストにして与える
  消化酵素を利用する  

などなど。



個人的には「何を食べるか」よりも「どうやって食べるか」のほうが重要だと思っていますので、実は本日もこれ以上、食材を掘り下げていくつもりはありません。

ということで、おそらくあまりご期待に添えない回答になってしまったかもしれませんがどうぞお許しくださいね。

本日はここまでです。 

 

*******************************

 明日からフィルウはゴールデンウィークの振替で3連休に入ります。

 6月6日(土)から営業再開になります。
 どうぞよろしくお願い致します。

*******************************

 

応援宜しくお願いします!

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2009年5月 8日 (金)

新型インフルエンザウイルス騒動を見て思うこと

こんにちは、気がつけばゴールデンウィークも足早に過ぎ去り、
あんなにペットホテルもだいぶ落ち着きました。
みなさんが「もう終わっちゃった〜」と感じるゴールデンウィークは、
私にとっては「やっと終わった〜」という日々でもあります。

 

それにしても、今年のゴールデンウィークはいろいろ賑やかでしたね!

特に、個人的に新型インフルエンザに注目していました。

今回の新型インフルエンザ騒動で色々と思う所があったものですから、
本当であれば前回ブログの続きを更新すべきなのですが、その前にこの場所を借りて
自分の思う所を皆様にお伝えしてみようと思います。

ちょっと重く長いお話しになってしまうかも知れませんが、お付き合い下さいませ。



テレビやインターネットの情報網が発達し、
私たちは本当に手軽に、様々な情報を手に入れることができるようになりました。

その分、情報が氾濫しやすくなり、
本当なのか嘘なのかも分からない情報に踊らされる事も増えてきたように思います。


今回の新型インフルエンザウイルス騒動も、
様々な情報に日本全体がもてあそばれているような印象を受けました。
どこかで、「今回の騒動は、新型ウイルスではなく情報のパンデミックだ」
と表現している方がいましたが、うまく表現される物だと感心していました。

テレビを付ければ

やれどこやらで感染者が出た、
いや調べてみたら間違いだった、
そんな間にあちらでまた新たな感染がみつかった、
いやまた間違いだった…

感染を疑う人があの電車に乗ったかもしれない
あの場所にいたかもしれない


毎日コロコロと変わる報道の真偽を確認するすべを持たない私たちは、
テレビや新聞から流れてくる情報を信じるしかありません。

ですが、マスコミの流す連日の「不確かな情報」により
国民が不安に包まれ、そのため医療機関や国への不信感
意図的といっても良いくらいにあっという間に国民の間に
植えつけられていく状況
が存在したと思います。

「診療拒否」とか「検疫漏れ」とか…
あたかも医療者や検疫関係者の落ち度であるかのような表現をよく目にしましたが、
報道陣は
日本国民を不安に陥れ、国民同士の信頼関係を崩壊させることが
仕事なのでしょうか?

こんなときこそ、報道の力を使って国全体の信頼関係を強化し協力し合うべき
だと思うのですが、国や医療機関のあら捜しをしているようにしか見えませんでした…
とても残念です。

と、話がずれてしまいました。


 

今回の新型インフルエンザ騒動を眺めつつ、私が非常に恐ろしいと感じていたこと。

それは、 
『もし、今後、日本で狂犬病が発症してしまったら?』
ということでした。


そして、狂犬病が発症してしまった場合に、
今回のように、まことしやかに報道が情報を煽り立てたとしたら…

日本国民のパニックの矛先はどこに向かうのか…?











皆さんは、その状況を想像することができるでしょうか。



 


**狂犬病予防接種についてのちょっとした補足です**********

  日本国で飼育される犬には、
  狂犬病の予防接種が法律で義務づけられています

  「現時点で日本には狂犬病は存在しない(と言われている)のに、
  なぜ毎年狂犬病のワクチンを打たなければいけないの?」

  と疑問に思われている方もいらっしゃると思います。

 

  予防接種を行う理由としては、狂犬病のワクチンは

  「犬を狂犬病から守るためのワクチン」という意味以上に、

  「日本国民を狂犬病から守るためのワクチン」

  という意味があります。

  つまり(極端に言えば)
  人間の安全の為に、犬にワクチン接種を義務付けている
  のです。

**********************************


 

以下は、一人の人間としてKONTANIが思っていることです。

 

私は、狂犬病の予防接種は受けるべきだと思っています。

それは、なぜか。

もちろん狂犬病という病気から、犬を、そして人間を守るため、という意味もあります。


でも、それ以上に…
もし日本で狂犬病が発生してしまったらどうなるか
ということを考えるからです。

今回のインフルエンザ騒動を見ても分かる通り、
狂犬病が日本に発症してしまったとしたら、
十中八九、日本はパニックに陥るでしょう。

日本国民がが狂犬病パニックに陥ってしまったとしたら、
どのような状況が発生するか…。
想像するのも恐いです。

もしかしたら、私は一番最悪の事態を想像してしまっているかもしれませんけれど…



私が狂犬病の予防接種を受けるべきだと考えているのは、
この危うい日本の中で、
狂犬病が発症してしまった時に、
狂犬病の予防接種証明書、そして国への登録を行って
いることが
「パニックに陥ってしまった世間から犬達を守るための
【免罪符】だ」
と考えているから
です。



以上が、一人の人間としての意見です。

 

そして、今更ながら、私は国から免許を頂きました獣医師でもありますから…
(今さらですね、苦笑)

みなさん、狂犬病の予防接種はちゃんと受けましょうね!

