リメイク33〜食事のローテーションについて〜

こんにちは、KONTANIです。

5月も下旬となり、そろそろ都心でも蚊が目立ちはじめました。
フィラリアの検査はお済みですか?
お薬も5月中には飲ませ始めてくださいね。

食事指導や代替医療を中心とした診療を行っているせいなのか、
「フィラリアの予防薬は飲ませる必要はありますか?」と尋ねられることがよくあります。
予防接種に対しても共通した質問を良く頂きますが、
そんな時はその個体(ご自身の愛犬)に対して必要かどうかと、
公衆衛生として必要かどうか
という視点からお話させて頂きます。
  
 
その個体(ご自身の愛犬)に対してその薬が必要かどうかは、

① フィラリア感染のリスク投薬のリスク と考えるなら投薬の必要があるでしょうし、

② フィラリア症のリスク投薬のリスク と考えるなら投薬しない方が良いとなるでしょう。

特にフィラリア症に関しては、そのリスクは
住んでいる場所や周囲の犬の感染状況、また、行動範囲で異なります。
また、フィラリア薬の投薬のリスクは、
内臓疾患があるかないか、アレルギー反応が出るかどうかなどで異なります。

それらのリスクを比較して、
【よりリスクが少ないと思われる方を選ぶ】ことが必要になります。
なので、どうしても投薬にご不安を抱かれる方に関しましては、
ペットを取巻くリスクと投薬によるリスクを飼主様と一緒に評価しながら、
選ばせていただくことになります。

 

一方、「公衆衛生としてフィラリアの予防が必要かどうか」の視点から見る場合には、
個体としてではなく、集団としての予防が必要だと考えます。

・近代になり非常に性能のよいフィラリア幼虫駆虫薬が開発されたことと、
・豊かになって予防意識が高まったこと、
・室内飼育される環境が当たり前になってきたこと

などが重なり、日本における犬のフィラリア感染は激減しました。
特に東京都内では、フィラリアの感染が成立する可能性はかなり低くはなっています
(ゼロではありませんが)。

これは集団における予防が成功しているからであり、
逆に、この結果に甘えて集団での予防率が低下してしまうと、
再流行を引き起こす可能性があることは心にとめておくべきだと思います。

フィラリアは…やっかいな病気ですから、再流行は避けたいですね…。
そうならないためにも、きちんと皆様に予防を行っていただきたいなと思います。

 

…ちょっとまじめに書きすぎました。
最初から読むのがめんどくさい文章を書いてしまってスミマセン(汗)
 

それでは、気を取り直してリメイク回答に移りたいと思います。
 
 
【Question】

ひと月ほど前から、須崎先生の著書を参考に手作り食に取り組んでいます。
ほぼ毎日、肉類は生食できる 鶏肉のミンチを与えているのですが、
『同じ種類の肉を1ヵ月与え続けるとアレルゲンになるので、いろんな動物の肉を
ローテーションした方がいい』という噂を聞きましたが本当でしょうか?
 
 

【Answer】

同じ食材を食べるからアレルギーになるのではなく、アレルギー体質の場合、
同じ食材を食べ続けると影響が出ることがある
ということだと思います。
 
ですので、ご質問者様のワンちゃんがアレルギー体質である場合は、
ローテーションもアレルギーの状態を緩和させるためのひとつの方法として
取り入れても良いのではないでしょうか。
 

人でも、フードローテーションに似た「回転食」という食べ方があります。
この回転食は

「アレルギー体質の人が同じものを食べ続けていると、
 その食べ物に敏感に反応するようになってしまうことがある」

という考え方のもとで


●主食や副食を4〜5日ごとに回転(ローテーション)させながら

●新しい食材を少しずつ加え、その食材に対して過敏反応を生じるかどうかを確認しつつ
●食べられる食材を増やしていく/食べるとよくない食材を選別していく

という食事方法です。

  
アレルギー体質のワンコを飼っていらして、手作り食を実践されている方は
食事内容を決定するひとつの方法として参考にされてみてもよいかもしれません。
(もちろん、回転食にしなきゃダメってことではありませんよ〜!)





いろんな味を食べ慣れておくこと、合うフード/合わないフードを把握しておくことは
非常に有益な事ですし、また、アレルギーとは別の話ですが、
単一のフードを利用していると、どうしても栄養の偏りが生じてくる可能性がありますので、
そういった意味合いでもローテーションは取入れていただいてもよいのではと思います。

以上、KONTANIからの回答とさせていただきます。
今日もご覧になっていただきありがとうございました。

人気ブログランキング
Photo
  

  
 

 

newしつけ・お手入れ・ごはんについてのご質問にお答えします! 
 → http://ameblo.jp/filoufilou/ 

newFacebookはじめました! 
 → http://www.facebook.com/pethotel.filou

hairsalonフィルウのトリミング風景です♪
 → 三毛猫 花の トリミング レポート

restaurantフィルウのホテルや手作りごはんのご紹介♪
 → モフ猫 太郎の フィルウ ペットホテル レポート

|

リメイク32〜便秘の猫の食事について No3〜

こんにちは、KONTANIです。
皆様、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?

さすがにこの時期はホテルラッシュということで、KONTANIは仕事三昧なでしたが、
今年も常連さんも新人さんも入り乱れた、大変ながらも楽しいゴールデンウィークでした。
ホテルにお泊まりにきてくれた子たちを、太郎ブログでご紹介させて頂いています。
かわいい子たちがたくさんですので、よろしければご覧になってみてください♪
  ⇒ モフ猫 太郎の フィルウ ペットホテル レポート

Facebookでも食事のご紹介だったり、日々の気付きなどをちょこちょこご紹介させて頂いています。
どなたでもご覧になれる(はず)ですので、よろしければふらっと遊びにいらしてください♪
  ⇒ 手作りごはんを楽しむ ペットホテルフィルウ(Facebook)




それではリメイクおば。

前回の続きです。
※前回、前々回はこちらからご覧下さい。
http://filou.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/no1-9185.html
http://filou.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-f4e8.html

  

今回は
2.腸の動きが悪くてでづらい
ということに関して、ご返答していきたいと思います。

腸の動きが悪いというのはヘルニアや事故の後遺症のような「神経麻痺」による動きの悪さではなく、
腸内環境の悪化により起こってくるものに限定しての回答とさせていただきます。