 

もし、体調不良や病気治療中のため狂犬病の接種が出来ない場合には、
かかりつけの先生に相談して、「狂犬病予防接種の免除」をお願いしてください。

「うちの子噛まないから…」なんて言う理由はダメですよ!

 

ああ、稀にちゃんとした(?)獣医らしいことをいうと肩が凝ります。

 

私の長い独り言にお付き合い下さりありがとうございました。

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2009年4月25日 (土)

アブラナ科の食材について

こんにちは、KONTANIです。

前回の更新からまたもや1か月近くの月日が流れてしまいました…
続きものだったのに、こんなに期間が空いてしまい、申し訳ありませんでした。

早速、前回のご質問に対する回答の続きをお伝えしていきたいと思います。

前回は、甲状腺機能低下症という症状が、どのような状況で発生する可能性があるのか、についてお伝えさせていただきました。

次に、アブラナ科の植物のどのような成分が、甲状腺機能に対してどのような影響を及ぼすと考えられているのか調べてみましょう。

アブラナ科の植物の中には、「グルコシノレート」という物質が含まれています。この「グルコシノレート」は、抽出など種々の反応によって「ゴイトリン」という物質に変化します。
この「ゴイトリン」という物質が、甲状腺において、【ヨウ素】の取り込みの邪魔をすることが知られています。

【ヨウ素】は、甲状腺ホルモンの原材料となる物質です。

ですから、『甲状腺へのヨウ素の取り込みが邪魔される=甲状腺ホルモンの原料となるヨウ素が不足するという状態となり、甲状腺ホルモンそのものを生成することが出来なくなり、甲状腺ホルモンの産生の低下が生じます。

この部分だけ書くと「じゃあゴイトリンになる可能性がある物質を含んでいるアブラナ科の食材は食べないほうがいいのでは?」ということになりますが…

もう一度上記の文章を読みなおしていただきたいのですが、キャベツやブロッコリーなどのアブラナ科の食材にはヨウ素を阻害するゴイトリンそのものが含まれているわけではありません。
ゴイトリンに変換される可能性があるグルコシノレート」が含まれているのです。

それでは、グルコシノレートという物質の危険度をどれくらいと考えるべきなのか?という視点に立ってみると、

●グルコシノレートからゴイトリンへの変換が促進されるのは『抽出』や『粉砕』などの強い刺激による場合が多いこと

●キャベツやブロッコリーは品種改良が進み、ゴイトリンに変換されて問題になるほどのグリコシノレートは含まれていない可能性が高いこと

という状況(環境)も存在するようです。

つまり、確かにゴイトリンそのものは、甲状腺機能低下症を有している動物にとっては避けたい栄養素ではあるかもしれません。

ですが、例えば食事の中の野菜の一種類として、一口二口程度のアブラナ科の植物を食べた程度で、甲状腺機能に異常を呈するほどのゴイトリンを生ずるほどのグリコシノレートをはたして摂取できるのか?というのも考慮すべきところだと思います。

もちろん、アブラナ科の植物を食べなければ生きていけないというわけでは全くありませんから、ご心配であれば、食材の中からアブラナ科の野菜を完全に排除していくというのも選択肢のひとつであると思います。それは別に悪いことでもなんでもなく、飼主さまが安心して続けていける手段・方法を選択していただければ良いのです。

とはいっても今回のご相談の場合には、ワンちゃんは「甲状腺機能低下症」という診断がまだついているわけではありませんので、この段階で完全にはじかなければいけないほどの食材でもないかな〜と思います。

でも、
面白いなーと思うことは、ゴイトリンの元になる物質であるグルコシノレートは、一方で「体に良い働きをするもの」という面もあるのです。

グルコシノレートは『イソチオシアネート』という物質を経由してゴイトリンになるのですが、この経由物質であるイソチオシアネートは化学発がんを抑制することが報告されているようで、『適量』を摂取することで、癌に有効『かもしれない』という可能性が認められているようです。(ただし、まだ研究段階のもののため、その有効性は保障されていないようですので、丸のみ鵜呑みになさいませんようお願いいたします)