要は、排便をスムーズに行うための腸内環境が整っていない場合に、その症状のひとつとして
便の停滞(便の動きが悪くなる)が起こってくる可能性があるということです。

その場合は、食事サプリメント運動マッサージなどで環境を改善する事で、
腸の動きを改善していくことを心がけましょう。

腸内環境を整えていくためには、いくつか方法がありますが、私が思いつく物を書き並べてみますね。

 

食材として腸内環境を整える可能性のあるもの。

ぱっと一番に思いつく食材は葛練り。

葛練りは、
熱をさまし、鎮痙効果があるので、腸の荒れを整える食材としてとてもよいものですし、
そのとろみで腸の荒れをコーティングし保護してくれる優良食材。
ただ、味がほぼないので、それだけだとワンちゃん猫ちゃんにとっては魅力に乏しい食材でもあります。

ですのでそれだけでは食べない場合には野菜スープや肉汁などで葛練りを作るなどで
工夫されるとよいと思います。

味噌こうじなどの発酵食品、海草果物に含まれる水溶性食物繊維や、
根菜芋類雑穀類に豊富に含まれる不溶性食物繊維も、とても優良な食材です。
とはいっても、前回のブログでお伝えしたように極端な摂取はNGです。
適量を毎日取り入れるようにしましょう。

オリゴ糖は、腸内細菌のエサになり、善玉菌を増やす手助けをします。
オリゴ糖を含む食材を毎日少量ずつ加えるのもよいでしょう。

食材で対応できない場合には、サプリメントを使用するのもひとつの方法だと思います。
発酵物としてビール酵母乳酸菌製剤植物酵素などをとりいれるのもよいでしょう。
オリゴ糖はそのものの商品が存在するので、それを利用するもよし、
もしくはオリゴ糖を含んだサプリメントを使用するもよしだと思います。

 

食材以外にも大切な事は腸に刺激をあたえること
といっても、別に刺激的な食材を与える、ということではありません。
マッサージをしたり運動を行う事で、腸への血流を良くして循環を活性化させるという意味です。
お腹を冷やすことはなるべく避けましょう。 

 

便秘の状態がひどいときには、様子を見る余裕がないこともあると思います。
その場合にはまず動物病院で治療を受けることも大切な手段のひとつです。
※便秘に対する食事や運動の効果は、症状がある程度緩和してからはじめる方が効果が出やすいです。

その子の状態を見ながら、必要であれば獣医さんと相談しつつ選択肢を選んでいけると良いですね。


3回にわけてご質問に対してお答えさせて頂きましたが、少しでもご参考になりましたでしょうか?


便秘という症状は、いろんな要素が絡まり合って起こってくる物ですので、食事だけで直るとは言えませんが、
その状況により、食事でサポートできる部分はあると思います。

 

重度の子だと、便を出すために病院に通う必要があったりもしますが、
それでも少しずつでも病院に通う間隔を延ばすことが出来ればお互いに負担も減りますよね。

完璧に治すを目標にしてしまうと大変ですが、状態を緩和することをまずの目標として
食事や運動の環境改善を実践して頂ければと思います。

 

以上、KONTANIからの回答とさせていただきます。
今日もご覧になっていただきありがとうございました。

人気ブログランキング
Photo
  

  
 

newFacebookはじめました! 
 → http://www.facebook.com/pethotel.filou

hairsalonフィルウのトリミング風景です♪
 → 三毛猫 花の トリミング レポート

restaurantフィルウのホテルや手作りごはんのご紹介♪
 → モフ猫 太郎の フィルウ ペットホテル レポート

|

リメイク32〜便秘の猫の食事について No2〜

みなさまこんにちは、KONTANIです。

先日、看板猫花ちゃんの健康診断(血液検査)を行いました。
検査したのは
●一般生化学検査
●血球検査
●甲状腺ホルモン検査

の3つです。

今年の冬、花ちゃんの体重が200gくらい落ちてしまったので、
甲状腺のトラブルが関与していないかどうかの確認もかねて検査を行いました。

その結果…

甲状腺ホルモン(T4)の数値は異常なし! y(^ー^)y

よかった〜と思いつつ、その他の数値をみていると、1年前よりも尿素窒素、中性脂肪が高めです。
といっても、クレアチニンも低いし、肝臓の数値も問題ないし、甲状腺ホルモンも異常ないので、
特に病気によるものとも考えられません。考えられるとしたら、食事内容…
 
 
 
  

 

…思い当たる節があります(汗)

「なかなか太らないな〜きっと寒いんだろうな〜」と思って、
花ちゃんのごはんのお肉の量を、昨年と比べて1.5倍程に増やしていました…
摂取肉量が増えたことで、蛋白量(尿素窒素)と脂質量(中性脂肪)が上昇した可能性大。
数値が変動するには、ちゃんと理由があるものですね…(涙)。
 

「太らないからってごはんの量を増やせばいいってものじゃないですよ〜」
と普段飼主さんにアドバイスしていたはずなのに、
自分の猫に対してはその概念が失念してしまっているなんて、お恥ずかしい…(ノ∀`)アチャー
今晩からお肉の量は控えめにしようと思います。
(花ちゃんからは苦情が出そうですが)


 
血液検査は健康状態を確認する目安のひとつでしかありませんから、
血液検査だけで全ての状況が理解できると断定すべきではありませんが、
それでも、血液検査である程度の全身状態を確認/把握できることは間違いありません。
また、手作り食への不安を持っている場合には、内臓への負担が生じていないか
栄養の過不足はないかを客観的な指標で認識することで、
食事に対する不安を取り除いたり、また、食事内容を見直すきっかけになります。

4月はどの動物病院でも、フィラリアや狂犬病の予防接種と同時に定期検診を行うことが多い時期です。
フィラリアの検査で採血をおこなうなら、かかりつけの先生に、ついでに検査をお願いしてみるのも良いと思いますよ♪