つまり、グルコシノレート「甲状腺機能低下症にとっては悪役になる可能性」をもっていますが、「癌にとっては救世主になる可能性」を持っていることになります。

栄養を勉強していくと、面白いなーと思うと同時に、本当に不思議だなーと思います。

同じ成分をとってもよい面と悪い面がある。

じゃあこの栄養素は食べた方が良いの、食べない方が良いの、どっちなの?
ってことになるかもしれませんが、
そういうことでもなく、
それらの良いとこ悪いとこ含めて食べて、初めて「食事」なのかなと。

良い部分はもちろん大切なわけですが、悪いと思われている部分であっても、その悪影響をきっかけとして、実は体をより活性化させるために必要な栄養素であったりするかもしれません。

例えば、私たちが小さい頃からウイルスや細菌に触れながら体の免疫力を強めていくように。
そう思うと、世の中には必要のない物はないんじゃないかなーと思ったりもします。要はバランスの問題だったりするのだろうなと。
で、そのバランスと言うのが個体個体で違うために、さじ加減が難しい部分があるし、「●●をこれだけ食べたら▲▲に効果がある!」 もしくは「◆◆をこれだけ食べたら××に悪影響を及ぼす」などという表現は難しくて出来ないのじゃないかと。

 

おっとっと、だいぶ話が脇道にそれてしまっていました。

食材などについて、もう少し触れようと思っていた部分があるのですが、とりあえず長くなってしまったので,本日はここまでとさせていただきます。
次回は必ず近いうちに…(汗)更新させて頂きます、皆様、見捨てずどうぞよろしくお願い致します。

△▼△お知らせです△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

山形県山形市で、ペットの食育入門講座を開催します!

 詳細はこちら→http://www.filou.jp/news/090409.html

△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼



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2009年4月 1日 (水)

山形県でペットの食育入門講座を開催します!

本日は食育入門講座のお知らせから。(一問一答はお知らせの後に続きます!)

2009年5月17日(日)に、山形県山形市のすずかわ犬猫病院の場所をお借りしまて、KONTANIがペット食育協会主催の『食育入門講座』を開催させていただくことになりました!

ペットの食育講座では、「食」を通して、毎日を健康で元気、幸せに過ごすために必要な知識をお伝えしたいと思っています。

●ペットの食に関心のある方
●手作りごはんにチャレンジしてみたい方
●ペットの健康、病気の予防に興味のある方
●手作りごはんを作っている人とお話ししたい方

その他、どんな動機でも、「学びたい」という意欲のある方なら大歓迎です。

ペットフードも手作り食も、よいトコ取りをして、毎日を元気で幸せに過ごしましょう♪

ご興味のある山形市近隣の方は、ぜひこの機会にご参加ください♪

 

これまでのKONTANIの入門講座にご参加頂いた皆様からの感想です。
 
▽ ▽ ▽ ▽
受講させて頂くまで、手作り食の方がペットフードよりも栄養などの面で劣っていると思い込んでいましたが、手作り食のよい面をたくさん知ることが出来ました。
自分の犬に合った手作りごはんを探してみたいと思います。
なんだか、愛犬とのきずなも深まりそうな気がします。
大木様

最初はすこしめんどうくさいと思っていましたが、愛犬の顔、アレルギーの具合をみていると、今では作るのが楽しいです。
講座に参加して、疑問に思っていたことも解決しましたし、他の方の意見も聞けてとても勉強になりました。ありがとうございました。
河井様

少人数だったため、いろいろな質問をさせて頂くことができてよかったです。丁寧に答えて下さりありがとうございます。
この講座の内容を参考にして、これからはもっと楽しく手作り食を作って行きたいと思います。
芽衣ママ様

△ △ △ △

ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

<以下詳細です>

【場所】 すずかわ犬猫病院 (山形県山形市花楯1-21-15)

【日時】 2009年5月17日 (日)  14:00~16:30

【募集人数】 最高10人

【料金】 1名様 3,500円 (当日受講前にお支払いください)

【内容】 手作り食・ペットフードのメリットデメリット
     体の排泄のしくみ
     手作り食を始めるにあたって注意すべきこと
     食べさせてはいけない?食材
     その他
   ※病気に対する治療方法などは内容には含まれません

そのほか、参加者の方の疑問・質問にも時間が許す限りお答えします。

【参加申込方法】 メールで受付けいたします。
filou-info★filou.jp(★の部分を@に変えてアドレスとして下さい) 。その際、件名は『食育入門講座受講希望』でお願い致します。
お名前・ご住所・当日連絡がとれる電話番号・メールアドレス、また、食事(フード、手作り食どちらでも)について知りたい質問がありましたらご記入願います。
お申し込みいただきましてから、こちらから確認メールを返信致します。