フィルウでも6/30まで定期検診キャンペーンを行っていますので、ご興味のある方はお問い合わせください。

フィルウ 春の定期検診キャンペーン
Kenshin




ちょっとききたい!
犬猫のしつけやごはん、お手入れに関する質問があるときは
FILOU Q&Aブログにどうぞ♪

http://www.filou.jp/contact_qanda/index.html
※ご質問はこちらのフォームからお願いします。

 
それではリメイクに入りましょう。
前回の「猫の便秘」についてのご質問への続きになります。

前回のブログはこちら。
http://filou.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/no1-9185.html

今回は、
便秘に対して(野菜も含めて)いい食事/食材があるのかどうか
というご質問にご返答していきたいと思います。

便秘の理由は、細かく考えていくとた~くさんあるとは思いますが
ごくシンプルに考えると以下の3つが主な原因となると思います。

1.便が固くて出づらい
2.腸の動きが悪くてでづらい
3.便を邪魔するものがあって出づらい

※3(排便を邪魔するものがあって出辛い)の原因の場合は、基本的には【物理的な障害】が原因であり
 (つまり、異物や腫瘍が存在し閉塞している場合や憩室が出来てしまっている)、その場合は食事では
 対応できません。そのため、今回の回答からは外させていただきますね。

1.2.が理由の場合には、状況にはよるものの、
食事や環境からアプローチしていくことが可能な部分があると思いますので、
今回はこのふたつに焦点を当ててお答えしていきたいと思います。

 

まずは
1.便が固くて出づらいことについて。

便が固い…まず考えなければいけない原因は水分不足です。
食物中に含まれる水分は、大腸で適量を吸収されるようなしくみになっていますが、
何らかの理由で体内の水分量が少ない状況が存在すると、なるべく水分を便から吸収し補おうとするため、便がカチカチになってしまい、便秘の症状が発生しやすくなります。
そのため、便秘の改善には水分補給は必須条件となります。

そして、水分補給の方法として望ましいのは一回に大量の水分を摂取する方法よりも
小分けにして水分を摂取する方法です(そのほうが、体内に水分を保持しやすい)。


 

また、便にある程度の水分を保持するために食物繊維も重要な役割を果たします。
食物繊維の中で不溶性食物繊維という水に溶けないタイプの食物繊維は、
水を含んで膨張する性質があることから、便中に存在すると水分を保持しやすくなるため、適度に摂取することがカチカチ便の予防となります。また、食物繊維により便のかさましができ、
腸への刺激が生じやすくなり、結果として蠕動運動を促進させる効果が期待できます。

 
ただし、便秘には食物繊維!と安直に考えてしまうのは要注意です。
あくまで不溶性食物繊維の摂取は便秘の予防効果を目的としてのおすすめであり、
便秘の状態そのものを解決する特効薬ではありません。

特に、すでに便秘の状態が長く続いている時は、腸壁が伸びきってしまっている状態の可能性が高く
そのような状況で便のかさを増す不溶性食物繊維を大量に摂取してしまうと、腸内の便量ばかりが
どんどん増えてしまうことになります。

便秘の状態によっては、食物繊維の摂り過ぎが悪影響になる場合もある、ということを
心にとめて置いていただければと思います。

 

それ以外の食材では、便のすべりをよくするための潤滑剤として、植物油やバターを加えるなどもあります。
人でもオリーブオイルが便秘に効くのは有名ですよね♪。
油を使用することに抵抗があるのであれば、毛玉排泄用のサプリメントを利用するのもよいでしょう(原理は同じです)。
 

2.腸の動きが悪くてでづらいに関しましては、また次回とさせて頂きますね。
それでは本日はこれにて失礼致します。

|

リメイク32〜便秘の猫の食事について No1〜

* * * * * * フィルウQ&Aブログスタートしました * * * * * * * 

スタッフ犬/スタッフ猫総動員で、皆様からの「ちょっと気になるご質問」にお答えします。

ペットのしつけ(気になる行動)についてだったり、ごはんについてだったり、
お手入れについてだったり…なんでもご質問ください!

 ご質問はこちらのフォームでお願いします。
                       → http://www.filou.jp/contact_qanda/index.html

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 

こんにちは、KONTANIです。

突然ですが、我が家の守り神、対のシーサーを紹介します。

 

 

 

Mini_4  

右がKONTANIが宮古島に旅行に行った際に作成したシーサーです。

やっと手元に届きまして(一ヶ月待ちました!)、
嬉しくて自宅のテーブルに飾っていたところ、花ちゃんが対になって並んでいました^^

次回、対のシーサーを作ってこなきゃ!と思っていましたが、必要なさそうです。
そして、花ちゃんの魔除けは効果絶大かも。彼女、怒ると怖いので f^^;


それではご質問のリメイクに移りましょー。

【Question】

オーストラリア在住の猫大好き人間です。
私の愛猫(13才)がひどい便秘になってしまいました。それから、いろいろと勉強をして現在手作り食事を作っています。便秘は、いい時と、悪い時があり、まだまだ 漢方を毎日飲ませている状態です、、、、。



それで、先日、皮膚のアレルギーのせいか、毛が少し抜けたところがあったので、近くの獣医に行ったところ、「便秘のために、野菜入りの手作り食事を作っている」と言ったら、肉食の動物は野菜を消化しにくいから、やめるように言われました、、、、。


それで、今 非常に迷っています。

実際、野菜やサツマイモなどを入れて、魚や肉と煮ていますが、便秘の状態がいい時と悪い時があるため、どう判断していいのかわかりません。
以前は、毎日快便だったのですが、今のところ、3日に一回くらいです。数回、便が出なくて、出なくて、吐くことがあり、大変なことがありました。



何か、アドバイスをいただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。

【Answer】
 

猫さんの便秘…とってもよくあるトラブルのひとつです。
人でも便秘は軽症重症問わずよくあるトラブルですし、大きな病気に感じ辛いということもあって、
「便秘くらい」と思われる方が多いのですが、猫さんの便秘は大変改善が難しい、
やっかいなトラブルなのです。

便秘を起こす物理的なトラブルがある場合は食事うんぬんではどうにもならないのですが
(たとえば事故で骨盤が狭くなってしまっている、腸内にできものがある、など)、
生活習慣の問題として便秘が生じている場合は充分に改善する可能性はありますので、
しんどいとは思いますが、くじけず頑張って猫ちゃんのケアをして頂ければと思います。

 

ということで、今回のご質問への回答としましては、まず前提として先に挙げたような
「物理的なトラブル」はないものとしてお答えしていきますので、あしからずご了承ください。

その上で…
このご質問の中には、2種類のご質問があると理解させて頂きました。
① 野菜類を猫(肉食の動物)に食べさせていいのか悪いのか

② 便秘に対して(野菜も含めて)いい食事/食材があるのかどうか

今回のブログでは、上記の2点につきましてお答えしていきたいと思います。
(解釈が間違っていたらごめんなさい!)

ということで、まず
①の野菜類を猫(肉食の動物)に食べさせていいのか悪いのか
についてお答えいたします。

 

肉食の猫にとっては、野菜や海草/穀物類の消化はそれなりに大変な仕事です。それは、事実。

それでは、野生の肉食動物たちが何を食べているのかを考えてみましょう。
肉食動物ですから、もちろん、ほかの動物たちを狩って捕えて食べます。
ネコなら、ネズミやスズメなどですね。

そして、補食した生物を食べる際には、その身から内臓まで全部たべます(可能であれば、骨まで食べます)。
全部を食べるという事は、補食した動物の腸内にある食物も一緒に食べることになります。
腸内に残っているものは、草食動物を補食した場合は穀物や木の実のような植物ですから、
肉食動物たちはそのように補食した獲物を介して植物(野菜等)を摂取しているわけです。
決して、植物(野菜)は全く摂取せず、肉のみを食べて生きているというわけではありません。

ただし、補食した動物たちの腸内にある食材はある程度は消化がすすんだ植物ですから、
肉食動物にとってはそれほど頑張って植物を消化する必要がなかっただろうことも想像できます。

それらのことを鑑みて、
野菜を食べちゃいけないという事はないけれど、消化するのは苦手だから気をつけるべき
と捉えて頂ければと思います。

消化吸収できないわけではないけれど、人間ほど得意じゃない。
そして、人間のように【咀嚼】という作業も行わないわけですから、猫に野菜を準備する場合には
その部分を考慮して「植物を消化しやすくするための工夫」を行った方がよいだろうと思います。

【植物を消化しやすくするための工夫】としては
●生よりも火を通す
●なるべく小さくする
●消化酵素を利用する

などがあります。
ミキサーやブレンダーで煮た野菜を粉砕すると、消化吸収効率が上がり、エネルギーの無駄が少なくなります。
消化酵素はサプリメントを利用してもよいですし、消化酵素を含む果物(すりおろした梨やリンゴなど)を
ごはんにプラスするのもよいと思います。

まとめます。

猫は肉食動物のため、野菜の消化が上手ではない事は確かです。
が、だからといって野菜は食べさせては行けないという事ではありません。
食べさせる時にそれ相応の工夫をして与えるようにしましょう。

というわけで、今回の回答はここまでにさせて頂きます。
また次回につづきま〜す^^

以上、KONTANIからの回答とさせていただきます。
今日もご覧になっていただきありがとうございました。

人気ブログランキング
Photo
  

 

 

 

newFacebookはじめました! 
 → http://www.facebook.com/pethotel.filou

hairsalonフィルウのトリミング風景です♪
 → 三毛猫 花の トリミング レポート

restaurantフィルウ特製手作りごはんのブログはこちら♪
 → ペットホテル フィルウの特製手作りごはん

 

★☆【フィルウ】手作り食 と 自然療法 の 動物病院☆★ 

|

大震災から1年たっておもうこと

あの大震災から、昨日で丸1年がたちました。

改めまして、
東北関東大震災でおなくなりになられた多くの人々に、追悼の意を表します。
また、被害を受けられた地域の皆様、
そして大切な人を失われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

※「1年が過ぎて思うこと」はHPのほうに転載させていただきましたので、そちらでご覧ください。
  「東北関東大震災による災害のお見舞い及び震災から一年が過ぎて思うこと」

 
★☆【フィルウ】手作り食 と 自然療法 の 動物病院☆★ 

|

シリコン食器の販売開始です!

先日のブログでお知らせさせて頂きましたが、

2/21に「PETIO」さんから販売された「チンして出来たて!!シリコン食器」のレシピBOOKを、
私、KONTANIが担当させて頂きました!

   


お恥ずかしながら、販売ケースには顔写真がばっちり掲載されています(汗)

もちろん、フィルウのHPを見て頂ければKONTANIの写真はたくさんあるわけですが…
ネットではない媒体においてたくさんの方の目にとまる可能性があるということ、それは
非常にありがたいことなわけですが、小心者としては恐れ多い気持ちでいっぱいになります。
(そもそも人目に晒される事に耐えうる心臓を持っていないので…sweat01

まあ自分の顔写真があけすけに晒されて恥ずかしいという気持ちはさておき、
認知度の高くないKONTANIが、このように手作り食にからんだお仕事を外からいただけるようになったのは、
手作り食が一般的に認知されてきた証拠なんですよね。

自分を取り巻く環境も少しずつ変わってきたんだなぁと、
手作り食を推薦するいち獣医師としては感慨深いものがあります。

まだまだ手作り食に逆風が吹く事も多い世の中ですが、
みなさま、めげずに、楽しんで手作りを続けて行きましょう♪

この食器を手にする事で、一人でも多くの方が手作り食にチャレンジして頂けることを願います。




さて、当のシリコン食器の紹介ですが、
こちらのシリコン食器は、一匹分のごはんを作るにはピッタリ♪なサイズの上に、
そのまま食器としても使える優れもの。

食育入門講座の調理実習で使用していますが、

「こんなに香りが出るんですね〜!猫ごはんにいいかも」
「短い調理時間なのに、ちゃんとお野菜が柔らかくなってる!」 
「レンジだから、危なくなくていいですね」
「洗い物が少なくて、とってもラクチン!」

などなど、ご好評を頂いています^^

お気楽手作りごはんのお供に、使って頂ければ嬉しいです♪
フィルウでも、本日より取り扱いを始めましたので、
ご興味のある方はぜひお立ち寄りください♪

※本日はお知らせのみの更新です。
 リメイクを楽しみにお待ち頂いていた皆様、ごめんなさい m(_ _)m
 

人気ブログランキング
Photo
  

 

 

hairsalonフィルウのトリミング風景です♪
 → 三毛猫 花の トリミング レポート

restaurantフィルウ特製手作りごはんのブログはこちら♪
 → ペットホテル フィルウの特製手作りごはん

★☆【フィルウ】手作り食 と 自然療法 の 動物病院☆★ 

| | コメント (0)

リメイク31〜腎機能低下時に心がけるケアについて No5〜

こんにちは、KONTANIです。

昨年末くらいから、知人に紹介を受けてFacebookを始めました!
まだ使い方も今ひとつわかっていないのですが、手探りで楽しんでいます。

手探りのひとつとして、フィルウのFacebook ページを作ってみました。
こちらはFacebookに登録していない方でもご覧になれるようです。
http://www.facebook.com/pethotel.filou

お手軽更新出来るので、ちょこちょこ更新していきたいと思います。
こまごまとした情報もご希望の方は、ぜひご覧になって頂ければと思います。

皆様からのフィルウに対するご意見もお待ちしています!