【注意事項】
※犬猫を同伴しての参加は出来ません。
※講座の録音・録画はお断り致します。
※あくまでもペットの食育を楽しく学ぶ講座ですので、講座の進行を妨げる可能性がある方は参加をご遠慮願います。
※定員に達した場合は受付を締切りますのでご了承下さい。

それでは、皆様からのお申込をお待ちいたしております。

 

(一問一答ブログに突入する前に、1回写真をクリックお願いいたします~^^)

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*********************************

さて、それでは本日のご質問に移りたいと思います。

飼っている犬(雑種♂7歳)がもう2年ほど皮膚炎に悩まされています。
かゆみで血がにじむほど舐めたり噛んだりひっかいたり、最近ではあごの下や両脇、両腿の内側に茶色っぽいベタベタしたものが出るようになりました。毛もぼそぼそ抜けて、見るからに気の毒な有様です。
獣医さんは皮膚のダニやカビの検査をしましたが、結果には異常は出ませんでした。鍼も試しましたがあまり良くなりません。今は我流ですが舐めるのを止めるためにエリザベスカラーを付けて2ヶ月。状態がだいぶ上向いたもののストップしました。
本を読んで調べてみると、こうした皮膚症状や寝てばかりいるところなど、甲状腺機能低下症の症状によく似ています。獣医さんに相談しましたが、何かのアレルギーの可能性のほうが大きいと思うので検査はしないと言われました。

転院も考えましたが、子犬の時にかかったジステンパーをはじめ、色んな病気でこれまでにたくさん薬を飲んできたので、思い切って手作り食を始めてみました。喜んで食べるようになって、いつもダラダラしていたのが食事の時には起き上がって催促するようになりました。
もし、本当に甲状腺機能低下症ならアブラナ科の白菜やブロッコリーなどは良くないそうですね。
他に避けた方がよい食材や、積極的にとった方がよい食材があれば教えてください。

こんにちは、ご質問をありがとうございます。
愛犬のために、手作りを始めていただいたのですね!

喜んで食事を食べてくれる様子を見られるのは、本当に嬉しいですよね。

少しでも、手作りごはんで皮膚炎が改善してくれるともっともっと嬉しいですね、そしてそのお手伝いをこのブログでさせていただける事も、本当に嬉しいです。

 

さてさて、ご質問の内容に関しましてですが、大雑把に要約してみると
「甲状腺機能低下症であった場合、アブラナ科の白菜やブロッコリーは食べない方が良いのか?」という事でよろしいでしょうか。
とはいっても、ご質問頂きましたワンちゃんは甲状腺機能低下症かどうかの診断は(メールを頂いた時点では)行っていないようですから、まずはご心配があるようであれば、検査/診断を受ける事をおすすめさせていただきます。

アブラナ科の植物に関しましては、巷ではいろいろな噂が流れているようです。
「アブラナ科の植物は、甲状腺によくないと聞きました」というご相談を受けた事もあります。とはいっても、そういった巷の噂と言うのは結構な確率で「なぜ」の部分が抜けて一人歩きしているものが多いんですよね。

「アブラナ科の植物は甲状腺によくない」ではなく、「アブラナ科の植物は『なぜ』甲状腺によくないのか」、という部分を確認する事が実は非常に大切だと思うわけですが、ネットの情報ばかりを追いかけたり、人づての話ばかりが先行してしまっていると、一番大事な部分が抜けおちてしまった状態で一人歩きしてしまうので、噂が勝手に大きくなったり誤解されて伝わってしまったりする事があります。(まあ、それはペットの食に限らないモノだったりもするわけですが…)

ということで愚痴ってもしょうがありませんので、本日は「甲状腺機能低下症であった場合、アブラナ科の白菜やブロッコリーは食べない方が良いのか?」について触れてみたいと思います。

まずは、甲状腺機能低下症についてお伝えしてみようと思います。結構ややこしいですが、なんとか読者の皆様、読んでみてください!

甲状腺はのどの下部に存在する、生物にとって重要な臓器です。

この甲状腺からは「甲状腺ホルモン」と呼ばれる代謝活性に関わるホルモンが分泌されています(このホルモンが存在するおかげで、生物は基礎代謝が維持できます)。

甲状腺の病気、というと「甲状腺機能亢進症(ホルモン過剰の場合)」と「甲状腺機能低下症(ホルモン不足の場合)」が思い当たります。とはいっても、ホルモンが多い少ないという症状は共通であるとしても、ホルモンの過不足の原因はひとつなわけではありません。

例えばご質問にあった甲状腺機能低下症の発生機序について考えてみると、

① 甲状腺そのものの異常で甲状腺ホルモンが分泌できない場合
② 甲状腺刺激ホルモン(甲状腺ホルモンを分泌させる為のホルモン)が減少しているため、甲状腺そのものには異常がなくても甲状腺ホルモンの分泌が減少する場合
③ 甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(甲状腺ホルモンの分泌させる為のホルモンである甲状腺刺激ホルモンを分泌させる為のホルモン)が減少している為、甲状腺そのものには異常がなくても甲状腺ホルモンの分泌が減少する場合
④ ホルモン分泌量は十分にあるけれど、ホルモンそのものに体が反応しない

と、少なくとも上記のような4つの原因の可能性が考えられます。

もう少し細かくみると、
①の場合、甲状腺ホルモンを分泌する、甲状腺そのものの問題が存在する可能性
②の場合、甲状腺刺激ホルモンを分泌する、脳下垂体の問題が存在する可能性
③の場合、甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンを分泌する、視床下部の問題が存在する可能性
④の場合、甲状腺ホルモンを感知し受け入れる為の受容体の問題が存在する可能性(ホルモン分泌には問題なし)

という感じです。
(非常にわかりにくいホルモンの名前と部位名称で恐縮です)

少しでも理解しやすく?なればと思って、甲状腺ホルモンや甲状腺刺激ホルモンなどの関連性を描いた図をアップさせていただきます。

Photo_2  

 

 

 

 

 

つまりつまり、現時点で症状として現れているのが「甲状腺ホルモンの低下」であったとしても、おおもとの原因が体の『どの部分にあるか』で治療内容は変わってくるのが通常です。

その上で、たとえば今回のように『アブラナ科の植物が甲状腺機能低下症に良くない』という情報を受信した時には、ただ闇雲によくないということではなく、「どのような部分に作用」して、「どのような悪い影響を及ぼす可能性」があるのか?と言う事を考慮する必要が出てくるのではないかな?と思います

「そんな回りくどい事言わずに、食べていいのか悪いのかを教えてください!」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。でもごめんなさい、私はそんなに優しくないのでして、皆様が期待されるような親切なお答えは私には出来ないわけです…申しわけありません。

と、それでは本日はこの辺でいったん終了としたいと思います。
続きは次回の一問一答ブログでお伝えします、もうしばらくお待ちくださいね~。

 

 

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2009年3月13日 (金)

腎不全の猫ちゃんの状態報告

こんにちは~

緩やかに温かさを感じられる日々が増えて来ましたね。
もう春も近いかな?と思わせてくれる日も増えました。

春の訪れとともに…、
フィルウにマスクをされてご来院される方が増えました。
特に風が強い日は大変なようです。なにがって…、そう、花粉が
私は今年も何とか花粉に負けずに乗り越えられそうな予感ですが…ある日突然やってくる、といわれる花粉症に、実は毎年ドキドキおびえています(苦笑)

  

さてさて、本日はご質問への回答ではないのですが( ゴメンナサイ(;・∀・))、以前にブログに登場していた猫ちゃんの病状の事後報告をさせていただきたいと思います。

 

昨年の3月のブログで、腎不全末期の猫ちゃんについてチラリと触れさせていただいていました。
http://filou.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/index.html

 

先日ブログをいつもご覧になってくださっている方から、「あの時の猫ちゃんはどうなったのですか?気になるので教えてください」と、お問い合わせを頂いてしまいました(汗)。
私自身は常に診察で様子を把握しているのであまり気にしていなかった(…というより過去の皆様へご報告したことを失念していた)という状況で、実に書き逃げのような状況で放置してありまして…心を寄せていてくださった皆様へ、お詫び申し上げます。

   

ちょっと遡って状況を説明させていただきますと…

昨年1月に他院で「腎不全末期(BUN 200over、Crea 7over、食欲なし)」の診断を受け、余命一週間宣告をされていた年齢不詳(10歳は越えている)の「ぼたん(愛称・ぼーちゃん)」。
その後、縁あってフィルウにご来院頂き、通院のストレスなどを考慮し、ご自宅でのケアを中心にして往診でのケアを行っていました。

当クリニックでの治療をはじめてからも、約2ヶ月の間は、食欲不振と猫カゼの症状に悩まされ、苦しい時期を過ごしました。でも、そんな中で飼主様が気丈に「とにかく、やれることをやろう」と肝を据えて、全力でケアをしてくださった結果…

ぼーちゃんは、約3ヶ月目で食欲を取り戻しはじめ…

それから 驚くべきスピードにてめきめき回復

闘病中、げっそりとやつれていたのは幻だったのか?と思えるほど、今は毛艶もよくふっくら丸々しており、同居猫3匹の中で一番年上なのにも関わらず、一番元気でやんちゃになりました!誰よりも元気におうちの中を走り回っています。

今も定期的に診察をして、安定した状態を持続するためのアドバイスと治療は行っていますが、多少のアップダウンはあるものの、おおむね一年の間、状態をこじらせることなく元気に過ごしてくれています。

 

【ちなみに、ココは食事ブログですから参考までにぼーちゃんの食事をご紹介】

こんな劇的な改善を遂げた子だから、さぞかし食事には手をかけているに違いない…と思われた方がいらっしゃるかもしれません。

でも実は…闘病中にいたっては「とにかく食べてくれるなら何でもよし。食を選ぶのは食欲が出てきてから」として、とにかく質は二の次で、食べそうなもの・好みそうなもの…あらゆる種類の猫缶やドライフード、肉魚を並べていたものです。

 

そして、病気が回復して、今や食を選べるようになったぼーちゃんが現在選んで食べているのは、手作り食でも処方食でもない一般のドライフード(プレミアムフード)。

なぜKONTANIのもと、手作りではなくフードを食べているのか?