 

****************************

 FILOUの新しいブログを立ち上げました。
 ブログのコンセプトは

 「専門家に聞くほどではないけれど、
  ペットとの生活でちょっと気になることを聞ける場所」です。

 質問にはフィルウ
【犬猫】スタッフ総動員!でお答えします。
  FILOU Q&Aのブログ
 
 現在質問を募集中です♪ご質問はこちらからどうぞ!
  http://www.filou.jp/contact_qanda/index.html
 

****************************


それでは、長く続いた連載(?)も本日が最後です。
もうしばらくお付き合いください。


今回は、③代謝をアップする食事をテーマに更新を行いたいと思います。

「代謝をアップすることは体温を上げることにつながる」、と、先日もお伝えさせて頂きました。

そう考えると、体を温める食材を選ぶことが、代謝アップの基準の一つになってきます。

 
では、具体的に体を温める食材を考えてみましょう。

●葛

葛は「葛根湯」という漢方薬にもなるくらいの食材で、血行を促進し、体を温める作用があります。
葛湯や葛練りとして単品で食すもよし、野菜スープのとろみ付けに使うもよしです。

 

●根菜類(大根、ニンジン、ゴボウ、かぶなど)

地球の内側に向かって生える野菜【根菜類】は、体を温め、排泄を促す作用があるといわれます。
(ただし、この考え方は現代栄養学ではなく、陰陽説による考え方になります)

また、根菜類は食材そのものの力だけでなく火を通して食することが多いので、
調理方法も体を温めるには適している方法といえるでしょう。

その時期に手に入りやすい根菜を、できれば皮ごと利用できるとよいですね。

●しょうが

実は葛根湯にも含まれる漢方成分のひとつで、体を温める作用があります。

 人間が摂取する場合には、摂取すると体温が上がり発汗効果が高まり、
 その発汗作用により体を冷やすため、分類上では
【極陰】の食材とされます。
 が、犬猫では全身から発汗する仕組みがないため、熱を下げる効果が弱く
 陽性効果が出やすくなってしまうことが考えられます。
 与える量は、様子を見ながら増減するようにしてください。

少量でも充分に体を温める効果は期待出来ますので、
しょうがの絞り汁を2、3滴食事や飲み水に加える程度で十分だと思います。

●発酵食品(お味噌や納豆、テンペ、ヨーグルト、麹で作った甘酒など)

微生物を発酵させて作った発酵食品も、腸内菌を活性化させ、代謝を活性化し体を温めます。
手作りごはんに使ってもよし、単品で与えてもよし、うまく活用しましょう。


食材とは離れますが、代謝を活性化させる上でしっかり摂取したいのはビタミンやミネラル。

ビタミンやミネラルが欠乏すると、それらをエネルギー源とする細胞がスムーズに活動出来なくなり、
結果、代謝が鈍ってしまう原因となります。

ビタミンやミネラルは野菜や海草、全粒穀物から取り入れることができますから、
根菜に限らずいろんな野菜を組み合わせてごはんを作っていただくとよいと思います。

特にビタミンCやビタミンEには、血行を活性化する効果があるので、
毎日【適量】を摂取できるとよいですね。

●ビタミンEを豊富に含むのはナッツ類や豆類。
 ※ただし、これらは油分も多いので、食べ過ぎは要注意です!膵炎の原因になります。

●ビタミンCは主に野菜や果物に含まれ、肉類や穀物にはあまり含まれません。
 ※ビタミンCは熱や空気に弱くデリケートなビタミンなので、調理後はなるべく早く食べるように
  心がけることも大切です。

また、なにがなんでも食材から栄養を補給する!
と頑張りすぎなくても、サプリメントとして補給するという手段もありです。

ただ、その際にはビタミンEやビタミンC単独のサプリメントよりも、
マルチビタミンやミネラルを含んだ総合的なサプリメントが望ましいでしょう。
 ※特にビタミンEは脂溶性のビタミンのため、過剰摂取はNGです。

以上、ざっとKONTANIが思いつく限り、体を温める食材をピックアップしてみました。
 

 
最後になりますが、簡単レシピをひとつ。
・ 大根おろし         適量

・ キュウリのすりおろし  適量

・ ショウガの絞り汁   2〜3滴
・ しらすまたは煮干し   適量
・ 炊きたてごはん      適量

上記のものをブレンドするのみ。
(写真をおみせできないのが残念です)
火すら使わない超手抜きごはんです。

毎食上記の食事となってしまっては困りますが、こんな手抜き食もありですよ、
というひとつの例として見て頂ければと思います。


さて、「腎機能低下時に心がけるケアについて」。
たいそう長編になってしまいましたが、このシリーズでお伝えしてきた内容は、実は
腎機能低下時のみでなく、普段から健康を維持するために取組んでいただきたいこと
ばかりだなぁと、書き上げて感じました。
「水分摂取を心がける」

「悪いものはなるべく体に入れないor入れても出す」

「代謝を活性化させる(体温をあげる)」

手作りごはんをベースにお話ししてしまいましたが、決して手作りでなければならない、と
お伝えしたつもりはありません。

日々のケアで大切なことは、「長く続けられること」です。
無理なく、ストレスなく、長く続けられる方法を探して頂ければと思います。

なが〜い連載(?)におつきあい頂きまして、本当にありがとうございました。

それでは本日はこれで失礼致します。



今日もご覧になっていただきありがとうございました。

 