答えは簡単です。
食 べ て く れ な か っ た からです。手作りを… (´;ω;`)ウウ・・・

カツオ節やナマリはちょいちょい食べてくれるのですが、単品のみでしか食べず、野菜など混ぜようものなら途端に食べてくれなくなるとのことで…『さすが猫』、という気持ちになります。

 

基本的には、腎臓が弱っている子には水分たっぷりの食事を!と私自身は常に考えているし、そのように指導もしてはいるのですが、そんな指導をしている中で、水分ほぼゼロのドライフードで、しかも腎臓用処方食でもない食事を食べていても元気に過ごしている元・腎不全末期のぼーちゃんを見ると、

「動物って、私が考えているよりもはるかに強いんだなー」

としみじみ感じます。

 

まあ、もちろんぼーちゃんような稀な一例だけで全てを語ることはもちろんできないわけですが、それでも、ぼーちゃんの治療に関わらせていただいて強く感じたことは、

大切なのは、「どんな治療を行うか」「どんな食事を食べるか」という端々の部分ではなく、
●その子自身の生命力を信じる強さを持つこと
なのかなと感じています。

これは、実はとても難しいことだと思います。でも、だからこそ、末期の腎不全から回復する強さを見せてくれたぼーちゃんと、そのぼーちゃんの生命力を信じて諦めなかった飼主さまに、私は感謝せずにはいられません。

Photo  

←今は穏やかなぼたんさんの寝顔です。見ているだけで幸せ~になれる寝顔なんですよ。

 ブログを見てくださっている皆様にも、ぼーちゃんの強さが届きますようにheart04

 

 

最後はKONTANIの独り言みたいになってしまっていましたが、最後までお付き合いくださいました皆様、どうもありがとうございました。

「質問には全く応えてないけれど、こんなブログもたまにはあってもいいよね」と思ってくださったやさしい皆様、そのやさしさついでに下の写真をポチっと押していただけると嬉しいです。

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それでは本日はこれで!

 

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2009年3月 5日 (木)

処方食を食べると吐いてしまいます…その2

ひな祭りの日には、またしても世田谷で雪が降りました!
(読み返すと、前回ブログ更新時も雪が降っていたようです)

道路は平気でしたが、車や家の屋根にはうっすら雪化粧がなされていました。
もう平気だろう~と甘く見ていたら、まさかの雪…。
寒くてふるえましたが、でもひな祭りの日は、雪のおかげ?でとても楽しい時間を過ごすことができたので、そんな雪にも感謝☆なのです。

 

さてさて、それでは前回のご質問の続きに入りたいと思います。

 

前回は、「c/d」の果たす役割、効果についてお伝えさせていただきました。
c/dの役割/目的は「ストルバイト結晶尿および尿石症の再発防止」です。
では、その内容をもう少し細かく見てみましょう。

 

■マグネシウムとリンを制限

ストルバイト結晶は、正式名称を「リン酸アンモニウムマグネシウム」といいます。このリン酸アンモニウムマグネシウム結晶は、リンよびアンモニウムイオン、マグネシウムが主成分となっている結晶です。
これらリンなどのミネラル塩が尿中で過飽和状態になることが、ストルバイト結晶の「形成条件」のひとつとなります。

つまり、マグネシウムとリン摂取を制限する理由は「結晶の原料となる物の摂取量を減らすことで、結晶形成の条件となる過飽和状態を回避すること」という考え方から生じる物です。

「過飽和状態を回避するために、マグネシウムとリンの供給を制限する」
この理解はとても大切です。

というのは、
多くの方が「マグネシウムとリンが存在することが原因で、結晶ができる」
誤解されていると感じるからです。

マグネシウムとリンが尿中に存在するのは当たり前のこと(生理現象)であり、マグネシウムやリンを尿中から【ゼロ】にすることを求めているのではありません。
「尿中の過飽和」の状態を回避することが大切なのであって、摂取制限は、その手段のひとつに過ぎません。

では、過飽和を防ぐために摂取制限以外にできることは?ということになりますが、

過飽和尿中のミネラル濃度が高い 

尿中のミネラル濃度を薄める尿を希釈する

水分摂取量を増やす

尿を薄めて希釈することでも十分に過飽和の状態を回避することが可能です。
また、水分量を増やすことで排尿の回数も増えれば、膀胱内で結晶形成が起こる前に尿を排泄することもできるようになり、さらに尿結晶を形成する条件を少なくすることが可能です。