人気ブログランキング
Photo
  

 

現在528位!ランキングに入っている意味があるのか?と悩みます。

hairsalonフィルウのトリミング風景です♪
 → 三毛猫 花の トリミング レポート

restaurantフィルウ特製手作りごはんのブログはこちら♪
 → ペットホテル フィルウの特製手作りごはん

★☆【フィルウ】手作り食 と 自然療法 の 動物病院☆★ 

|

リメイク31〜腎機能低下時に心がけるケアについて No4〜

こんにちは、KONTANIです。

今日はお知らせがいくつかあります。

まずは、ひとつめ!
2月21日発売のPETIO「ペット用シリコン食器」の付属レシピ、私が担当させていただきました!
調理後、そのまま食器として利用できるすぐれものです。
最近は、食育入門講座の調理実習時にも利用しています。

なかなか好評なんですよ♪

詳しくはこちらのページでご覧いただけます。
フィルウHP:http://www.filou.jp/news/petio.html
PETIOさんHP:http://www.petio.com/miam_miam/

 

ふたつめ!
2月10日発売の学研出版「うちのねこの気持ちがわかる本」に、
我がお店の花ちゃんと太郎くんが、看板猫として紹介されました!

プロの方の撮影のおかげで、
いつも以上に
美猫の花ちゃんと太郎くんを見ることができます。

え?親バカ?欲目?
いえいえ、親バカかどうかはぜひ雑誌を手にとってご確認ください♪

詳細はこちらでもご確認いただけます。
http://www.filou.jp/news/120214.html


みっつめ!
FILOUの新しいブログを立ち上げました。
ブログのコンセプトは
「専門家に聞くほどではないけれど、ペットとの生活でちょっと気になることを聞ける場所」です。

質問にはフィルウ【犬猫】スタッフ総動員!でお答えします。
FILOU Q&Aのブログ

 
現在質問を募集中です♪

ご質問はこちらのフォームからお受けしています。
http://www.filou.jp/contact_qanda/index.html

ご質問をお待ちしています!


※「獣医師KONTANIの一問一答」は、引き続きリメイクのみの更新を行わせていただき、
 新規のご質問はお受けしておりませんのでご了承ください。

お知らせは以上です。
それではブログのほうに移りますね。
 

さて、4回目にしてやっと「腎臓にやさしい食事」の本題までたどりつく事ができました。


本日は、腎臓が弱っているときに摂るとよい食材について触れてみたいと思いますが…
その前に、ブログを毎回読んでくださっている皆様はもうご理解頂けていると思いますが、
念のため、再確認させて頂きたいことをお伝え致します。

食事はあくまで病気に立ち向かうための「サポート」をするものであり、
病気を治すものではありません

「●●を摂取したら腎臓が良くなる!腎不全が治る!」という食材や調理法はないですし、
「腎臓に良いといわれている▲▲を食べさせても、数値が改善しない」などということもざらにあります。
 

残念ながら、食事で全ての問題が解決するわけではありません

ですが、食事を変えることで改善する問題があるのは確かです。


食事だけで病気が改善することが一番ですが、
食事だけですべてが解決できるはずと考えてしまうと間違ってしまうことがあります。

それを間違えないように支えていくのが、私の仕事になるわけですが…
なかなか文章で伝えきれないのが、文章力のなさ、もどかしいところです。
 

さて、それでは前回のブログでお伝えした
「kONTANI が考える、腎不全時に心がけたい食事」についてお伝えしたいと思います。

① 水分がたっぷり含まれている食事

② 毒物・老廃物をなるべく含まない食事

③ 代謝をアップする食事


 
それでは順番にいきましょう。
まず①から。

①水分がたっぷり含まれている食事
老廃物をどんどん排泄するために、たっぷりの水分を補給することが大切です。

おじややスープのように、食事そのものにたくさんの水分を含む調理法は積極的に取り入れるとよいでしょう。

また、せっかく水分を補給するなら、
野菜等の食材に含まれている水分を利用しないのはなんとももったいない!です。

大根、キュウリ、なす、トマト、冬瓜などが、水分の多い野菜として有名ですね。
りんごやスイカなどの果物(厳密にいえばスイカは野菜ですが)もよいと思います。


それらのみずみずしいお野菜を、弱火で蒸し煮にして
しみ出たお汁ごといただくもよし。
大根などはすりおろして、トマトやきゅうりはそのまま与えてもよしです。
※ただし、トマトやきゅうりなどの夏野菜は、身体を冷やす効果が強いですから
  温かいごはんに混ぜ合わせるなど、冷えない工夫は取り入れるとよいでしょう。



また、水分を摂取しつつ、利尿効果が高い食材も利用していただくと良いかもしれません。
・きゅうりや冬瓜などの瓜科のお野菜

・ハトムギ(実でもお茶でも)

・小豆(煮汁も捨てずに使うのがポイントです!)
・しょうが

などが利尿効果の高い食材としては有名です。

全部を食事に加える必要はもちろんありませんので、手に入りやすいものを選んで利用してみてください。


 
②毒物・老廃物をなるべく含まない食事

これは、頭ではわかっているけど、なかなか実行に移すのが難しいことだったりします。

現代の世の中で、すべての添加物や重金属を避けて生活することは困難です。
ただ、それを踏まえた上で、避けられるものは避けていくとよいでしょう。

たとえば、明らかに色づけされていたり、人工的な臭いが強い加工食品は控えた方がよいでしょう。

また、農薬も、現代社会において完全に排除することはできないだろうと考えていますが、たとえば有機無農薬野菜が手に入らなかったとしても、
・皮をむいて調理する
・キャベツ等は外側の葉っぱを何枚か使わない
・調理前にしっかりと流水で洗う
・一度茹でこぼす

などの処理をすることで、付着農薬、残留農薬はある程度排除できるでしょう。

病原体汚染に関しては、高熱処理をすることで、汚染を少なくすることができます。
 

とはいっても、上記の方法で100%の有害物質の排除はできるわけではありませんし、
さまざまな理由で上記の事柄を実践するのも難しいという方もいらっしゃるかもしれません。
金銭的にできることが限られてしまったり、時間的にできることが限られてしまったり、
環境的にできることが限られてしまったり…
 