 

尿pHを酸性化
 
pHがアルカリ性であると、ストルバイト尿結晶の溶解性が低下(溶けづらい環境化)します。ですから、ストルバイト尿結晶が存在する場合には、なるべく尿のpHをアルカリ性から酸性にシフトるすることが望ましいといえます。

尿のpHを酸性化する場合にまず一番最初に注意すべきところは、尿路感染が存在するか否か、ということです。というのは、尿路感染が存在する場合には、食事内容などに関わらず尿はアルカリ性に傾くからです。

ですから、尿路感染が存在する場合にはまずそちらを改善していかないことには、生活習慣改善によるpH調整は(意味がないことはないけれども)非常に時間がかかると思われます。

尿路感染がある(疑われる)場合には、まずは必ずかかりつけの先生の指示を仰いでその治療から行ってくださいね。食事「だけ」で何とかしよう!と思うのは非常に危険な場合もありますから…。

そして、尿路感染によるpHの上昇を心配しなくてもよくなってから初めて、食事を含む生活環境のサポートが十分に生かせるようになってきます。

尿pHを酸性に傾ける効果のある栄養素として有名なものが、ビタミンCですね。
ビタミンCそのものや、ビタミンCを多く含むクランベリーやローズヒップなどのサプリメントを補助的に摂取することで、わりあい手軽にpHを下げることが可能です。また、病院では尿酸化剤を処方してくださる事もあるかもしれません。これらも、即効性があり、状況により非常に有効なサポートであると思います。

とはいっても、やみくもにただpHだけを下げてしまえばいいというものでもありません。というのは、尿中に結晶ができる場合には、それなりに根本原因が存在することがほとんどで、その部分が解決していない場合にはpHがアルカリ性ならアルカリ性の結晶ができてpHが酸性なら酸性の結晶ができてしまうだけだからです。

処方食やサプリメント、尿酸化剤でpHを下げるというサポートが必要な時もありますが、そういったものを利用する場合にはpHが下がりすぎないように定期的なチェックを行うべきだと、私は考えます。

また、食事以外の部分で結晶を予防するために必要なことは「適度な運動」です。食事の話ではないので詳細は省きますが、運動もストルバイトを含む尿結晶症を改善するためにとても大切な要素ですから、運動量を積極的に増やすことも心がけてくださいね!

 

というような感じで、ご質問に対するお答えとさせていただきたいと思いますが、いかがでしたでしょうか?


余談になりますが…

今回は、たまたまc/dという処方食について詳しくお話させていただきましたが、c/dに限らず、ご自分の犬猫に提示された処方食というものが、どんな考え方で作られているのか?をきちんと理解することは、手作りを実践するしないにかかわらず、状態や病体を理解する上で非常に大切です。

「獣医さんが処方してくれたから良いはずだ!」と何も考えずに使用するのではなく、獣医さんにその処方食を選んだ理由を聞いてみたり、独自で調べるなりしてみてほしいなと思います。獣医さんがその処方食を選ぶにも、ちゃんと意味があるのですから…。

 

長々となりましたが、最後まで読んでくださった皆様、ありがとうございました。
読んでいただきましたついでにお願いです。
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2009年2月27日 (金)

処方食を食べると吐いてしまいます…

こんにちは!
朝、起きた時から「雨か~寒いな~」と思っていましたが、気がつけばなんと雨が雪に変わっていました!世田谷は今シーズン初雪でしょうか?お店に引きこもりなので、いまいち初雪なのかどうか自信がないですが…。

石川→北海道と、雪国で生まれ育った人間なので、もともとは雪がとても好きなのですが、関東で雪が積もると各所にダメージが大きいですよね。ですので、最近は『雪よ、積もらないで~』と願う日々です。

今日の雪も、どうやら積もるまでには到達しなかった様子で一安心。
明日はもう少し暖かい一日になれば良いなと思います。

それではご質問に移りたいと思います。

マレーシアにて,愛犬がストルバイト尿結晶と診断されました.c/dを薦められたのですが,食べさせると吐くので今まで通り手作りご飯を与えたいと考えています.c/dのようなドックフードを見てしまうと,普通のご飯でいいのかどうか悩んでしまいます.具体的にどのような食事を与えたら良いのかアドバイスをいただけると幸いです.宜しくお願いします。

こんにちは、ご質問をありがとうございます!
マレーシアでワンちゃんとお暮らしなんですね。マレーシアって、一年中あたたかい国なイメージです。
冬の日本から想像するととてもうらやましい場所ですし、旅行好きのKONTANIとしましては、ぜひ一度足を運んでみたい場所でもあります!