できなければできないことも受け入れ、許容してください。
無理をしてなにかを続けるということは、とてもとても大変ですし、ストレスになります。
飼い主様が強いストレスを持つことは、ペットにとってよいものではありません。
そのストレスがペットにとって「この子のためにこんなに頑張っているのに」とプレッシャーになることもあります。

【できる範囲でできることを実践する、無理をしない、がんばりすぎない】
という意識が持てるかどうかは、実はとても大切なことだと思いますよ。

 

さて、ここまでだけでもずいぶん長い文章になってしまいましたので、
③代謝をアップする食事
…は次回とさせて頂こうと思います。

なるべく早く更新できるようにがんばりますので、応援どうぞよろしくお願いします!
それでは本日はこれにて失礼致します。

今日もご覧になっていただきありがとうございました。

 

人気ブログランキング
Photo
  

 

 
↑皆様のおかげで2/20は477位♪
 もうしばらく頑張りますのでポチッと応援お願いします!

 

hairsalonフィルウのトリミング風景です♪
 → 三毛猫 花の トリミング レポート

restaurantフィルウ特製手作りごはんのブログはこちら♪
 → ペットホテル フィルウの特製手作りごはん

★☆【フィルウ】手作り食 と 自然療法 の 動物病院☆★ 

|

リメイク31〜腎機能低下時に心がけるケアについて No3〜

こんにちは、KONTANIです。

1月末から2月頭にかけて、お店のお休みをいただきました。
たくさんの方にご迷惑をおかけしながら何をしていたかと申しますと、
避暑ならぬ避寒の意味合いもあり、そして、移住した友人に久しぶりに会うために、
沖縄県宮古島市に行ってまいりました。

それにしても宮古島現地の皆様には
「なんでよりにもよってこんな時期にきちゃったの?」
と言われました(汗)

わざわざ一番気温の低い2月を選んでくるなんて、
(宮古としては)寒いし、海にも潜れないし、「??」と思うようです。

でも、私としては、2月でも宮古島の魅力を感じるには充分でした。
むしろ、2月でこれだけの魅力を感じられるんだったら、
「ハイシーズンの宮古島の魅力はどれだけのものなんだろう」
と期待してウキウキしてしまいます。

 
今回は、宮古に移住した友人に会うことを一番の目的としていきましたが、
いつか、素晴らしい季節の宮古を感じるためにも足を運びたいと思います。
 

ちなみに、宮古島でもたくさんの犬と猫をみました。
宮古島のさらに離島に行くと、たくさんの猫たちがひなたぼっこしています。
暖かくて穏やかなこの場所は、猫にとっての楽園かもしれないなぁと思います。

ワンコはミックス犬が多くて、あの子は何犬と何犬のミックスだろう?
と想像するのがとっても楽しかったです(むしろ職業病かもですね…汗)。

時間がなくて、琉球犬を見に行くことが出来なかったのが心残りですが、
次回のお楽しみということで楽しみにとっておきたいと思います^^


それではブログに移りたいと思います。

前回のブログでは、
腎臓への血流量を上げるために水分たっぷりのごはんがとても効果的!
というお話をさせて頂き、
更にそれ以外にも腎臓への血流量を上げる、
つまりろ過機能をサポートするために大切なことがありますよ〜!
という部分で終了とさせていただいていました。

本日はその続きから入っていきたいと思います。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・

水分を摂取することはとても大切ですが、
腎臓への血液量をあげるための行為として、その他にも大切なことがあります。

それは体温を上げることです。


体温が上がるということは、代謝が活性化するということ。
代謝が活性化するということは、体の血流の流れが良くなるということですから、
もちろん腎臓への血液量も増えます。

体温をあげるためには
1)運動する(能動的な体温上昇)
2)加温する(受動的な体温上昇)

の2つの方法があります。

ある程度体力のある子であれば、1)の運動による代謝アップをおすすめしますが、
体力がない子だったり、心臓にトラブルを抱えている場合等は運動が適さない場合もありますので、
その場合には2)の環境的な加温(保温)がよいでしょう。
(お風呂、マッサージ、ゆたんぽなど)

お風呂は嫌がるけど、足浴ならできるという子もいますし、

蒸しタオルを背中(腎臓付近)に当ててみるのもよいかもしれません。

手足先や背骨の脇をマッサージして頂くだけでも、血流は活発になります。

湯たんぽやカイロなどを使って、ベッドやクッションを温めるのもよいでしょう。


余談ですが…
いろんな病気の子たちをみせて頂くのが私の仕事な訳ですが、

実際に状態が悪い子は、(腎不全に限らず)手先足先が冷えていることが多いです。
手足先が冷えているということは、
末端まで血液が行き渡っていないことを意味します。

血液は、酸素や栄養素などを体の各所に運ぶ運搬の役割も担っています。
つまり、血液が通っていない場所には、酸素や栄養素は運べないわけです。
そうすると、どんなに栄養豊富な食事を与えても、大量のサプリメントを与えても、
血流が滞り、弱っている部分に運べない状態になってしまっていると、
それらを生かすことができないわけですから、とてももったいないことですよね。

体温を上げ、代謝を活性化させ、たくさんの血液を腎臓(を含めた体中)に送る
ということを、水分補給とともに意識して頂ければと思います。


さてさて、3回に渡っての前置きになってしまいましたが、

やっと最初の質問に戻ってこれました。

「腎不全の時にはどんな食事を心がければよいのか?」

3回ブログを読んでくださった方々にはなんとなくわかって頂けたかと思います。
KONTANIが考える、腎不全の時に心がけたい食事…
それは

① 水分がたっぷり含まれている食事

② 毒物・老廃物をなるべく含まない食事

③ 代謝をアップする食事

です。

食材やレシピはそれほど重要ではありません。
要は、上記の3つのポイントを考慮しながら食事を作る事が大切だと言う事です。

例えば、①であれば、

ドライフードにたっぷりのお水やスープをかけふやかして与える、でも良いです。
手作りごはんであれば、炒めたごはんよりはおじややスープの方が良いですね。

②であれば、
有機野菜を選んでみたり、おやつは自家製にしてみたりすることで
老廃物の摂取が少なくなるでしょう。

③であれば、
さめた食事よりも、加温した食事は体を温め、代謝をアップしてくれます。
もちろん、ある程度体力がある子であれば、食事だけではなく、
ゆっくりではなく少し急ぎ足でのお散歩をして体を使うことも取り入れましょう。

 

もちろん、どの要点に関しましても、

もっと掘り下げていく事も突き詰めていく事もできると思います。

それは飼主様のできる範囲内で実践して頂ければ十分です。

決して「無理をして実践する」ことはお勧めしません!
1日2日で辞めてしまうことではなく、
1ヶ月〜半年〜1年と、長く続けられるケアを実践してください。


  

では、本日はココまでとしまして…

次回はあえて具体的な食材にも触れてみたいと思います。
それでは本日はこれにて失礼致します。

今日もご覧になっていただきありがとうございました。

 

人気ブログランキング
Photo
  

 

 
↑皆様のおかげで2/10は507位♪
 まだまだ頑張りますのでポチッと応援お願いします!

 

hairsalonフィルウのトリミング風景です♪
 → 三毛猫 花の トリミング レポート

restaurantフィルウ特製手作りごはんのブログはこちら♪
 → ペットホテル フィルウの特製手作りごはん

★☆【フィルウ】手作り食 と 自然療法 の 動物病院☆★ 

|

リメイク31〜腎機能低下時に心がけるケアについて No2〜

こんにちは、KONTANIです。
先日の大雪の時は、みなさま大丈夫でしたでしょうか?
私は見事にアイスバーンと化した場所ですってんころりん、転びまして、
脊椎がつぶれてしまったと本気で心配するくらいしばらく痛かったです。
皆様も、どうぞお気をつけ下さい。

さて、先日(といっても一週間以上前ですが・汗)、
2012年初の食育入門講座を開催致しました。
4名の方にご参加頂き、楽しく講座を勧めさせて頂くことができました。

食育入門講座では、参加した皆様の体験談をシェアして頂いたり、様々なご質問を頂くことによって
私自身の知識や語彙も広がっていき、とても有意義な時間を過ごさせて頂いています。

また、飼主様同士でも、手作りごはんを含めたペットでの苦労話をされていたりして
「なかなか食事について話を出来る人がいなくて〜」と、講座をきっかけに仲良くなって
その後もご連絡を取り合うようになってしまわれた方もいらっしゃいます。

食事に関わらず、意識を共有出来る方が傍にいるというのは、とても大切ですよね。
 

今年も、自分にとっても飼主様にとってもプラスとなる場として活用すべく、
月に1度のペースで入門講座を開催させて頂こうと思っておりますが、
「月に1度の開催だと予定が合いません!」
とお叱りを受けてしまうこともしばしばあります(汗)。

その場合、お二人以上でお申し込み頂けます場合には
ご希望のお日にち,お時間帯で講座を開催させて頂くことが可能ですので、ご遠慮なく仰ってください。
(※ただし、診察の予定等により、ご希望に添えない場合もございます)

 

 = = = = = = = お知らせです = = = = = = = = =  

   1/30(月)から2/3(金)までお休みを頂きます。
   詳細はHPをご覧下さい。
   http://www.filou.jp/news/111215.html

 = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =  


それでは!
今回はそれほどお待たせせずに更新ができました、
一問一答ブログに移りたいと思います。
 

前回は
「腎機能低下が生じているペットに対して、 
 食事を含めてどのようにサポートすることができると思いますか?」

という部分で終了とさせて頂いておりました。

簡単に前回の復習を致しますと、
腎臓は尿を製造する場所であり、尿を通して体内の老廃物/毒物を排泄するための

役割を持つ臓器です。



腎臓の機能が低下すると、老廃物が体外に排泄される量が低下することになり、

体の中に老廃物がたまりやすい状態となる、ということです。

そして、老廃物の溜まり具合によって、生命活動に様々な支障が生じてくるわけですね。

そのように理解をすると、腎機能低下が起きているペットに対しては、

その程度の大きい小さいこそはありますが、
いかに老廃物を体内にため込まないかが重要になってきます。


そのために、
1)そもそも老廃物になりやすい食材の摂取を控える

2)水分を摂取することで、尿からの老廃物の排泄量を増やし、蓄積量を減らす
3)代謝をあげ、腎臓に血流を回しやすくする事で腎臓が働きやすい環境を作る

ことを生活の中で実践していくことが大切になります。

この中でまず実践していただきたいなと思うのは
2)の水分摂取量を増やす事で老廃物の排泄を促すこと
です。

点滴なども、水分補給のひとつの方法ではありますが、
いかんせん、

病院に通わなければできないことを日々実践するのは人にとってもペットにとっても大変です。

軽度の症状であるなら点滴以外の方法で水分の補給を行うよう心がけるべきでしょう。

 
では具体的にどのような方法で水分摂取を増やすのか?という部分ですが…


単純に「水を飲んで」と言って飲んでくれるなら良いのですが、

そんなに簡単ではないことがほとんどだと思いますので、
水として摂取させるよりも
食事に水分をたくさん含ませて摂取させるとよいでしょう。


ドライフードをふやかして与えてみるのもよし、

ウェットフードにぬるま湯を足してスープのようにしてみたりするもよし。

お肉や野菜を煮て作ったスープを水分補給として食間に与えるのもよしです。

もちろん!

手作り食で水分たっぷりのおじややスープごはんを作ることもよしです。


そして、経口の水分摂取量を増すことができた後に、もうひとつ実践して頂きたいことがあります。

それは、
摂取した水分をスムーズに腎臓への血流として循環させることです。


では、そのためにできる事はなんでしょうか……?

 

ということで、本日はまたここまででおしまいとさせて頂きます!

続きはまた次回です!今日もご覧になっていただきありがとうございました。

 

人気ブログランキング
Photo
  

 

 
↑現在575位(汗)、もちっと頑張りますのでポチッと応援お願いします!

 

hairsalonフィルウのトリミング風景です♪
 → 三毛猫 花の トリミング レポート

restaurantフィルウ特製手作りごはんのブログはこちら♪
 → ペットホテル フィルウの特製手作りごはん

★☆【フィルウ】手作り食 と 自然療法 の 動物病院☆★ 

|

«リメイク31〜腎機能低下時に心がけるケアについて No1〜