そして、マレーシアからもブログを見て下さっている方がいるんだ!と知り、非常にうれしく、励みにさせていただきました。本当にありがとうございます。

さてさて、若干脱線気味なのを修正して…ご質問頂きましたワンちゃんのお食事に関しましてお答えさせて頂きますね。

わんちゃんがストルバイト尿結晶と診断をうけてしまったとのこと…大変ご心配されていると思います。

ストルバイト結晶自体は、犬でも猫でも比較的よく見られる症状で、結晶のみが析出している状態(膀胱炎などの症状がなく、結石も存在しない場合)、食事を変えるだけでも症状が非常に改善しやすい状態ともお伝えできます。

ですが、今回問題になっているのは、わんちゃんが、尿結晶用にと獣医師から薦められた処方食(c/d)を食べると吐いてしまう…という部分ですよね。どんなにバランスがよく、すぐれた内容の食事だったとしても、愛犬がその食事を食べることができなければ、悲しいことに意味がありません。

 

違う種類の処方食(尿路疾患用の処方食はいろんな会社から販売されています)を利用することで、合う処方食(吐かない処方食)を探す、というのもひとつの方法だと思います。
ですが、今回は「手作りごはんでがんばりたい」という飼い主様の意思が嬉しくもメールの中に感じられましたので、手作りごはんで対応できる状況をお伝えしてみたいと思います!うまく伝わるかしら…ドキドキ。

でも、皆さん、ご注意くださいね!
あくまでこれからブログでお伝えすることは『一般論』であり、すべての子に適応した回答になるわけではありません。ストルバイト結晶を患っている場合でも、その子の年齢や環境、すでに結石が存在する場合や明らかな膀胱炎を併発している場合、他に持病がある場合などで、当たり前ですが状況はまるで変わってきます。
なるべく丁寧に説明したいとは思いますが、いかんせん、文字同士のやり取りですから、十分に状況を理解できていないでの説明になるかもしれません。それも踏まえて、このブログでの情報を鵜呑み丸のみにしないようにどうぞご注意ください。

 

今回のメールでは、わんちゃんの状態が

・ストルバイト結晶である
・c/dだけでコントロールできる状態である

ということを前提にお話しさせていただきたいと思います。

 

さて、では考えてみたいと思いますが、まず、c/dとはどんな目的で作られたフードなのか?という部分から考えてみましょう。

c/dはHill'sという会社が出している処方食で、おもに結晶および結石症状を持つペットの維持食として処方されます。そして、c/dという処方食に期待される役割は

「ストルバイト結晶を作りにくい尿環境を作る」

ということです。

ストルバイト結晶尿の処方食にはもう一つ、s/dというものもありますが、そちらは

「ストルバイト結晶および結石の溶解を目的とする尿環境を作る」

です。ものすごーくおおざっぱにいえば『予防用のフード』『治療用のフード』という違いに分類できると思います。

 

具体的に、c/dは
■マグネシウムとリンを制限
■尿pHを酸性化

することで、ストルバイト結晶尿および尿石症の再発防止(予防)を目的としています。

(参考:日本ヒルズコルゲート株式会社 製品紹介)

 

実は、c/dの特性って、上記の二つだけなんです。
あ、もちろん、総合栄養食ということで、それだけ食べていれば生きていくために必要な栄養は摂取することができますし、ビタミン類などの強化を行うことで、病気になりにくい体を作るための工夫はされていますが…
ですが、ストルバイト結晶に対する働きかけとしては、
 ミネラル類の制限 と 尿pHの酸性化 のみです。

どうでしょう?
上記の2つの条件だけであれば、そんなに難しく考えることはなさそうな気はしませんか?

 

●処方食のほうがいいはずだ!
とか
●手作りのほうがいいはずだ!
という認識ではなく、

『上記の条件を満たす食事で、ご家庭の中でなるべく負担なく準備ができるもの』

という視点で考えることが可能なのでは?と思います。

 

…ということで、以下だらだらと長くなってしまいそうですので、今回は久しぶりに2回にお答えを分けていきたいと思います。
次回の更新までに、ぜひ皆様も『上記の条件を満たす食事について』考えてみていただければと思います。

なるべく早くに更新させていただきますので、あしからずご了承ください。

 

【お知らせ】
3月8日のペット食育入門講座は、おかげさまで満席となりました!
ありがとうございました。

そして昨日、久しぶりの入門講座を開催させていただきましたが、参加してくださった皆様が本当に熱心な方ばかりで、予定時間を大幅に過ぎての終了となりました。
プロとしては、予定時間も守れない自分にがっかりしましたが、でも、たくさんのご意見やご質問をうかがうことができ、それに対してお答えすることができて、皆様に満足していただけた様子でしたので感謝感謝!です。

次回の開催予定が決まり次第、またご連絡させていただきたいと思います。
ペットの食事に興味があるけど…という方、どうぞお気軽にお問い合わせくださいね。

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